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■JR3月ダイ改阻止へストライキ決起!

月刊『労働運動』34頁(0301号02/04)(2015/04/01)


■JR3月ダイ改阻止へストライキ決起!

動労水戸が3月ダイ改阻止でストライキに決起!
勤務の全乗務員がストライキに入った

 3月14日のJRによるダイヤ改定の強行に対して、動労水戸は14日と15日に勤務に入っている乗務員11人がストライキに決起した。そして、14日には大子駅の近くにある水郡線営業所運輸科、勝田運輸区、水戸運輸区の3カ所の門前を順番に回り街宣を行った。街宣活動にはスト対象者と勤務に入っていない組合員、宇都宮や福島からの支援の仲間が結集し、総勢20人が参加した。
 水郡線営業所運輸科の前に集まった動労水戸組合員と支援の仲間は、運輸科で働く仲間に向けて訴えた。マイクを持った石井真一委員長は、このストライキはJRがかけてきている大攻撃に対する反撃の始まりだと宣言した。「このダイ改はさらなるすさまじい労働強化、業務の外注化をもたらす。MTS(水戸鉄道サービス)では業務の説明をまともにできなくても、結果だけを押し付けてくる。また、JRで60歳定年を迎えた労働者のエルダーの雇用先としても不足している。国鉄分割・民営化の破綻は北海道や貨物、九州の現実を見れば明らかだ」とJRを弾劾した。
 昨年末に東労組と決別して動労水戸に加入しライフサイクル発令を粉砕した會澤憲一さんは、初めてのストライキに決起した。會澤さんは自分の職場に向けて、「自分が動労水戸に加入しこの組合は本当に組合員のことを大切に考えていると確信した」と2カ月間の実感を語った。