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教育労働者部会からの11・2集会アピール

月刊『労働運動』34頁(0295号02/04)(2014/10/01)



教育労働者部会からの11・2集会アピール


特集 戦争と民営化の安倍打倒! 11・2労働者集会へ
教育労働者部会からの11・2集会アピール

戦争反対を本気でたたかう組合に変えよう!

戦争絶対反対!安倍打倒!に立ちあがる時が来た

いまや、「安倍打倒!」は労働者階級のスローガンだ。極右安倍政権の改憲・戦争攻撃が労働者階級全体の根底的で大衆的な規模での総反乱情勢を生み出している。
 8・9長崎平和式典での城臺美彌子さんの渾身の決起。国鉄戦線での国労郡山工場支部の外注化阻止闘争と動労総連合の青年労働者の主体的決起。教労戦線では三浦半島教組大会における体制内執行部との正面激突と団結の強化など。「7・1情勢」とは、こうした大衆的規模での大流動が、すべての労働組合と職場で起きているということだ。
戦争と教育の民営化・非正規化に反対し、動労千葉・動労水戸とともに今こそ職場から立ちあがる時だ。

安倍打倒は、体制内指導部を打倒することだ

安倍の「教育改革」とは、7・1集団的自衛権行使容認の閣議決定と一体の戦争攻撃である。「戦争をする国」への転換攻撃の核心は、労働組合の解体、日教組破壊・職場の団結破壊の攻撃だ。
 「7・1閣議決定」に対して日教組委員長は、「安倍は確信犯」「私たちが訴えねばならないのは市民です」と組合員に呼びかけた。日教組中央が職場の闘いを一切提起しないということは〝職場で闘うな〟ということだ。「教え子を再び戦場に送らない」とは、何よりも現場の組合員が職場で団結して戦争教育と闘うこと、その闘いの姿を子どもたちに見せるなかにある。
安倍は改悪教育基本法が現場の教育労働者の抵抗で実現されていないことへの強烈な危機感を露わにしている。安倍は、教育労働者の団結した闘いを恐れているのだ。
動労千葉の最高裁10万筆署名運動に、全国の高教組をはじめとする教育労働者が圧倒的な共感を示してくれている。動労千葉が絶対反対で闘っていることへの支持が広がっている。
 「戦争教育と教育の民営化絶対反対」の職場闘争で、安倍「教育改革」に立ち向かおう。戦争翼賛勢力と化した体制内指導部を現場組合員の団結で打ち倒し、国鉄決戦を基軸に新自由主義と対決する闘う労組拠点を今こそつくり出そう。

国際連帯で戦争阻止を

アメリカの労働運動も激変過程に突入している。その象徴が闘う組合権力を確立したロサンゼルス統一教組(UTLA)の闘いだ。11月集会にはUTLAを代表しセシリー・マイアトクルス首席副委員長が参加する。世界の労働者が立ちあがっている。労働者の国際連帯こそ戦争をとめる力だ。すべての教育労働者は、職場の仲間とともに11・2日比谷野外音楽堂に総結集しよう。