2014年12月アーカイブ

2014年12月 1日発行 第0297号

(写真 11・2労働者集会でJR資本の外注化攻撃を阻止する決意を表明する国鉄労働者) 月刊 労働運動 2014年12月号 目次◎労働者の目 11・2集会の大成功で「動労総連合を全国に」方針が確立! 特集 11・2全国労働者集会の報告、各地区国鉄集会の報告11・2全国労働者総決起集会に5700人が結集!11・3 労働者国際連帯集会の報告と総括 山本弘行(動労千葉国際連帯委員会)今こそ国鉄闘争全国運動を発展させよう!― 11・2労働者集会の総括 ―白井徹哉(国鉄闘争全国運動事務
月刊『労働運動』34頁(0297号00/01)(2014/12/01)



月刊 労働運動 2014年12月号 目次

■労働者の目11・2集会の大成功で「動労総連合を全国に」方針が確立!階級的労働運動派が全産別の主流派として登場しよう!小泉 義秀 常任運営委員 東京東部合同一般 5700人が結集した11・2全国労働者総決起集会は、戦争・民営化の攻撃と闘い、極右超反動の安倍政権打倒を引き寄せ、解散・総選挙に追い込んだ。階級的労働運動の力と国際連帯-訪韓闘争の新たな地平-をもって2010年代中期階級決戦へと突入した。 11・2集会は、この1年間の国鉄決戦を最基軸・最先端とする階級的労働運動の前進
月刊『労働運動』34頁(0297号01/01)(2014/12/01)



■労働者の目 11・2集会の大成功で「動労総連合を全国に」方針が確立!

 11・2全国労働者総決起集会は東京・日比谷野外音楽堂に5700人を結集して圧倒的に高揚した。集会は、1047名解雇撤回と民営化・外注化・非正規職化阻止を軸に国鉄決戦に勝利し、戦争・改憲と原発再稼働の安倍政権を打倒する熱意と決意にあふれた。韓国、アメリカ、ドイツの労働者を迎えての集会は、国境を越えた国際連帯の力を示し、全国の職場での資本との攻防が力強く報告され、階級的労働運動再生の展望が開かれた。「全国に動労総連合を」の闘いが始まった。集会後のデモは都心を揺るがし、安倍打倒
月刊『労働運動』34頁(0297号02/01)(2014/12/01)

11・2全国労働者総決起集会に5700人が結集!

11・3労働者国際連帯集会の報告と総括山本弘行(動労千葉国際連帯委員会) 11・2集会大成功の息吹の中、翌日、千葉市内で労働者国際連帯集会が300名の結集で開催された。 冒頭、主催者を代表して動労千葉・田中康宏委員長より「民営化と戦争を阻止する闘いは、今や全世界の労働者の共同の任務となった。この集会を国際連帯の着実な前進の一歩として勝ち取っていきたい」と訴えがされた。 臨場感あふれる力強い律動の後、民主労総の4人の代表者からアピールが行われた。鉄道労組のオムギリョンさんは、「
月刊『労働運動』34頁(0297号02/02)(2014/12/01)



11・3労働者国際連帯集会の報告と総括

「7・1情勢」に対して新自由主義と闘う労働運動をつくろう! 今こそ国鉄闘争全国運動を発展させよう! ― 11・2労働者集会の総括 ―白井徹哉(国鉄闘争全国運動事務局長) 関西生コン支部と港合同、動労千葉の3労組と国鉄闘争全国運動の4団体の呼びかけで11月2日、東京・日比谷野外音楽堂で全国労働者総決起集会が開催されました。16回目となる労働者集会には5700人が結集しました。さまざまな飛躍をかけて実現した集会でした。 後日、ある方から「大事なことを長年続けてくれてありがとうご
月刊『労働運動』34頁(0297号02/03)(2014/12/01)



11・2労働者集会の総括 国鉄闘争全国運動事務局長

国鉄闘争軸に地区労的陣形をつくる場となった10・3東京北部国鉄集会報告 10月3日、「労働者の団結で安倍を倒そう」北部集会を81人でかちとりました。 「9・11郡工デモ」のDVD上映と星野文昭さん奪還の「ソリダリティ」の歌に始まり、開会の挨拶を東京一般労組東京音楽大学分会の高橋浩さんが行いました。「〈戦争〉〈原発〉〈外注化・非正規化〉と安倍打倒の一点で東京北部において大きな団結を作りだそう」という発言に、どこの職場においても課題となっている民営化・外注化、非正規職化と闘う共
月刊『労働運動』34頁(0297号03/01)(2014/12/01)



