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自治体労働者部会からの11・2集会アピール

月刊『労働運動』34頁(0295号02/03 )(2014/10/01)



自治体労働者部会からの11・2集会アピール


特集 戦争と民営化の安倍打倒! 11・2労働者集会へ
自治体労働者部会からの11・2集会アピール

階級の分岐と党派闘争の時代だ。

11・2日比谷野音へ

7・1情勢下、現場からの決起が始まった
 「7・1集団的自衛権行使容認の閣議決定」は確実に日本の全労働者の怒りの的になり始めた。その怒りを体感しているのは決して交流センターの会員だけではない。
 8月9日長崎で安倍首相を目の前にして「暴挙」と喝破した城臺さんの決起と8・17日比谷公会堂の1830名の集会は、闘いの広範な決起と勝利の展望を指し示した。
 7・1情勢下、我が部会は、7・11の自治労全国保育集会を皮切りに、現業総会、女性部総会、定期大会とそのすべての場に全力登場し、国鉄署名を集め、新自由主義・外注化・民営化・非正規化反対を訴えてきた。この間集約された1000筆の国鉄署名は、現場組合員が国鉄労働者を勝たせたいという一途さと、闘うものに対する称賛と組合員自身の闘いの決意そのものだ。国会前・反原発の闘いを含め、さらに多くの人々が闘いに参加し始めたということだ。

今こそチャンスだ

 「集団的自衛権の行使容認」反対で、自治労本部は、「1000人委員会」等で一部の闘いにして、現場の闘いを分断しようとしている。しかし既に現場労働者は気付いている。全ては組合員自身の闘いが必要だと。
 この情勢は決定的なチャンスだ。この秋の賃金闘争の過程が跳躍台だ。7・1と対決する闘いを現場の基礎的団結から作り上げよう。このことを抜きにして賃金闘争はない。分断を許さず、戦争政策には全国スト方針で闘おう。
 9・11郡工闘争は労働運動の圧倒的展望を切り開いた。動労総連合が組合の枠を超え、郡山工場の「13人の職場の外注化阻止の闘い」を支援し、さらにあらゆる産別が階級として立ち上がり、平日にもかかわらず650人が郡山現地に駆けつけ大デモを敢行した。これは文字通り階級的労働運動として登場したということだ。

情勢は作り出せる! 11・2集会へ

 我が部会は橋下打倒闘争を、現場の闘いで勝利した。組合員を信頼し、必死に訴え拠点化を勝ち取り、「自治労統一スト方針」を現場のものとして最先頭で闘い、その結果7.8%削減の閣議決定を粉砕してきた。
 9・11郡山には再任用裁判、入れ墨問題、人事評価、保育事故等、全国の最先頭で闘う部会員の姿があった。すべての職場から主流派として登場してきた。情勢は作り出せるのだ。
 自治労本部打倒の主流派として職場に登場しよう。階級の分岐と党派の選択の時代だ。全国交流センター自治体労働者部会として全力で11・2日比谷野音に決起しよう。