2017年9月アーカイブ

2017年9月 1日発行 第0330号

(写真 8月15日、四谷区民ホールでの「改憲・戦争絶対に許さない8・15集会」に、改憲阻止の決意にあふれる500人が結集した) 甦る労働運動 戦争・改憲を許さず11・5労働者集会へ職場から圧倒的組織化を!特集 ●『労働運動の変革をめざして』本の執筆者座談会 ●JR北海道の廃線化を許さない北海道労働者の座談会◎座談会 『国鉄分割・民営化と闘って30年 労働運動の変革をめざして』を読み広めよう!改憲阻止の今秋大決戦を切り開いた8・6ヒロシマ大行動 井尻勲(広島県労働組合交流セン
月刊『労働運動』34頁(0330号00/01)(2017/09/01)


目次

西田 貴広 (全国労組交流センター常任運営委員、神奈川、全逓部会)  2017年、世界は「戦争か革命」の時代が本格的に始まりました。全世界で新自由主義への怒りが爆発し、ゼネストや暴動的反乱が開始されています。過剰資本・過剰生産力と私有財産制が引き起こしたこの情勢を資本主義は解決できず、排外主義と差別・分断、戦争=革命圧殺で乗り切ろうと戦争衝動を強めています。朝鮮侵略戦争が世界戦争に行きつくのは必至です。戦争を止める力は労働者のゼネストと国際連帯です。韓国民主労総のゼネストと
月刊『労働運動』34頁(0330号01/01)(2017/09/01)

甦る労働組合
戦争・改憲を許さず11・5労働者集会へ職場から圧倒的組織化を!

 国鉄闘争全国運動から『国鉄分割・民営化と闘って30年 労働運動の変革をめざして』が6月30日に発刊されました。4人の執筆者に集まっていただき、本を読み広めてもらうための座談会(7月15日)を行いました。今後、各地区・各職場で活用していただくために執筆者を講師として招き、学習会なども設定していただきたいと思います。 「今回の本で一番訴えたいことは、労働運動の変革の問題は、理屈や理論だけでは絶対語れないもので、生身の労働者が主体でやる運動だから、現実に労働者がこう闘った現実の
月刊『労働運動』34頁(0330号02/01)(2017/09/01)


『国鉄分割・民営化と闘って30年
労働運動の変革をめざして』を読み、学習し、活用しよう!

 「安倍を監獄へ!」の大のぼりをひるがえし、被爆72周年の8・6ヒロシマが闘われた。怒りのシュプレヒコールは、祈念式典に出席した安倍首相を直撃し、「安倍は帰れ!」がこだまするたびに安倍の顔はゆがんだ。安倍には広島市民のすべてが「こんな人たち」に映ったに違いない。「核兵器禁止条約」を公然と拒否した安倍。核の威力、有効性を知悉している日帝・安倍だからこそ核武装は悲願なのだ。だから「条約」調印などに期待しない。核を必要とする帝国主義は打倒あるのみだ。 戦後72年間、核侵略戦争を阻止
月刊『労働運動』34頁(0330号03/01)(2017/09/01)


改憲阻止の今秋大決戦を切り開いた8・6ヒロシマ大行動

羽廣 憲(動労総連合・九州委員長) 被曝72年の8・9ナガサキ闘争は、朝鮮侵略戦争情勢下での重要な闘いでした。8・6ヒロシマ闘争の熱気をそのままに、8日午後から鉄橋街宣で始まり、青年と学生が湊公園での集会へと引き継ぎました。ミニ集会から中華街、浜町アーケードを堂々とデモンストレーションしました。「安倍を監獄へ」のピンクの幟は注目度抜群で、市民から熱烈な応援があり、眼鏡橋までのデモを貫徹しました。 9日早朝、城栄公園の安倍来崎弾劾集会でテンションをあげ、途中、安倍が記念式典参加
月刊『労働運動』34頁(0330号03/02)(2017/09/01)

