2016年10月アーカイブ

2016年10月 1日発行 第0319号

(※表紙の写真は、9・13動労千葉の千葉運転区支部ストライキ決起闘争) 月刊労働運動 2016年 10月号 目次◎甦る労働組合 戦争が始まる前に、戦争を止めよう! 11月国際共同行動へ職場から総結集を〔特集〕9月全国労働組合交流センター拡大運営委員会の報告 動労千葉が運転士のストライキ決起! 11月労働者集会へ!戦争と労働法制解体阻止の11月集会へ職場から総結集を!― 9・18~19全国労組交流センター拡大運営委員会の報告 特別報告―辻川慎一代表 討論 田中康宏代表の提起 
月刊『労働運動』34頁(0319号00/01)(2016/10/01)


月刊労働運動 2016年 10月号 目次

二本柳 実(全国労組交流センター常任運営委員、教育労働者部会)  全国労組交流センターは9月、第29回拡大全国運営委員会を開催し〈11・6全国労働者総決起集会=11月東京―ソウル国際共同行動〉に、総力をあげて1万人の大結集をつくり出すことを宣言した。 いま、東北アジア、朝鮮戦争・核戦争の危機が切迫している。9月9日、北朝鮮の5回目となる核実験強行を機に、日米韓は北朝鮮への戦争重圧を強め、朝鮮半島をめぐる軍事的な緊張が一気に高まっている。 10月10日からの米韓合同海上演習に
月刊『労働運動』34頁(0319号01/01)(2016/10/01)

甦る労働組合
戦争が始まる前に、戦争を止めよう!
11月国際共同行動へ職場から総結集を

 9月18~19日、都内で「全国労組交流センター第29回拡大運営委員会」が開催された。各地区・各職場での階級的労働運動の再生に向けた格闘や教訓が出され、活発な議論となった。 なによりも韓国・民主労総から提起された11月日韓の国際共同行動の取り組みが、戦争と労働法制改悪との闘いを軸とした世界史的意義を持つ闘いであり、その成功に全力をあげようと確認された。 戦争と労働法制解体阻止の11月集会へ職場から総結集を! ― 9・18~19全国労組交流センター拡大運営委員会の報告 ― ●
月刊『労働運動』34頁(0319号02/01)(2016/10/01)

 動労千葉は、本線運転士のあまりにも酷い労働条件に対して、DL(ディーゼル機関車)業務の労働条件確立! 本線運転士の乗務行路緩和―高齢者対策の実施を求め て、9月13日以降、千葉運輸区工臨488行路を対象にした指名ストライキに起ち上がる。 行路緩和ー本線運転士の高齢者対策が絶対に必要だ!  現在、本線運転士が乗務する行路は、労働者の限界を超える状況になっている。とくに、泊行路の乙部分はダイ改の度に長時間拘束になっており、12時を過ぎる行路が各区で増えている。 この間でも「オ
月刊『労働運動』34頁(0319号03/01)(2016/10/01)


動労千葉は9月運転士のストライキに決起!
★全乗務員の生きるための労働条件をかけた闘いだ

 去る9月3日から11日までの日程で、動労水戸、動労福島、動労千葉国際連帯委員会の仲間の5人で、階級的労働運動の発展と国際連帯の拡大を目指してドイツを訪問し、ドイツの労働者との交流を行ってきました。今回の交流は、ドイツ機関士労組ベルリン都市鉄道支部クルト支部長の招きにより行われたもので、闘う現場労働者同士がじかに触れ合い、共に階級的労働運動を展開するための団結を打 ち固める、素晴らしい交流となりました。また、ベルリン都市鉄道支部やゴアレーベンの闘いから、多くのことを学ぶこと
月刊『労働運動』34頁(0319号04/01)(2016/10/01)


闘う労働者の交流が実現!
― 9・3~11動労水戸・動労福島の訪独闘争報告 ―

 9月10日、横浜平沼レストハウスで、「怒りと誇りをもった労働者は絶対に勝てる! 二つの労働委員会闘争に勝利しよう!」と題して、動労神奈川と全逓の労働委員会闘争を闘う青年労働者たちが中心となって集会が開催されました。主催は、国鉄神奈川動力車労働組合と小平労働委員会闘争を共にたたかう会です。 県下の4大産別、合同労組、婦人民主クラブ、クーニーズショップ、そしてNAZEN神奈川などから60人近くが結集し、労働委員会闘争をも武器に拠点を建設し、11月国際共同行動へ突破口を開く総決
月刊『労働運動』34頁(0319号05/01)(2016/10/01)


