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月刊『労働運動』34頁(0315号16/01 )(2016/06/01)


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広島県労組交流センター2016年定期総会が成功裡にかちとられる!
 4月3日、広島市西区民文化センターで、2016年度のスタートを切る定期総会が開催された。広島連帯ユニオン青年部の会員が議長を務め、総会後の交流会まで、終始青年労働者が中心となってとり仕切られた総会だった。
 冒頭に、代表の動労西日本大江委員長が主催者あいさつ。「動労総連合を全国にと掲げ、2年で北陸結成にまで至った。誰がこれを予測できただろうか。情勢はそこまで来ている。戦争阻止のためにも仲間を増やす1年としたい」と組織拡大決戦を訴えた。連帯挨拶を婦人民主クラブ全国協広島支部の福井秀子さんが行った。
 議案提起を広大生協労組の壹貫田委員長が行った。朝鮮侵略情勢下、1~3月の激闘を総括し、水戸、舞鶴、愛媛の「被曝労働拒否」の闘いが「労働の奪還」を基軸に、新自由主義と闘う労働運動を復権させていることを鮮明にし、CTS4月就業規則改悪を阻止した動労千葉の闘いに続くこと、広島は、サミット外相会合への闘いから5・1メーデーに総決起することを提起した。
 質疑、討論に入った。動労西日本の岡崎組合員の春闘スト報告と決意は、動労西日本3拠点でのスト決起と「絶対反対」を掲げる揺るぎない決起が、資本との関係を一変させ、労働組合の枠を打ち破る闘いの広がり、職場からの決起の展望を示していることを示すものだった。
 自治体労働者部会の女性労働者は、「非正規職撤廃で広島に自治体労働者の拠点を」と決意表明した。
 草津病院支部や高陽第一診療所労組をはじめ、医療福祉労働者からは、美泉闘争の竹川さんの無実を勝ち取るために、新自由主義との闘いへ全県下の労働者を組織する決意が続いた。
 そして、広島連帯ユニオンの各支部が、解雇撤回の闘いの現状と勝利の展望を示し、教育労働者部会、広大生協、非正規職への差別的待遇に怒りを燃やす郵政青年労働者が、次々と発言した。
 特別決議で「全国で絵画展を開催し、労働者階級人民の階級的団結で星野さんを取り戻す決議」、「朝鮮侵略戦争を許さず、G7広島外相会合に反対する決議」、「鈴木たつお弁護士を推薦し、7月選挙闘争へ総決起する決議」を採択した。
 2月全国総会で「ゼネストを組織する交流センター」への飛躍を開始した。広島県交流センターも組織拡大こそ最大の課題であること、四大産別に交流センターの拠点を建設すること、ここに飛躍のカギがあることを鮮明にさせた総会として成功した。
 (広島県労働組合交流センター事務局)

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編集後記

5月は座談会やインタビュー、テープ起こしで、忙しかった。鈴木さんのインタビューも、呼びかけ人会議も、国際連帯座談会、ほかにもいくつかの会合やインタビューも行ったが、どれも豊かな内容で、現場の声に学ぶことが多かった。(S)