10・3東京北部国鉄集会報告

国鉄闘争軸に労働組合の新しい共闘の開始10・4三重国鉄集会報告 「7・1閣議決定に労働組合はいかに向き合うか/10・4東海労働者集会」(「動労千葉を支援する会・東海」呼びかけ)を三重県津市で開催し、戦争と民営化の安倍を打倒する労働組合の新しい共闘を、国鉄闘争を軸として開始することができました。 多くの参加者が、自らの職場から労働組合を甦らせていくための立脚点を動労水戸の辻川慎一さんの講演からつかみ、東海の労働運動の大きな飛躍を誓う集会となりました。 講演に先立ち、郡山工場外
月刊『労働運動』34頁(0297号03/02)(2014/12/01)

10・4三重国鉄集会報告

国鉄を軸に職場闘争をつくりだし拠点建設へ!10・4東京三多摩国鉄集会報告 三多摩の労働者は、国鉄決戦を自らの職場の団結拡大として闘い抜いています。10月4日に八王子市内で開催した「職場の外注化・非正規化と闘おう! 三多摩労働者交流集会」は、40名の参加で熱気あふれる集会となりました。 私たちは、9・11JR郡山工場の外注化阻止闘争を全力で闘いました。JR資本と闘う仲間として、国労豊田運輸区分会の中村幸夫さんが郡山闘争へ参加を訴えるアピールを発し、分会組合員へ呼びかけました。
月刊『労働運動』34頁(0297号03/03)(2014/12/01)

10・4東京三多摩国鉄集会報告

日教組にとって代わる階級的労働組合をめざす10・4香川国鉄集会報告 11・2全国労働集会に参加しました。5700人の参加者が、「安倍倒せ」の怒りの声を上げました。 11月集会に向けて、香川においても国鉄集会を開催しました。動労西日本の山田和広書記長を講師として、約1時間の集会でした。特に、山田書記長から9・11郡山闘争等の報告を受け、参加者一同が香川に、全国に、「動労総連合を建設しよう」という思いを熱くしました。この間、8月末の早朝、通勤時の国鉄多度津工場に「9・11郡山総
月刊『労働運動』34頁(0297号03/04)(2014/12/01)

10・4香川国鉄集会報告

動労千葉、ちば合同労組、交流センターが一体で、闘う労働組合をつくり出す!10・5千葉国鉄集会報告 「パワハラや賃下げ、そしてブラック企業に対して、みんなすごく闘っていることを実感した」「国鉄決戦は労働者階級を一歩一歩獲得している」「新しい人が参加しているのを見て、われわれも変わらないといけない」・・・・・・。 11・2全国労働者総決起集会が終わっても感想や議論はとまりません。例年以上に中身の凝縮した集会でしたが、自分たちの職場や地域で組合(拠点)をつくることと、国鉄1047
月刊『労働運動』34頁(0297号03/05)(2014/12/01)

10・5千葉国鉄集会報告

東京における国鉄闘争拠点建設に一大挑戦!10・5東京南部国鉄集会報告 東京南部地区は、国鉄闘争全国運動にとっても首都東京における党派闘争の最激戦区と言える地区の一つです。だからこそ私たちは、ここ東京南部地区に国鉄闘争の拠点建設を目指す一大挑戦として、南部労組交流センターとなんぶユニオン、NAZEN品川、百万人署名運動南部、星野救援会等の団体と共に、国労新橋支部や品川区職労、理化学研究所労組、都高教、フード連合、自交総連傘下の各組合員有志が実行委員会を結成し、動労千葉の山口執
月刊『労働運動』34頁(0297号03/06)(2014/12/01)

10・5東京南部国鉄集会報告

動労西日本と自治労倉敷を結集軸に闘う10・5岡山国鉄集会報告 10月5日、岡山国際交流センターで、20人が結集し岡山労働者集会を開催しました。 集会冒頭、無実の星野文昭さん解放歌「ソリダリティ」を参加者全員で歌い、労働組合の闘いと一体で星野さんを取り戻す決意をかためました。 基調提起を、岡山大学医学部職員組合の矢田さんが行い、「7・1集団的自衛権行使容認の閣議決定を弾劾し、労働組合を甦らせて、ストライキで闘おう」「世界大恐慌の更なる深化、戦争情勢と対決し、今こそ安倍を打倒し
月刊『労働運動』34頁(0297号03/07)(2014/12/01)