安倍に被爆者の怒り! 改憲阻止、戦争反対の決意がみなぎった8・9ナガサキ闘争

動労総連合・北海道の結成は大きな希望!  JR北海道の廃線化攻撃と闘う北海道の労働者の座談会を7月22日札幌市で行いました。北海道の現実は日本社会の現実です。しかし、動労総連合・北海道の結成で大きな団結と希望が生まれています。●参加者成田昭雄さん (動労総連合・北海道副委員長)城地良和さん (元NTT労働者、北海道労組交流センター代表)河野晃興さん (タクシー労働者、自交総連SKさくら交通労働組合委員長)桜井幸雄さん (民間労働者、札幌圏連帯労働組合委員長)古川美佐江さん(
月刊『労働運動』34頁(0330号04/01)(2017/09/01)


※北海道座談会
JR北海道の廃線化攻撃を許さない!

米山 良江(全国労組交流センター教育労働者部会)  7月15~16日日教組第106回定期大会が日本教育会館で開かれた。首都圏の教育労働者部会は「『働き方改革』粉砕!現場にこそ闘う力がある!改憲阻止・安倍打倒に総決起を」の横断幕を掲げて会場前に登場し、部会ビラと『前進』を配布し、情宣活動を行った。 驚くべきことに大会議案には、「森友・加計」問題への言及が一切ない。これこそが95年の「参加・提言・改革」路線の行き着いた姿である。民営化、規制緩和、国家戦略特区を使って莫大な公金を
月刊『労働運動』34頁(0330号05/01)(2017/09/01)


日教組大会の報告
教育労働者は、改憲阻止、「働き方改革」粉砕、連合打倒の先頭に立とう!

闘う労働組合の力で、改憲と戦争を阻止しよう! 吉本 伸幸  「改憲・戦争絶対に許さない8・15集会―憲法は国益と排外に屈するのか」が、敗戦72年の8月15日、四谷区民センターで開催されました。集会が始まると会場が満杯で延べ500人となりました。安倍政権の「改憲と戦争」に対して「奴らの好きにはさせない」と労働者の怒りに火をつけ、多くの労働者が結集したと確信しています。 集会の基調は、西川重則さんです。1940年11月23日は、全ての労働組合が闘いを放棄し、戦争への道へと進む大
月刊『労働運動』34頁(0330号06/01)(2017/09/01)


― 改憲・戦争絶対に許さない8・15集会の報告 ―

 暑さ指数の事をWBGTという。熱中症チェッカーとアマゾンで検索すると、数千円台の安い測定器が出てくるが、これは正確な数値が出ないので使い物にはならない。WBGT-Monitorと検索すると3万円くらいの測定器が出てくる。私の職場で使っているのはWBGT-Monitor AD-5695という機種で、このレベルだとWBGTだけでなく、乾球温度や相対湿度、絶対湿度が別々に表示されるので暑さ指数の全体像をつかむことができる。 暑さ指数(WBGT:湿球黒球温度)とは、人間の熱バランス
月刊『労働運動』34頁(0330号07/01)(2017/09/01)

労働組合運動の基礎知識 第35回
日本WBGT-Monitor(熱中症測定器)を各職場に常備させよう!

清水 彰二(群馬合同労働組合執行委員長)  群馬合同労組は7月23日、第12回定期大会を開催した。中央タクシー分会の労働委員会祝勝懇親会もかねて、関東圏のたくさんの仲間も交えた総勢46人の結集で大成功した。群馬合同労組の職場闘争を軸にした闘いは、青年をも獲得し始めている。 ※群馬バス分会の3人の決起  この一年の画期をなすのが群馬バス分会の闘いである。去年の大会にはまだなかった分会だ。 新自由主義の30年は、地方のバス労働者にとって、苦しみの連続だった。地方切り捨てとモータ
月刊『労働運動』34頁(0330号08/01)(2017/09/01)


闘う合同一般労組
群馬バスの組合つぶしをぶっとばし、ゼネストへ!

