読者の声、「11・５全国労働者総決起集会」集会要項、編集後記、マンガ

読者の声

　私の職場には洗い場という、モップやタオルなどを洗う流し場がある場所がある。先日、そこでモップを洗っていると、隣にいた女性労働者たちが次のようなことをつぶやいていた。「私たちって幽霊みたいなものよね」。聞くと、せっかくきれいにしたトイレの手洗い場を、彼女たちがいる前で、お客さんが汚していったのだ、という。
　私はその言葉を聞いて、「私たちが見えますか－弘益（ホンイク）大清掃・警備労働者の物語」を思い出し、万国の清掃労働者の苦悩は同じだ、と実感しました。もちろんたまには「ご苦労さま」と声をかけてくれるお客さんもいます。
　清掃労働者が「幽霊」として扱われる原因は、きつい、汚いものを扱うこともある労働なのに、最低賃金すれすれ、という労働条件の悪さにあると思います。清掃労働者が、清掃労働の社会的意義を実感し、誇りを持てることと、労働条件の大幅向上は一体です。
　宮城県支部は一切の労働組合活動を就業規則で禁圧されている中、まずは労働者と心を通わせ、悩みをともにすることをめざし、前進しています。
　動労福島・宮城県支部　金子哲夫

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集会要項

闘う労働組合を甦らせよう！国鉄闘争勝利！戦争と民営化・労働法制解体に反対する１万人大行動（東京―ソウル国際共同行動）
11・５全国労働者総決起集会
　改憲阻止！１万人大行進
◎日　時　２０１７年11月５日（日）　
正午～全国労働者総決起集会
14時～改憲阻止！１万人大行進
◎場所　東京・日比谷野外音楽堂
○呼びかけ：関西地区生コン支部、港合同、動労千葉、国鉄闘争全国運動

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編集後記

今号から「関西のたたかいの中から」「読者の声」のコーナーができた。衆院選の自民党圧勝は、戦争情勢下の野党再編、連合の産報化の動きの中で起きた。全国で闘う労働組合の登場が今ほど求められている時はない。11・５集会に階級的労働運動の力ある登場を！（Ａ・Ｙ）