10・5岡山国鉄集会報告

国鉄集会に福祉労働者はじめ青年労働者が参加10・5徳島国鉄集会報告 【はじめに】  11・2全国労働者総決起集会に徳島医療福祉労働組合が軸になって職場、地域を組織しました。全国、海外の労働者と団結して新自由主義、安倍を打倒できると確信しました。 集会は、国鉄闘争が貫かれていました。動労千葉の北嶋さん、水戸の照沼さん、西日本の山田さんなどの登壇に「動労総連合」の現実性を見た思いです。 【4・9和解を突き破り地域国鉄集会の成功】  この原動力は、国鉄闘争です。和解しておきながら、
月刊『労働運動』34頁(0297号03/08)(2014/12/01)

10・5徳島国鉄集会報告

俺たちで国鉄闘争ができる職場をつくる!10・5沖縄国鉄集会報告●労働者の「意地」示した沖縄県知事選 魂の底から怒りに燃える労働者がいる限り時代は前倒しで進む―昨年12月深々と安倍首相に頭を下げ、辺野古埋立を承認し「いい正月が迎えられる」などとうそぶいていた仲井真知事は10万票もの大差で打倒された。 11・16沖縄県知事選は「意地の選挙」だと言われる。「翁長ならやってくれる」という甘い希望があった訳ではない。「あきらめたくない」「まだ道があるはずだ」という労働者の意地を示した
月刊『労働運動』34頁(0297号03/09)(2014/12/01)

10・5沖縄国鉄集会報告

みやぎ労働者集会は画期的な前進をした!10・10宮城国鉄集会報告 みやぎ労働者集会は画期的な前進をした。 一つは運営委員会の討論で「これまでの自分たちを変えなければいけない。集会財政を一口千円で百口を集め、会場参加費を無料にしよう」という決断をした。財政をつくるために職場・地域で猛然と組織化に入った。JPの仲間は職場で10口近い賛同を集めた。新たな労組の賛同もあった。百口近い賛同が集まり、70人の仲間に参加してもらうことができた。これが7・1情勢だと実感した。 もう一つは交
月刊『労働運動』34頁(0297号03/10)(2014/12/01)

10・10宮城国鉄集会報告

国鉄闘争全国運動・新潟を結成10・11新潟国鉄集会報告 10月11日、新潟市内で「不当労働行為を許すな!国鉄1047名解雇撤回!民営化と戦争にひた走る安倍を倒そう!職場に闘う労働組合を!」というスローガンで新潟労働者集会を開催し、65人の結集で成功させた。 私たちは、動労千葉の最高裁署名を7千筆にまで押し上げた。その6割は労組の協力によるものだ。ひたむきに国鉄闘争支援の訴えを呼び掛けた成果だと思う。同時に「7・1情勢」に対する構えを労組・労働者に示す集会としてビラ7500枚
月刊『労働運動』34頁(0297号03/11)(2014/12/01)

10・11新潟国鉄集会報告

四国にも動労総連合をつくる!10・13愛媛国鉄集会報告 11・2総決起と動労総連合を全国に! 四国からも組織化を! 10月13日、松山市民会館にて、愛媛国鉄闘争集会がおこなわれました。ちょうど台風19号が四国を直撃するその日となり、鉄道、船など全交通機関が停止する悪条件でしたが、国鉄集会に初めての仲間も参加し、集会を断固やりきりました。 集会は始めに「9・11郡山闘争」DVDを上映し、改めて闘いの勝利を確認しました。 基調報告者として愛媛集会に初めて参加する予定だった動労西
月刊『労働運動』34頁(0297号03/12)(2014/12/01)

10・13愛媛国鉄集会報告

郡工の橋本さんの決意と一体で拠点攻防に責任を取りきる10・16福島国鉄集会報告 「労働運動の力で外注化と戦争を止めよう!10・16国鉄集会in郡山」は36人の結集で大成功しました。 集会は、青年の司会で、「9・11郡工闘争」のDVD上映から始まり、国労郡山工場支部の橋本光一さんが10・1外注化阻止闘争の特別報告を提起。郡山工場における業務の内容と外注化攻撃の歴史を丁寧に説明し、「現場労働者の誇り」が奪われ安全が崩壊している現状、ブラック企業TKKの実態などが話されました。と
月刊『労働運動』34頁(0297号03/13)(2014/12/01)