怒りと誇りを持った労働者は絶対に勝てる!
― 解雇・強制配転に青年が決起! 神奈川労組交流センター

(写真 6・1JP労組大会で組合員にビラ配布) 「無期雇用転換」を逆手に取った解雇要件協約化・就業規則化に絶対反対で闘おう 星野 勝紀(JP労組東京銀座支部)教育、自治体、郵政、医療など各産別の闘い、及び「労働者階級と諸戦線の闘い」を掲載しています。 ★はじめに  8月24日、韓国の民主労総ソウル地域本部と日本の動労千葉・全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部・全国金属機械労働組合港合同の3労組から「東京11・6―11・12~13国際共同行動で戦争と労働法制解体攻撃に
月刊『労働運動』34頁(0319号06/01)(2016/10/01)


郵政労働者の闘い
産別・戦線の闘い 第5回
JP資本とJP労組中央本部が一体となった攻撃を許すな!

(写真 2013年のUTLAの賃上げ要求集会) マルクス主義講座として動労千葉労働学校の講義の抜粋を掲載しています。 6月にアーリーン・イノウエさんが来日し、12日間という長期に渡って各地を回り、教育労働者を中心に組織化について具体的に話し合う会合をもちました。 ★民営化反対で組織化した教訓  4月初めに動労千葉の中村仁さんがシカゴで行われたレーバーノーツの集会に参加しましたが、UTLAのアーリーン・イノウエさんがその集会の基調報告をやりました。UTLA(ロサンゼルス統一教
月刊『労働運動』34頁(0319号07/01)(2016/10/01)

理論なくして闘いなし 闘いなくして理論なし 第6回
UTLAアーリーン・イノウエさんの闘いに学ぶ

階級的決戦情勢に身構える天皇メッセージ  8月8日、天皇がNHKテレビを使って、政府の頭越しに、直接「国民に向かって」異例のアピールを発した。71年前の8月15日、敗戦時の天皇ヒロヒトの玉音放送以来の異例の事態である。天皇アキヒトは、具体的には言わないがはっきりわかる形で、平成30年(2018年)までに生前退位、皇太子への生前譲位を行ってくれと訴えた。皇位継承という天皇制の根幹にかかわる制度改正を天皇自身が公然と提起したのだ。憲法違反であるだけでなく天皇の政治的行為として驚く
月刊『労働運動』34頁(0319号08/01)(2016/10/01)


時代を解く 藤村 一行(動労千葉労働学校講師)
階級的決戦情勢に身構える天皇メッセージ

「専修大学労災患者解雇事件」差し戻し事件高裁判決について  この判決は労災による休業期間中は解雇はできないとする労働基準法19条を空文化し、75条の解釈を逆転させる反動判決である。75条には「労働者が業務上負傷し、又は疾病にかかった場合においては、使用者は、その費用で必要な療養を行い、又は必要な療養の費用を負担しなければならない」、第81条には「第75条の規定によって補償を受ける労働者が、療養開始後三年を経過しても負傷又は疾病がなおらない場合においては、使用者は、平均賃金の千
月刊『労働運動』34頁(0319号09/01)(2016/10/01)

労働組合運動の基礎知識 第24回

(写真 9・4星野闘争と一体の昭誠館門前闘争) 職場闘争で新たな星野奪還闘争を切り開こう! 原 祥吾(徳島医療福祉労働組合書記長) ■星野闘争と一体の職場闘争を決断した理由    星野奪還!徳島刑務所包囲デモの9月4日早朝、私の職場である昭誠館門前闘争への結集、本当にありがとうございました。医療福祉部会の仲間はもちろんのこと、合同・一般労組全国協の皆さんが共に闘ってくれたことが、本当に嬉しく力になりました。 今回は、「職場闘争と星野闘争が一体である」ということと、「ゼネスト
月刊『労働運動』34頁(0319号10/01)(2016/10/01)


