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■地平線 住宅追い出し強制執行 許すな!

月刊『労働運動』34頁(0294号11/01)(2014/09/01)

■地平線 ○住宅追い出し強制執行 許すな!

○住宅追い出し強制執行 許すな!
○地区協を打倒し、ムラの団結を作りなおそう!
○9・21 全国から西郡に結集しよう!

全国水平同盟西郡支部

 本日、私たちは、8月20日から始まる住宅追い出し強制執行を絶対許しません。そして供託者8家族は、誰もこの西郡を離れません。7月31日の警察権力はじめ200人の襲撃、そしてこの真夏の炎天下に「19日間で出ていけ」という抜き打ちの強制執行攻撃も、誰一人として屈服させることは出来ませんでした。追いつめられ凶暴化し、危機に陥っているのは敵の側、国・安倍政権と八尾市の方です。
 住宅闘争の原点は、衣食住すべてを奪われてきた労働者の生きさせろの闘いです。何よりも、私たち部落民自身が、分断され最底辺におかれた労働者そのものです。新自由主義の10割非正規職化攻撃と一体で、労働者を路頭へ叩き出す強制執行攻撃は、絶対に許せません。
 私たちの住宅闘争、八尾北・西郡の闘いは、更地化攻撃を暴き出し、絶対非和解の国・八尾市の正体を暴きだしました。8家族に対する、人を人とも思わぬ強制執行攻撃は、7月1日の安倍内閣による集団的自衛権行使容認と完全に一つです。「7・1」は、「戦争だけは絶対ダメだ」と言う労働者人民の逆鱗に触れ、巨万の労働者階級が闘いに立ち上がっています。
 一人の人間に「現状を根底から変える」というやむにやまれぬ怒りと闘いの火が宿ったとき、すでに現実はかわっている。その決意がひろがり、団結が作られていけば歴史は動く。そういう時代が始まっています。西郡支部・8家族は、全員その先頭に立っています。勝ったのは我々です!  団結を西郡、八尾市、現業、全国に広げ、すべてを奪い返そう!
 長い間、私たちは解放同盟本部派・地区協によって「部落民は労働者ではない」と思い込まされ、団結できなくされてきました。これに対し西郡住宅闘争は絶対反対の闘いを貫き、階級的団結を拡大してきました。利権、見返り、口利きでムラを分断しバラバラにしてきた地区協を打倒し、闘う労働組合の建設を軸に、ムラの団結を作りなおそう。
 国鉄闘争を基軸に、非正規職撤廃・住宅闘争勝利を強力な武器にして、無数の労働組合を作りだそう。そして全国水平同盟の大きな支部を建設しよう。
 その団結した力で、「人の命よりも金もうけ」の新自由主義のこの世の中をすべてひっくり返し、住宅も医療・福祉も教育も・・・すべてを奪い返そう。
 民営化・首切りとの決戦に入った八尾市現業に、闘いの旗を立てよう。全国水平同盟西郡支部はその最先頭で闘います。
 西郡のみなさん、全国の労働者、労働組合のみなさん。住宅闘争勝利と安倍内閣打倒をかかげ、9月21日、西郡に結集して闘いましよう。
 2014年8月20日