2016年7月アーカイブ

2016年7月 1日発行 第0316号

(写真 「国鉄1047 名解雇撤回! 非正規職撤廃! 6・4動労東京結成集会」で報告する動労東京の吉野元久委員長)◎甦る労働組合 参院選決戦に勝ちぬいて、11・6労働者集会1万結集へ!〔特集〕6・5国鉄闘争全国運動集会に1626名が結集! 動労東京を6月1日に結成!解雇撤回・JR復帰の10万筆署名を!労働法制改悪阻止へ共同した力の結集を!6・5国鉄集会に1626人が結集!国鉄闘争全国運動6・5集会の総括 戦争と労働法制改悪を許さず、国鉄闘争を軸に階級的労働運動を作り出し11・
月刊『労働運動』34頁(0316号00/01)(2016/07/01)


月刊労働運動 2016年7月号 目次

大熊 豊彦(全国労組交流センター常任運営委員・ 全逓部会・埼玉)  6・5国鉄闘争全国運動集会は、1626名で大成功でした。労働法制解体に対して怒りを込めて一丸となって大反対運動を展開する集会として盛り上がりました。全国運動呼びかけ人の花輪不二男さんは「労働三権、団結権、団体交渉権、争議権を対置して労働法制改悪に対し断乎として闘う」と発言しています。3年、5年で雇い止めする攻撃に対して、あらゆる闘いを組織する必要があります。 郵政では、2018年4月より1年半前倒しで今年1
月刊『労働運動』34頁(0316号01/01)(2016/07/01)

甦る労働組合
参院選決戦に勝ちぬいて、11・6労働者集会1万結集へ!

解雇撤回・JR 復帰の10万筆署名を! 労働法制改悪阻止へ共同した力の結集を!  6月5日、東京・江戸川区総合文化センター大ホールに全国から1626名が結集し、国鉄闘争全国運動の全国集会がかちとられた。 今年の全国集会には、韓国・鉄道労組からキム・スンシクさん(ソウル地方本部連帯事業局長)ら2人の代表団が参加し、闘いの報告を行った。   集会は、港合同執行委員の木下浩平さんの開会あいさつで始まった。次に沖縄から全国運動呼びかけ人の宮城盛光・北中城村議が緊急報告を行った。 続
月刊『労働運動』34頁(0316号02/01)(2016/07/01)


6・5国鉄集会に1626人が結集!

(写真 壇上で発言する全国の動労総連合)  国鉄闘争全国運動は6月5日、東京・江戸川区総合文化センターで全国集会を開催しました。全国から1626人が集まり、国鉄1047名解雇撤回闘争と国鉄闘争全国運動の新たな闘いの出発点をつくりだした集会となったと思います。 国鉄闘争の絞殺を狙った2010年の政治和解に抗してスタートした国鉄闘争全国運動は、昨年6月の最高裁決定によって「JRに法的責任あり」をJR資本に直接突き付ける闘争段階に到達しました。国鉄闘争全国運動と動労千葉の6年間の
月刊『労働運動』34頁(0316号02/02)(2016/07/01)


国鉄闘争全国運動6・5集会の総括
戦争と労働法制改悪を許さず、国鉄闘争を軸に階級的労働運動を作り出し11・6労働者集会へ

 労働者の深く激しい怒りがデモやゼネストとなって世界を駆けめぐっています。戦争と貧困の社会、一握りの金持ちのための腐敗した政治を終わらせるための新たな闘いの始まりです。 私たちはこの時代の転換の中で、6月1日に国鉄東京動力車労働組合(略称・動労東京)を結成しました。動労東京は、JRとそのグループ企業の労働者、正規労働者と非正規労働者が同じ労働組合のもとに団結し、JR東日本会社と闘う労働組合です。 結成を決断するにあたり、委員長を引き受けてくれたのは、国鉄分割・民営化に絶対反
月刊『労働運動』34頁(0316号03/01)(2016/07/01)