10・16福島国鉄集会報告

八戸に101人が結集し集会!10・17青森集会報告 10月17日夕方、青森県八戸市にて、「安倍倒そう!福島連帯・原発再稼動阻止!三八労働者集会」が開催され、地区労組を中心に101人が結集した。 「時代は労働組合の動き一つで決まることを知ってから、労働組合が今闘う方向をきちっと示していかないと大変なことになると感じています」。青年の司会で集会は始まった。 南部バス労組・間山正茂委員長が主催者あいさつ。「原発再稼動、六ヶ所再処理工場稼働、大間原発建設で核武装進める安倍政権を倒そ
月刊『労働運動』34頁(0297号03/14)(2014/12/01)

10・17青森集会報告

3労組の結集のもと320人で国鉄闘争全国運動・関西の結成を宣言!10・17関西国鉄集会報告 10月17日、大阪市港区民センターで、国鉄闘争全国運動関西準備会主催の国鉄集会が、320人の大結集で勝ち取られました。 2010年10月に国鉄全国運動関西準備会を結成して以来、4年間における関西地区生コン支部、港合同を軸にした闘いが、「7・1」情勢の中で、国鉄闘争全国運動を本格的に立ち上げを宣言する集会として勝ち取られたのです。 冒頭に、国労近畿地本の富田益行さんが基調報告を提起しま
月刊『労働運動』34頁(0297号03/15)(2014/12/01)

10・17関西国鉄集会報告

国鉄闘争で安倍打倒へ秋田集会10・19秋田国鉄集会報告 秋田では、国鉄闘争の勝利で安倍政権を打倒すべく「ともに闘う秋田の会」が主催して、当日の行動を「一日行動」として闘い取る方針で臨みました。 11時半から12時半までは、県外から結集した仲間を含めて秋田駅前通路における「10万筆署名行動」です。用意した2種類のビラ約1000枚がすべて配布され、署名は今までで最高の112筆が寄せられました。国鉄分割・民営化を経験している年代の方々は、不当労働行為責任の追及になおも闘い続けてい
月刊『労働運動』34頁(0297号03/16)(2014/12/01)

10・19秋田国鉄集会報告

金沢で初めての国鉄集会10・19北陸国鉄集会報告 北陸では、11月集会に向かって、新たな闘いの拠点を金沢につくろうと決意し、10月19日、石川県金沢市内で北陸国鉄集会を元国鉄労働者を先頭に20人の結集でかちとりました。 集会は「9・11郡山闘争と10・1動労千葉スト」のDVD上映のあと、動労千葉長田敏之書記長から特別アピール。長田書記長は、「闘う労働組合を甦らせようと訴えている唯一の集会がこの11・2労働者集会だ」と11・2への総決起を訴え、国鉄分割・民営化から今日の外注化
月刊『労働運動』34頁(0297号03/17)(2014/12/01)

10・19北陸国鉄集会報告

「国労に未来はない、動労総連合を全国につくろう」と訴えた!10・19福岡国鉄集会報告 福岡市内で国鉄闘争全国運動・九州主催で「戦争・民営化と闘う福岡労働者集会」を開催しました。11月労働者総決起集会に向かって時代認識と国鉄・反原発・星野奪還を正面課題として提起し、総決起を訴えました。 集会は2部構成で司会は青年が担当し、集会に先立って「9・11郡山闘争」を上映し、「星野文昭さんを取り戻そう」と「ソリダリティ」を合唱して集会に勢いがつきました。 最初に主催者挨拶を竹内良夫代表
月刊『労働運動』34頁(0297号03/18)(2014/12/01)

10・19福岡国鉄集会報告

鈴コン9・30勝利和解の持つ意味 小泉義秀(東京労働組合交流センター事務局長) 9・30に鈴コン分会は、解雇撤回・原職復帰の大勝利を勝ち取りました。これは形式的には高裁での和解ですが、内容は完全勝利判決以上の意味を持っています。なぜなら勝利判決を勝ち取ったとしても鈴木資本が判決を認めず最高裁に上告し、更に職場復帰を永遠に拒み、偽装倒産攻撃を仕掛けてくる可能性もあったからです。しかしこの和解はそれらの攻撃すべてを粉砕したのです。その意味でこの和解はこれまでの幾多の裁判や労働委員
月刊『労働運動』34頁(0297号04/01)(2014/12/01)