闘う合同一般労組
「評価制度廃止」の闘いは、「共同性奪還」の闘い―9・4昭誠館門前闘争の報告

■組合執行部をまるごと獲得  アメリカの公立学校がチャータースクールへと次々に変えられていく公設民営化攻撃が激しさを増す中で、公教育の崩壊を許すなと、11月集会にも参加しているアーリーン・イノウエさんやセシリー・マイアトクルスさんなどロサンゼルス統一教組(UTLA)の革新派メンバーは、「ユニオンパワー」というフラクを結成しました。闘う組合をつくるには、執行部をまるごと獲得しなければならないと、1年以上を費やして多角的・包括的なキャンペーンを展開し、2014年のUTLA指導部選
月刊『労働運動』34頁(0319号11/01)(2016/10/01)

ひめじょおん――女性部から
―― 組織せよ、組織せよ、組織せよ ――
労働組合運動こそが社会を変革する★UTLA執行部 アーリーン・イノウエさんとの交流

9・27 公共運輸労組ゼネスト最終準備段階に! ★9・27ゼネストが秒読みに入った  今回のゼネストの主力である鉄道労組は9月10日ソウル駅で決意大会を開き、公社側が成果退出制関連補充交渉に応じる様子を見せない場合、9月27日にゼネストに突入すると明らかにした。ソウル駅をいっぱいに埋めた中で開かれた「成果退出制阻止!民主労組死守!ゼネスト闘争勝利!鉄道労働者2次総力決意大会」でキムヨンフン委員長は26日までに公社経営陣の目に見える措置を要求した。 キムヨンフン委員長は闘争命
月刊『労働運動』34頁(0319号12/01)(2016/10/01)

Workers of the world Unite
労働者は一つ、敵も一つ ◆№15

元木智之(徳島労組交流センター)  9・5の星野さんの面会で「去年は獄壁が薄くなったが、今年は無いかのように感じた。」と言われています。あらためて、徳島刑務所包囲闘争が星野さんとますます団結できている事を実感しました。 1971年11・14沖縄闘争をデモ隊のリーダーで闘い、デッチあげ「殺人罪」で不当逮捕されて以来、獄中42年、戦争絶対反対を訴え、非転向を貫いています。この間、米軍基地建設反対の怒りがわいている沖縄で星野絵画展が成功しました。沖縄ゼネストを闘った方が星野闘争の
月刊『労働運動』34頁(0319号13/01)(2016/10/01)

地平線
9・4星野奪還・徳島刑務所包囲闘争で新たな闘いが始まった!

国境を越えた連帯行動で、朝鮮での戦争・改憲と労働法制大改悪を阻止しよう! ★11・6全国労働者総決起集会◎ 2016年11月6日(日) 正午◎ 東京・日比谷野外音楽堂★11・12ー13民主労総労働者大会 民衆総決起 韓国・ソウル◎2016年11月12~13日◎韓国・ソウル =*==*=*=*==*=*=*==*=*=*==*=*=*==*=*=*==*=*=*==*=* 編集後記 11月日韓労働者総決起闘争に向けて、韓国民主労総・ソウル地域本部が呼びかけた国際連帯行動は、日
月刊『労働運動』34頁(0319号14/01)(2016/10/01)


11・6全国労働者総決起集会/11・12ー13民主労総労働者大会/編集後記

群馬中央タクシーが本社抗議行動 8・26長野8月26日、群馬合同労組中央タクシー分会は、長野県長野市にある中央タクシー本社行動と長野市内デモに立ちました。固定残業代で過労死するまで働かせ、労組つぶしの攻撃をかける中央タクシーは絶対に許せません。早朝、組合事務所に集まり出発した群馬合同労組組合員と支援共闘会議の仲間12人は、朝の本社門前抗議行動に立ちました。 自治労大会闘争に決起! 8・25~26長崎8月25~26日、長崎市内で開催された自治労第89回定期大会で宣伝戦が熱烈に
月刊『労働運動』34頁(0319号15/01)(2016/10/01)


PhotoDocument 2016年◆8~9月