国鉄東京動力車労働組合(動労東京)を6月1日に結成!
 ― 首都に階級的労働運動の新たな拠点を作りだす ―

 郵政非正規ユニオン杉並分会  5月23日、郵政非正規ユニオンは本社前で宣伝を行い、人事部と団交を行いました。 取調室みたいな小さな部屋で椅子も3脚しか用意しない。失礼極まりない。内容も酷いものです。団体交渉の準備も一切せずに、すべて本社の身勝手な都合だけで団交に応じたことが不誠実極まりないものでした。本社人事部は局の管理職よりももっとヒドイ。 非正規社員全員の一律時給1500円とする要求には「ベア無し。一時金2500円~1万円上乗せ」と回答。1年だけの時給数円アップにしかな
月刊『労働運動』34頁(0316号04/01)(2016/07/01)


― 5・23日本郵便本社団交を闘って―
本社は47都道府県の郵便局の実態を知れ! 人手不足をなくせ!

 広島県労組交流センターは、米帝大統領オバマの広島訪問が決まった4月後半より「絶対反対」を掲げ宣伝に立ち上がりました。「歴史的訪問」への「歓迎」一色で広島の怒りを塗りつぶそうとするあらゆる勢力・メディアの策動と対決し、メーデー闘争を皮切りに約一ヶ月間、「核戦争のためのオバマ訪問を許さない!」「労働者の団結で核を廃絶しよう!」と広島の労組、労働者、そして被爆者に対し訴え続けました。  この鮮明な主張は「歓迎」ムードを突き破り、「やっぱりそうだ」と当日の訪問に向け、ヒロシマの怒
月刊『労働運動』34頁(0316号05/01)(2016/07/01)


世界にとどろくオバマ広島訪問への怒り
広島県労働組合交流センター事務局

 6月19日、「元海兵隊員による残虐な蛮行を糾弾! 被害者を追悼し、海兵隊の撤退を求める県民大会」が那覇市奥おう武の山やま公園陸上競技場で開催され、6万5千人が集まりました。 メイン会場の奥武山陸上競技場グラウンドでは人が入りきれず、多くの人が会場の外で県民大会へ参加しました。 元米海兵隊軍属による女性暴行殺害事件が県民に与えた衝撃は計り知れません。72年のペテン的復帰から44年。なおも続く基地犯罪におびえながら暮らし続けなければいけない怒りが噴き上がっていました。 午前1
月刊『労働運動』34頁(0316号06/01)(2016/07/01)


満腔の怒りが、梅雨明けの沖縄の空に轟く!
6・19 沖縄県民大会に6万5千人結集!

丸田 (東京西部ユニオンアパレルゼネラルユニオン分会 マツオインターナショナル支部) ※アパレルメーカーで働いています  ―どういう職場ですか。 丸田 婦人服メーカーで社名がマツオインターナショナル株式会社、ミセスの婦人服を作って販売しています。元は生地屋ですが、生地の市場が縮小し、既製服の製造、百貨店で出来合いの服を売る方向に繊維業界がシフトしています。会社は、製造販売でしたが、最近は作って売る、製造小売にシフトしています。百貨店やショッピングセンターへの出店が多く、全国で
月刊『労働運動』34頁(0316号07/01)(2016/07/01)


私の職場 第8回
職場で組合結成しアパレルゼネラルユニオンも結成

動労千葉の2016年夏季販売にご協力を! 闘いはこれからだ!解雇撤回・JR復帰へ  昨年6月最高裁が下した上告棄却決定は、解雇撤回を否定する反動判決でした。しかし、動労千葉9名がJR に採用されない基準が不当労働行為意志の下に策定された事を認定しました。いよいよ本丸であるJR に対して解雇撤回と即時採用を要求する闘いに入りました。JR に解雇撤回を求める新たな署名運動が開始されています。国鉄1047 名全員の解雇撤回を訴えJR 復帰を要求するものです。安倍政権は労働法制の根本
月刊『労働運動』34頁(0316号08/01)(2016/07/01)


 解雇撤回を闘う争議組合の2016 年夏季物資販売にご協力を!