労働組合運動の基礎知識 第2回

■闘う合同・一般労組鈴コン闘争は新たな出発をします11・17鈴コン分会職場復帰! ついに勝利者として職場復帰する日が来ました! 11月17日の朝、東京都板橋区舟渡の鈴木コンクリート工業の工場前に、東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会の内尾稔分会長、吉本伸幸書記長、鈴木善弘会計の3人が、新たに貸与された会社の作業服に組合腕章を付け、胸を張って登場しました。 3年前の解雇を完全撤回させてついに原職復帰を果たしたのです。職場と全国の仲間の団結の力と国鉄決戦の展望を示して社前正
月刊『労働運動』34頁(0297号05/01)(2014/12/01)

■闘う合同・一般労組 11・17鈴コン分会職場復帰!

千葉の女性は元気! 「労働組合運動を通して女性の解放を!」千葉労組交流センター女性部 鈴木 弘美 「こんばんはー」皆元気かなぁ、体調を崩している人はいないかなぁと思いながらドアを開けます。いつもの顔が揃っているとホッとします。近況報告など雑談から始まるのが千葉労組交流センター女性部(準)の集まりです。月に一度、職場や地域の闘いの報告と学習を中心にやっています。話が脱線して学習会が進まなかったり、職場の報告を聞いてもすぐ一緒に行動が出来なかったりもしますが、女性が定期的に集まる
月刊『労働運動』34頁(0297号06/01)(2014/12/01)

■ひめじょおん――女性部から

戦後労働運動史の中から 第18回1954年日鋼室蘭争議(1) 尼崎製鋼争議がまだ終結しない1954年6月17日、日本製鋼所室蘭製作所で900人の人員整理案が出されました。全従業員の4分の1に当る人数です。 日鋼室蘭は1907年創立の日本有数の軍需工場、戦艦武蔵・大和の備砲製作で有名です。1917年に大争議がありますが、その後は運動が絶え、戦後作られた組合も穏和で、49年、同じ日本製鋼所の広島工場の大量首切り反対争議でも少しも動かなかった程です。従業員はほとんど地元出身で地縁意
月刊『労働運動』34頁(0297号07/01)(2014/12/01)

戦後労働運動史の中から 第18回 1954年日鋼室蘭争議(1)

■地平線イラク・シリアへの空爆反対! 安倍の参戦許すな!10・21国際反戦闘争の新たな出発点築く飯田英貴(全国労組交流センター事務局長) 10月21日夕方、全国労組交流センターは全学連と共に「イラク・シリアへの空爆反対! 安倍の参戦を許すな!国際反戦デモ」を呼びかけ、320人の結集で渋谷の街を席巻する大デモを闘いました。■戦争生む社会を変える闘い 10・21闘争はイラク・シリア空爆に対して真正面から反対を掲げ、労働者・労働組合が立ち上がったデモです。 オバマ大統領は「イスラ
月刊『労働運動』34頁(0297号08/01)(2014/12/01)

■地平線 10・21国際反戦闘争の新たな出発点築く

富田益行さんを追悼する武谷新吾氏(関西生コン支部書記次長) 国鉄闘争全国運動関西の先頭に立ってきた富田益行さんが10月29日に亡くなられたことに心から哀悼の意を表します。大阪で開催した10・17集会で新たな方針を提起した矢先のことであり、本当に残念です。富田さんの献身的な運動の成果を引き継ぎ発展させ、国鉄闘争完全勝利、闘う労組のネットワークを強く大きくすることを宣言します。(11・2集会の発言)----------------------------------------
月刊『労働運動』34頁(0297号09/01)(2014/12/01)

富田益行さんを追悼する 武谷新吾氏(関西生コン支部書記次長)

いわき合同ユニオン解雇撤回行動 10・31福島10月31日、いわき合同ユニオンは、福島県いわき市常磐湯本に工場のある有機合成薬品工業株式会社に対し、青年労働者A君の解雇撤回を求める抗議行動に立った。今年大学を卒業し4月から常磐工場で働き始めたA君は、一生懸命仕事に励んできた。しかし、パワハラで解雇を通告してきたのだ。 11・12京都大学で300人の抗議集会 11・12京都11月12日正午から「京都府警は謝罪しろ!3学生を今すぐ釈放しろ!全学緊急抗議行動」が開催され300人が
月刊『労働運動』34頁(0297号10/01)(2014/12/01)

Photo Document 2014年10~11月