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読者の声

月刊『労働運動』34頁(0290号10/01)(2014/05/01)



 読者の声
 

 

 

 青年の決起に私たちの飛躍が問われる
東京労組交流センター第19回総会は、交流センター2014年の飛躍に向けて重要な総会になったと思います。
 国鉄闘争、都知事選をはじめとする闘いの地平の大きさと、正規・非正規を問わず解雇攻撃が吹き荒れている中、青年労働者が続々と決起してくる情勢、チャンスの到来を実感しました。
 その一方で思ったことは、私たちの方が、まだまだ今のままではいけないのではないかということです。
 総会に登場した八王子西郵便局の青年の決起、関東の教育労働者の「自主退職で終わりたくない」という決起、青年が半端ではない悔しさと怒りに燃えて決起してくるときに、私たちが怒りを共にして闘うという態度を曖昧にしたならば、たちまち青年に見限られてしまうでしょう。
 私たちが彼らに対して恥ずかしくない闘いをしなければいけないし、交流センターの組織拡大に向けて、飛躍がかかっていると思います。
 東交の職場では、都バスの終夜運行開始、地下鉄終車延長、「経営計画2013」3ヵ年計画での外注化の拡大などによる100名削減、さらに駅の組織改変による組合破壊攻撃など、組合本部が絶対反対で闘わない中で、労働条件も安全も崩壊しようとしています。JR尼崎事故、川崎駅事故がいつ都営交通の現場で起きてもおかしくありません。
 職場・組合権力を取る目的意識性で最高裁10万筆署名を集めきり、組織拡大・拠点建設へ闘っていきたいと思います。
    (東交青年労働者)


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編集後記
インタビューで、動労千葉の青年の話を聞いて、外注化はなによりも青年の未来への希望を奪う精神的不安が大きいこと、だからこそ外注化阻止へ仲間をつくり組織拡大するという意欲を実感した。(S)