 6月14日、パククネ大統領が主催する「2016公共機関長ワークショップ」が政府ソウル庁舎で開かれた。 この会議は、政府傘下の各公共機関での成果年俸制の導入現況を点検するものだ。この会議を前にして、多数の公共機関が労使合意なしに理事会を開いて、成果年俸制拡大・導入を一方的に決定した。5月30日だけでも鉄道公社(コレール)・国民年金公団・コンテンツ振興院・教育学術情報院・韓国電力技術・造幣公社・韓国空港公社・障害者雇用公団・国民健康保険公団・韓国ポリテク大学・輸出入銀行等、1
月刊『労働運動』34頁(0316号09/01)(2016/07/01)


workers of the world Unite労働者は一つ、敵も一つ ◆№ 12
成果年俸制導入を阻止する闘争に立つ

(写真 4・20 CTS本社抗議行動) 北村 武(動労千葉特別執行委員・CTS幕張事業所勤務) マルクス主義講座として動労千葉労働学校の講義の抜粋を掲載しています。 突然の就業規則改悪提案  私の職場はJR千葉鉄道サービス(CTS)幕張事業所です。車両の清掃をしています。 会社の規模、営業収入、営業支出、営業利益は資料を見て下さい。営業費用37億円の約85%が人件費です。人を雇い、動いて初めて仕事になる職場です。 会社が示した就業規則改悪案の大まかな内容は、資料の通りです。
月刊『労働運動』34頁(0316号10/01)(2016/07/01)


理論なくして闘いなし 闘いなくして理論なし 第3回
CTSの10・1就業規則改悪を絶対に阻止するぞ!

(写真 3・17高校生のバリスト)  労働法制改悪に反対するフランス労働者のゼネストが闘われている。3月から現在までに8次にわたる大規模な統一行動が行われた。3・31には120万人が決起。5月にはフランス全土30万人のストの中で、原発労働者も決起し16の発電所で電力は「減産」、一部では停電となった。この闘いは、昨年11月ISテロ以来の非常事態体制下の弾圧をはねのけながら継続されている。オランド政権が、法案を通すため憲法に違反する強行措置を取ったことが火に油を注いだ。 高校生
月刊『労働運動』34頁(0316号11/01)(2016/07/01)


時代を解く 第13回
労働法制改悪反対 EU揺るがす仏ゼネスト闘争

 小泉義秀(東京労働組合交流センター事務局長)  国鉄闘争全国運動の6・5集会は安倍政権によって戦後労働法制が根底から解体されようとしていることに全面対決する宣言を発した。 攻撃の核心は「正社員ゼロ・解雇自由」の社会を生み出すための雇用と労働政策の歴史的転換であり、国鉄分割・民営化攻撃の全社会化である。その攻防の基軸にCTS(千葉鉄道サービス)の就業規則10・1改悪をめぐる闘いがある。 このコーナーは毎回具体的・実践的課題のポイントをリアルタイムでとらえる形で書いてきた。今回
月刊『労働運動』34頁(0316号12/01)(2016/07/01)

労働組合運動の基礎知識 第21回
いまひとつの改憲攻撃ー労働法制改悪

(写真 関西合同労組のヤボシ攻め闘争) 関西合同労組阪神支部  私は、(株)フルキャストという仕事紹介の会社に登録しており、「日々紹介」という雇用形態で(株)ウエダ三田営業所に派遣され、(株)ヤボシの製品の製造補助を行っています。 フルキャストが行っている「日々紹介」とは、労働者を1日で雇用しその日中に解雇するという実態で、紹介先からの業務発注によって勤務日数や給料に違いが出るため本当に生活が成り立たず、職場で手に職をつけたとしても一生非正規で、労働者の誇りと未来を奪ってし
月刊『労働運動』34頁(0316号13/01)(2016/07/01)


