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民営郵政の破産責任は、当局、西川社長に

  • 2009年8月 4日 17:48
  • 全逓
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 2009年8月4日

 発行職場の主人公は、現場労働者だ!
かもめ~る販売で、20億円の赤字が解消するとでもいうのか!
民営郵政の破産の責任は、当局、西川社長にある!
「ものが言えない」職場にさせる毎朝のミィーティングに怒りの声を!

毎朝のミィーティング、「反省会」、ロープレは、現場労働者の団結を破壊し、当局に忠誠をちかわせる新たな「生産性向上運動」です。JPEXや民営化の破産を現場に押しつける攻撃です。こうしたデタラメな攻撃は絶対許すことは出来ない。組合執行部は何をやっているのか。束になって闘えば絶対に勝てる! 現場労働者は団結して、闘おう!
(写真 160人の結集で、「闘う労働組合を作り出そう」と団結を打ち固める。【7月25日】)

 *「生産性向上運動」とは

「マル生」攻撃と呼ばれる。現場労働者を黙らせること、そして働き度を極限まで高めるために、資本が行う労働者支配運動。この延長上にJR尼崎事故(107人死亡)は起きた。

 【怒りの声】

 毎日のミィーティングをやめろ! 
「JR西日本の日勤教育と同じだ」
「20億円の赤字は現場の責任ではない!

ちゃんと説明しろ! 西川こそ責任をとれ!」
「かもめ~るを売って赤字が解消するのか、ふざけるな!」
「売れないかもめ~るの販売を強制するな」 反省会をつぶそう!
現場労働者の団結破壊の「褒賞式」反対!
「生産性向上運動」=ロープレは、現場の団結した力で粉砕しよう!
組合執行部は、黙認するのか。 現場労働者に組合を取り戻そう!

解雇撤回! 民営化反対!
「敵はひとつ。正規、非正規の青年労働者は」団結して闘おう!

 7月25日「解雇撤回! 化絶対反対!東京青年集会気と感動の中、大成功しま郵政をはじめ、医療福祉、下鉄の運転手、教育労働者て解雇や賃金未払いに対し組合を結成した合同労組の中には、またたくまに団結れました。自民党支配の崩して闘う労働組合を! 以言要旨を紹介します。

 日逓・中野解雇撤回闘争の報告

去年の大晦日、仕事中に人身事故を起こした。幸い、相手方は軽傷だったが、この事故をきっかけに今までの組合と関係がガラッと変わった。
会社からは所長を通じて、会社に対して全面謝罪の一筆を提出しないと、「組合員であっても一切守ることができない」と分会長が言ってきた。僕自身は、勤務中の事故で、会社の責任だから、その責任を転嫁するやり方はまったく納得できないと所長に伝えた。
組合からは、自分をつぶすと。
事故を起こしたから、すべて僕が悪いのか。組合の分会長も当時は、日逓に入って、組合を変えていこうと約束していた。あれは何だったのか。半分人生かけるような思いで、日逓に飛び込んだ。労働組合を変え、社会を変えていく夢や目標は一体何だったのか。組合員をつぶす労働組合とは一体何なんだと、納得出来なかった。
4月には大量解雇が強行された。自分も含めて非正規労働者14名と、他に派遣労働者50~60人の大量解雇。これは郵政民営化の破綻の現れ。民営化と偉そうな言っているけど、結局は人件費をかすめ取ること。大量解雇も当然としている。
会社のいいようにモノ扱いされて、JPエクスプレスがあるから、もう君たち要らないと切られた。でも、本当にこんなことは誰も認めていない、誰も許してない。これからも仲間を組織して闘って行きたい。
(裏に続きます)



民営化との闘いは、職場にある。
選挙や国会では変わらない。
一人一人の労働者は誇り高き存在だ。怒りと団結を取り戻そう!

基調提起/ 全逓の青年労働者


民営化絶対反対の闘いは、産別を超えて、日本の2千万の青年労働者の闘いそのものだ。
日逓の闘いも、職場で会社と組合が一体となって、現場の決起をつぶしてくる。彼は「頭を下げるような生き方は絶対にしない」と闘っている。
うちの職場でも、民営化以前から、正規・非正規の割合はほとんど半々。民営化攻撃とは、正規・非正規を分断して、労働者が一つになり団結して闘わせないこと。
今回、自分も職場で、中郵の廃局攻撃の中で、絶対反対で闘い、管理者や組合の執行部と激突しながらやってきた。今の民営郵政、こんなものは打倒するんだということと、郵政の民営会社を支えているJP労組の本部を打倒する闘い。中野分会の分会長と同じような支部長がうちにもて、これと絶対対決すること。実は、中野の闘いと全く同じ中身だった。職場は違っても、共通の敵に対して、絶対に闘うことで団結を勝ち取ってきた。この闘いは、他の職場でも通用する闘い方だ。