―8・9ナガサキ反戦・反核・反原発闘争の報告 松尾 栄子(福岡県労組交流センター女性部)  原爆投下から72年目の8・9ナガサキを迎え、福岡県労組交流センターは、長崎の被爆者・城臺美彌子(じょうだいみやこ)さんを先頭に、前日8日から鉄橋宣伝戦―中華街デモをうちぬき、翌9日には「安倍は帰れ!」の記念式典弾劾デモを貫徹し、NAZENナガサキ主催の「8・9労働者民衆は団結しよう長崎集会」を共に成功させました。 今年重大なことは、国連での核兵器禁止条約採択を拒否した安倍と日本政府に対
月刊『労働運動』34頁(0330号09/01)(2017/09/01)

ひめじょおん――女性部から
被爆者の安倍への怒りが噴き出した!女性中心の新たな合同労組の登場!

8・15全国労働者大会が勝ち取られる  民主労総は8月15日、光復72周年を迎え8・15全国労働者大会を開催した。大会には民主労総組合員2千余人とサード配置に反対するソンジュ・キムチョンの住民たちが参加した。 労働者大会は、△韓米連合戦争演習即刻中断△サードの代わりに平和協定締結△日帝強制動員の歴史への謝罪賠償△6・15共同宣言履行と制裁ではなく対話等を要求した。 民主労総は北・米間の「強対強」軍事的対決を完全に終えさせるためには「韓半島平和協定締結」のために今すぐ平和協商
月刊『労働運動』34頁(0330号10/01)(2017/09/01)

Workers of the world Unite
労働者は一つ、敵も一つ ◆№26
戦争に反対し平和を願う

(写真 第6回大会の課題を提起する平沼さん)  平沼和典(全国水平同盟事務局長)  全国水平同盟の第6回大会(7月16日、大阪府高槻市で開催)は、この秋から18年の改憲決戦の爆発で、ゼネスト―革命を実現する方針を確認しました。非正規撤廃を掲げた部落解放闘争がその闘いの最前線で闘おう! 今の時代は、戦争と革命の大激動情勢です。この時代を全ての差別を撤廃し、奪われてきた人間らしさと共同性を奪い返そう! 今の世の中を根底からひっくり返せる時代がついに来たということです。大会の最大
月刊『労働運動』34頁(0330号11/01)(2017/09/01)

地平線
新たな狭山闘争で、改憲阻止の先頭に立つ!-全国水平同盟第6回大会の報告

(写真 5600人結集した昨年11月集会) 闘う労働組合を甦らせよう!国鉄闘争勝利!戦争と民営化、労働法制解体に反対する1万人大行進 11・5全国労働者総決起集会 〇11月5日正午 日比谷野外音楽堂〇   14時~ 改憲阻止1万人行進〇    15時~1万人銀座デモ 【呼びかけ】 ◆全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部◆全国金属機械労働組合港合同◆国鉄干葉動力車労働組合◆国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動 賛同と参加のお願い ◎賛同金
月刊『労働運動』34頁(0330号12/01)(2017/09/01)


集会要項/11・5全国労働者総決起集会、編集後記、マンガ

動労干葉を支援する会総会 7・22千葉 動労干葉を支援する会は7月22日、2017年度定期全国総会をDC会館で開いた。支援する会は国鉄分割・民営化が強行された年の1987年4月11日に結成された。それから30年の今年の総会で、支援する会は安倍が狙う2018年改憲発議-2020年新憲法施行の攻撃に総力で対決する決戦方針を打ち立てた。 三里塚の北原鉱治さん告別式 8・19千葉 8月9日に亡くなった≡里壊芝山連合空港反対同盟事務局長・北原鉱治さんの葬儀・告別式が、8月19日成田市
月刊『労働運動』34頁(0330号13/01)(2017/09/01)


PhotoDocument 2017年7~8月