闘う合同一般労組
究極の違法派遣ーフルキャストーウエダ・ヤボシの三重搾取との闘い
-「日々紹介」派遣を廃止にさせよう-

 東 理恵(全国女性部副部長・関西)  5月29日、東京で第23回女性部大会を開催しました。初参加者もあり、具体的な現場の闘いの発言は多くの教訓に満ちており、大恐慌と戦争の時代に必ず労働者は立ち上がることを示しています。「全国総会で提起されたゼネストを組織する交流センター運動、労働の奪還、組織拡大を女性部大会でも課題とし、議論を重視する大会にしよう」が全国運営委の議論でした。 大会では、本部飯田事務局長から「動労東京がついに結成される! ( 6月1日結成、4日結成集会)」と
月刊『労働運動』34頁(0316号14/01)(2016/07/01)

ひめじょおん――女性部から
第23 回全国女性部大会の報告
拠点建設に向けて闘おう!

 (前号より続く)  六三年一月の熊本地労委のあっせん案は、①安定賃金の期間の一年縮小、②過剰人員は希望退職で処理する、③組合代表者二名が自主退職する、という会社側の立場に立ったもの。しかし潮時と見た合化労連はここで妥結方針をとります。「あっせん案には不満だ。しかし争議継続には無理がある。労連にも親日窒の組合にも将来の合理化攻勢に対して余力を残すため、長期抵抗に切り替える。以後、安定賃金を出した会社は抵抗を受けて損をするほど運動の力が大きいと資本側に認識させたことは我々の自信
月刊『労働運動』34頁(0316号15/01)(2016/07/01)

戦後労働運動史の中から第37回
新日本窒素水俣工場の「安定賃金」争議(2)

(写真 第5回大会で基調提起する平沼和典事務局長) 平沼和典(全国水平同盟事務局長)  全国水平同盟結成は、更地化攻撃の激化の中で生きるための階級の希望と期待の星になっています。全国水平同盟結成後数年で、高槻、京都と闘いが始まりました。 大会では、動労水戸、交流センター、婦民、星野などの来賓挨拶、基調提起をもとに、各支部、共闘の労働組合からの積極的な議論で私たちの闘いの方向性を活発に論議し、決定しました。大恐慌と戦争の時代の時代認識で一致し、更地化、首切りと生活破壊の激しい
月刊『労働運動』34頁(0316号16/01)(2016/07/01)

地平線
階級的労働運動と一体で闘う部落解放運動の新たな段階-全国水平同盟第5回大会報告

沖縄と連帯し、大田区・蒲田で街宣・デモ  6・19 沖縄県民大会と連帯し、18 日夕方「沖縄の全ての基地を撤去しろ!大田区蒲田デモ」を東京中部・南部・神奈川の労働者50 人で戦闘的に打ち抜いた。 午後3時からの蒲田駅頭宣伝では、全国交流センターの仲間30 人で「沖縄の怒りに応え、沖縄の全基地を撤去しよう。舛添が労働者の怒りで打倒された。安倍を打倒する闘いにうって出よう!」と発言。各人が沖縄連帯を語り、前進550 部、鈴木リーフレットを配布した。また1000 万署名、辺野古新基
月刊『労働運動』34頁(0316号17/01)(2016/07/01)


投稿 沖縄の全基地を今すぐ撤去しろ!

動労神奈川第2回大会を開催  5・28神奈川 5月28日、動労神奈川は青年労働者の力で感動的な第2回大会をかちとった。波乱に満ちたこの1年を総括するとともに、安全崩壊のJ R体制と対決し、労働法制改悪と戦争に立ち向かう中で、組合員の解雇撤回をかちとる運動方針を決定した。 JP労組大会にビラ街宣  6・1~2兵庫J P労組第9回定期全国大会が6月1、2日、兵庫県神戸市の神戸ポートピアホールで開かれた。 全国労組交流センター全逓労働者部会は、郵政非正規ユニオン、関西合同労組、ユ
月刊『労働運動』34頁(0316号18/01)(2016/07/01)


PhotoDocument 2016年5~6月