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外注化撤回!仕事と仲間をJRにもどせ!動労千葉がスト

月刊『労働運動』34頁(0308号02/02)(2015/11/01)


外注化撤回! 仕事と仲間をJRにもどせ!
動労千葉が10・1ストライキ突入!

160名でスト総決起集会

 10月1日、幕張車両センターと京葉車両センターをはじめとする検修職場で、正午から翌朝までストライキが打ち抜かれた。CTSに強制出向された仲間を先頭に、全地上勤務者の組合員がストに決起した。午後2時からDC会館でスト貫徹!総決起集会が組合員・支援160名を結集して開催された。
 今回のストは、JRが出向期間は「原則3年」と繰り返し主張していたにもかかわらず、多くの仲間に出向延長を強行したこと、そして何よりも仕業・構内業務を担ってきた青年部組合員を、「出向解除」の名のもとに今まで働いていた仕事を奪ったことに対する怒りのストライキだ。出向延長なら外注化をやめろ! 10・1ストは「第2の分割・民営化」攻撃への動労千葉の戦闘宣言だ。JR―CTSを貫く組織拡大で、絶対に外注化を粉砕しよう。そして仕事と仲間をJRへとり戻そう。
 14時からのスト貫徹総決起集会では、ストに決起した各職場の代表、検修分科が決意表明を行い、今春、動労千葉に加盟したCTS木更津事業所の二人の仲間が挨拶をした。動労水戸、動労連帯高崎、動労福島が連帯の挨拶を行った。

スト突入支部からの発言

●幕張支部 山田支部長
 10月1日で出向期限の丸3年をすぎた。にもかかわらず会社は出向延長を命じた。事前通知受け取りを全員拒否し、仕事と出向者全員をJRに戻せと連日抗議し闘っている。
 渡辺剛史君の出向は解除された。JRに戻っても構内運転の仕事はない。泊勤務から日勤にかえ、賃金を下げて生活まで破壊する攻撃。絶対許さない。
 限定試験に合格し、まじめに仕業構内の仕事をしてきた。3年前は強制出向し、今度は仕事を奪ってJRに戻す。若い人の人生をもてあそぶな。最初から出向なんかに出すな。
 団交で、会社は「JRに仕事はないとは思っていない」と。仕事を奪うことがどれほど卑劣な攻撃か分かっていない。本当に怒り心頭。これは組織破壊攻撃だ。JR、CTS、清掃で組織拡大を実現し、必ずやり返す。
●青年部 渡辺書記長
 JRに戻ったが、免許を活かすことのできない職場に行かされた。すべてデタラメな外注化だった。3年前に出向させられた悔しさは忘れていない。外注化は粉砕するしかない。仕事も人もJRに戻して、また一緒に働きたい。そこまで闘い続ける。
●京葉支部 小林
 3年たってもCTSはうまくいってない。外注化が失敗したのなら仕事も人もJRに戻せ。
●木更津支部 佐野
 外注化がもたらしたものは、安全崩壊の一言。職場で実感している。3年前、CTSの制服に袖を通したときの仲間の顔は一生忘れない。一日でも早く仲間と仕事を取り戻したい。
●鴨川支部 都崎
 たとえJRが出向者を全部戻したとしても、CTSには業務を遂行する能力がない。仕事と人の両方をJRに戻さなければ意味がない。
●銚子支部 宮内
 銚子支部も仕事も人間も取り戻すまで、最後まで闘います。
●車技分科会 半田幸夫会長
 外注化強行から3年、外注化の弊害を身をもって感じてきた。組織拡大で闘う。
 (日刊動労千葉より抜粋)