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日本年金機構の選別雇用弾劾! 社保ニュース No.2

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 社保ニュース No.2 2009年11月

国鉄1047名解雇撤回! 社会保険の分割・民営化反対! 日本年金機構の選別雇用弾劾!
生活破壊と戦争の道州制反対! 闘う労働組合を甦らせよう!

 分限免職を許さず、「自主退職」の強要を拒否して闘おう!

 黙秘権行使等創意工夫で仲間を売るまい! 密告と恐怖政治の職場を変えよう!

 非常勤職員の選別雇用反対! 12月御用納め(12月28日)雇い止めをもってする社会保険庁の、2009年12月分厚生年金の略奪を許すな!

 私は、『雇用確保支援プロジェクト』の『登録番号27ー005』の平口雅明です。11月1日の日比谷野音での「国鉄1047名解雇撤回!公務員労働者360万人選別再雇用反対!道州制・民営化反対!労働者総決起集会」に参加し、社会保険庁1000名の不採用者の一人としてアピールしました。
翌日、11月2日早朝、高井戸の業務センターでの朝ビラ、午後、社会保険庁前での日本年金機構の不採用通知に対する抗議行動を行ってきました。また、日本航空再建において資本・国家の危機においては、賃金の後払いである企業年金の自主的返上、これに応じなければ特別法で年金受給権を略奪する攻撃が起きています。
このような事態の中で、社会保険庁当局と労働組合(全国社保労組)は一体となって、不採用者に対して自主退職の勧告を行い、闘争破壊を行っています。また、採用内定者にも仲間の密告をそそのかし、12月末まで当局休日出勤の指示に従わないと採用取り消しもあり得るという、恐怖政治で職場のみならず労働者魂さえ奪おうとしています。 (写真 高井戸業務センターで朝ビラ【11月2日】)

社会保険労働者の分限解雇・雇いどめ反対署名

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 具体的には2009年11月4日付けで広島社会保険事務局長屋敷次郎名で『不適正経理処理に関する調査回答票』なるものが求められてきました。
知らないという項目はなく「ある」か、「ない」か、の2者択一で、「ある」と回答すれば当然処分・知らなくて「ない」と回答し、もし事実があれば嘘の回答で処分・密告を強要するものです。仲間を裏切る奴隷的誓約書を拒否した全国28名の仲間・誓約書を拒否して自主退職の道を選んだ全国1000名以上の仲間と共に、闘いましょう。
社会保険方式は反動的モデルケースです。マスコミも動員した社会保険たたきで希望退職を求めず、割り増し退職金や国鉄のように特別法による雇用保険制度も設けない安上がりの首切り、この方式で元経団連会長である奥田碩・日本年金機構委員長は、360万人公務員労働者に選別解雇しようとしています。人事評価制度・正職員と有期雇用者(更新で最長5年)を分断し、手取りが生活保護水準のような低賃金のモデル職場を作り、年金額が現役労働者の60%~50%と年金額そのものを低水準にしようとしています。
(写真 社会保険庁前で抗議行動【11月2日】)

 非常勤職員の選別雇用・年金権剥奪許すな!

 非常勤職員の選別雇用・12月御用納め(12月28日)をもって雇い止めとし、社会保険庁は2009年12月分の厚生年金の資格を略奪しようといます。ここに、年金記録を整理するために働く現場で、労働者の年金権を奪うという社会保険庁=日本年金機構の本質があります。もし特別法を創ったとしても不採用通知と同じく歴史から消すことはできません。この事実を、非常勤労働者の年金権剥奪問題として、全社会的に明らかにしなければなりません。
パワーハラスメントである調整休暇を余儀なく求められた非常勤労働者・正規職員の皆さん、仲間を裏切らないこと、問題意識を共有することは誰にでもできます。
民主党の選挙公約=2年凍結案を反故にしての2010年1月発足は、年金財源を資本に投入するタイムリミットが来ているからです。追い込まれているのは資本の側です。奥田は社会保険労働者を理解しているのでなく、闘いを恐れています。

 不採用者を排除した、日本年金機構新労組の結成絶対反対!

 しかしながら、全国社保労組は11月29日社保労組大会と同時に、日本年金機構新労組を結成しようとしています。新労組は、分限免職者を、労働組合から排除しようとしています。
9月6日の定期大会の第3号議案『闘争資金特別会計の設置』であたかも闘う装いをしていますが、それは、「雇用確保と新組織確立の闘争資金」であり、解雇撤回を求める闘争資金では全くありません。むしろ、分限免職を許さず、国鉄1047名闘争のように闘う者を、新組合から排除し闘争を破壊する資金です。
労働組合は、解雇された者・職場に残った者・やむを得ず退職した労働者を含め、勝利するまでともに闘い、団結するところです。新労組は、分限免職者はもとより、退職を余儀なくされた者の加入を認めるべきです。私は、新労組への加入を要求します。

全国社会保険職員労働組合広島県支部福山分会 平口雅明(福山社会保険事務所)
連絡先:携帯=090-7126-3226
メール=masaaki0055hiroshima27-005@docomo.ne.jp
動労千葉HP:http/www.doro-chiba.org/
動労千葉を支援する会HP:www.geocities.jp/dorosien28/index.html

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