国鉄・分割民営化が一切の元凶

 民営化は、世界中でやられました。日本においては22年前、国鉄分割・民営化がきっかけ。民営化、規制緩和で、非正規職が膨大に生まれた。この22年で正規職の職場が奪われて、そこが非正規に置き換えられた。労働者派遣法も改悪あった。そういう中で、資本のよる徹底した強搾取と、貧困層、青年が本当に食えない状況が作られてきた。だから、民営化・規制緩和を進めてきた政界・財界に対する青年の怒りは、激しい。「派遣切り」に対する怒りに現れている。
民営化攻撃でもう一つ問題なのは、その間労働組合は何をしてきたのかということだ。労働組合の裏切りなしには、語れない。敵の攻撃に対して闘わないどころか、職場で闘いに立ち上がった労働者に襲いかかる。連合や全労連に象徴される体制内の組合指導部によって、労働者が団結して闘うことが曇らされてきた。

JP労組中央を許さない


今、JP労組は、「生産性向上で企業に尽くす」と言っている。今年さらに一線を越えた。JP労組の山口委員長を郵政会社の顧問、経営陣にする。解散総選挙情勢で、組合本部の書記長を民主党の候補として擁立する。6月の全国大会で決定された。
組合本部は、一体、何を考えているのか。
一つは、民主党で政権交代、政治決戦をやると。民主党が政権とったらどうなるのか。民主党が国家権力になる。会社どころじゃなっくて、国家権力とグルとなって、労働者を支配する。これがJP労組、連合の方針。
職場では、民主党に変わったら、「JPエクスプレス子会社化がなくなる」、「もう一つ戻って公社になる」とか、幻想が生み出されているが、そうじゃない。
世界大恐慌という中で、資本主義の延命のためには、破綻していようが何だろうが、新自由主義、民営化は貫く以外にないという状況だ。
もう一つは、憲法改悪、北朝鮮へのバッシングから戦争政策が進められている。JP労組は、「民営郵政の危機救う」から「国家の危機を組合員として救え。それに従え」と言ってくるのは間違いない。
JP労組は連合の象徴。JP労組との闘いは、産別を超えた労働者の闘いだ。民営化と闘うことと、民営化を推進している労働組合の一部御用幹部を絶対許ず、職場に労働組合を取り戻す闘いは、全産別的な闘いだ。

現状を変える力は、労働者の団結した闘いの中にある。

 今、まじめに働いてきても、強制配転、首切りに合う。だから、これからは「資本を許さない。御用組合を許さない。労働者の誇りを取り戻そう」という階級性が生まれてくるだろう。「闘っても勝てない」という絶望ではなくて、闘ってこそ展望を切り開こう。民主党、共産党は、民営化問題などを職場生産点と切り離して、選挙にすり替えをやる。本当は、現場の労働者にこそ、民営化攻撃を粉砕する力がある。
僕たちは職場から立ち上がった瞬間に、こいつらが「わが党のもとに従え」、「労働組合の幹部に任せろ」と、「お前らは何もやるな」と従わせようとする。労働者をなめている。
僕は、現場から立ち上がって「自分は職場の主人公なんだ」と気づいた。マルクスは「労働者こそが社会の主人公だ」、「労働者が社会を変革する力をもっている」と言っている。自分が解放されて闘えるということはどんなにすばらしいことか。
本当に闘える労働者の党を労働者自らが党をつくる時代に入った。自分が依って立つ基盤をつくっていくことが本当に重要。
一人の決起は決定的。職場から決起した仲間同士が、本当に団結して、団結を拡大して次の闘いへ。労働者が生き生きと闘える党をつくりたい。少数からでも始めよう。職場で「3人集まれば文殊の知恵」、それが労働者の党。国会議事堂いる連中ではない。
今年も11月に全国労働者総決起集会が準備されている。「数は力」だ。民営化絶対反対の闘いが全世界的に注目されている。何としても1万結集を実現しよう。
「万国の労働者団結せよ」

闘わない組合から闘う組合へ 合同労組の仲間から

 社長をふくめ15名くらいの会社。業績不振によって3カ月の未払い給与が発生。社長がいきなり脅迫によって退職強要が行われ、彼以外の全従業員が3カ月分の未払いが残ったまま辞めさせられたというのが2月。ふざけるなと、絶対闘っていくべきだと、2月から5ヶ月間闘ってきたが、上部団体は、なかなか闘わない団体だった。われわれも「おい、どういうことやねん」と、自分たちで闘う労組にり、分会を立ち上げた。要求は、解雇撤回と残業代と未払い給与払えです。

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サンヨン自動車は6月8日付で976人を整理解雇しており、労組は整理解雇計画が明らかになるや5月22日から平沢工場を実力封鎖して工場占拠の無期限ストライキに突入し、以来、不屈の闘いを続けている。労組が掲げる要求は「整理解雇撤回と総雇用保障」だ。(写真は、8月1日 正門閉鎖に抗議する労働者)

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