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解雇撤回求め社保の仲間41名不服申し立て

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 2010年1月20日発行

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解雇撤回求め社保の仲間41名が不服申し立て

 闘いの力で民営化・労働監獄打ち破ろう

 1047名解雇撤回・鉄道業務全面外注化阻止!小沢・鳩山=民主党・連合政権打倒の2・13デモへ

 社保庁525名の解雇撤回・民営化粉砕闘争が始まった

 すべてのみなさん!社保庁解体で不当な分限免職処分を受けた525名の解雇撤回闘争が激しく始まりました。
1月19日広島で、平口さんが人事院に対する不服申し立てに決起。全国では平口さんはじめ41名の労働者の仲間が、解雇撤回を掲げて闘争に起ちあがっています。年金破たんは労働者の責任ではない! どうして社保庁解体・民営化で、労働者の首が切られなければならないのか!
鳩山政権と連合がブルジョアジーと一体となってやろうとしているのは、社保庁で現に起こっていることを見ればすぐわかります。道州制=国家丸ごと民営化で公務員360万人の首を切り、労働組合を解体して、全労働者に賃下げと非正規雇用化、労働監獄を強制する攻撃です。しかし、こんなことが許せるか! です。
これに対する反乱が、国鉄1047名闘争に続いてまき起こったのです。道州制・民営化絶対反対で、断固ともに闘いぬきましょう。

 過去にさかのぼる処分恫喝で「奴隷としての意識改革」迫るあくどさに怒り渦巻く

 長妻厚労相は、1月4日、年金機構業務開始にあたって、「50年間積み重ねてきた責任を取れ」「意識改革しろ」と訓示を垂れ、8日には、過去にさかのぼって369人の労働者に「違法行為があった」とデッチ上げて不当な処分を乱発しました。首切りと処分の恫喝で労働監獄を強制するあくどさに、職場は怒りで爆発寸前です。
年金制度解体に行き着く長妻厚労相や連合・労働組合幹部の勝手にさせてたまるか!
社保労働者の大量首切りに加担した連合の南雲事務局長は「不適切な労使慣行と決別」した「お客様本位のサービスの提供」を語り、「税方式による最低保障年金の創設など年金制度の抜本改革(=解体)」まで言及する談話を発表しました。
こんな連中をいつまでものさばらせておくわけには絶対いかないということです。
国鉄決戦に総決起し、首切りと戦争の鳩山政権倒そう
国鉄1047名解雇撤回の闘い、鉄道業務全面外注化阻止の闘いの爆発は、腐りきった政府やブルジョアジー、連合・労働組合幹部の金と権力まかせの支配を打ち破る決定的闘いです。社保労働者の解雇撤回をともに闘い、2・13春闘大デモで鳩山政権を打ち倒しましょう!

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 平口さん先頭に分限免職撤回の不服申し立て闘争が始まり、「支援する会・広島」が発足!

 1月19日、全国社保労組福山分会の平口雅明さんは、人事院(広島分院)に対し、分限免職処分の撤回を求める不服申し立てを行い、同じように不当解雇を受けた全国の仲間と共に分限免職粉砕・解雇撤回の戦闘宣言を発しました。
夜には、広島市内で「社会保険労働者解雇撤回集会」が熱烈にかちとられ、発言に立った平口さんは、「第2の国鉄1047名闘争として闘う」決意を明らかにしました。さらに、社保労働者525名の解雇撤回をともに闘う「社会保険労働者の解雇撤回闘争を支援する会・広島」の結成が全体で圧倒的に確認されました。
さあ、闘いはこれからが本番です。全国的支援陣形を強化し、ともに解雇撤回と民営化・労組破壊粉砕を勝ちとろう。国鉄決戦と一体で民主党連合政権打倒の大闘争としよう!
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 尼崎事故をくり返すな! 鉄道業務全面外注化阻止!

 第2の国鉄分割・民営化をぶっとばそう!

 勝利の路線=反合理化・運転保安闘争路線で闘おう

 安全度外視! 鉄道業務を百超える子会社に分割する暴挙

 JR東日本は、01年以来、保線や電力、信号通信など設備部門の外注化を強行してきました。その結果、下請け労働者の労災死亡事故、レール破断、給電システムの崩壊、相次ぐ信号トラブルなど、安全はとことんそこなわれました。
これに加えて、車両の検修・構内業務が外注化されたら安全は最後的に崩壊します。さらにJRは、国鉄7分割・民営化の上で、「効率化・コスト削減」と称して、今度は鉄道業務を最終的には百を超える子会社に細分する構想を打ち出しています。もはや単一の指揮系統の下での業務などありえない。偽装請負どころか、107名の犠牲者を出した05年尼崎事故を上回る大惨事すら迫っているのです。

 2月配転拒否し、動労千葉はストライキ態勢に突入!

 検修・構内業務外注化絶対阻止で闘う動労千葉に対し、JR東日本は2月1日、30代運転士を駅業務に配転する第3次ライフサイクル配転と、幕張支部の役員を幕張車両センター本区から転出させる強制配転の攻撃をかけようとしています。これに対して、動労千葉は、ストライキも辞さずこれと対決する構えを固めました。
JRは、駅に非正規職の契約社員を大量に導入する一方、列車の運行にかかわる駅の輸送職の育成をまったくおこたってきました。その矛盾を運転士の駅への強制配転によってのりきるとともに、非正規職化・低賃金化をさらに進めようとするのがライフサイクル配転攻撃なのです。
動労千葉は、これまで当局と結託したJR総連カクマルと立ち向かい、ストを構えて組合員に対するライフサイクル発令と検修・構内業務の外注化を阻んできました。組織破壊の大攻撃にはば対し、2月配転拒否・外注化絶対阻止の闘いに突入しようとしているのです。

 「労働者に責任なし」船橋事故闘争で完全勝利し原職復帰

 動労千葉が一貫して闘い抜いてきた反合理化・運転保安闘争の路線は、全労働者が団結し勝利をかちとることのできる唯一の路線です。動労千葉の反合理化・運転保安闘争路線は、72年の船橋事故をめぐる闘いの中で確立されました。信号停電に伴って起きた数百人の負傷者を出す電車追突事故の責任を、運転していた労働者のせいにして逮捕・起訴に追い込むという事態に対して、「事故の責任の一切は合理化を進めた当局にある」と言い切って徹底的に闘い抜いたのです。それまで、「事故問題は労働組合運動のテーマにならない」「多かれ少なかれ労働者の責任だ」として押しつぶされてきた現場労働者の怒りを結集し、「コスト削減・効率化(合理化)」を強行してきた当局に対して、処分も恐れず地裁包囲デモ、ストライキ、順法闘争を含む実力の闘いをもって立ち向かい、有罪判決を受けたにもかかわらず、当該運転士の原職復帰をかちとったのです。一人の組合員のために、組合の総力を挙げ、処分を辞さず闘ったことが、組合の大変な信頼関係を作り上げました。この強固な団結と反合・運転保安闘争路線が、国鉄分割・民営化阻止攻撃をはね返す大きな力となったのです。

 一切は労働組合の問題だ。安全問題に妥協はありえない!職場全体で闘いまき起こそう

 安全は資本や当局も否定はできないものの、利潤追求=コスト削減のために必ず安全を破壊する合理化・効率化を強行してきます。まさに資本主義の根本問題であり最大の弱点なのです。今、労働者は大失業と民営化・非正規職化、低賃金と重労働を強制されています。少しでもミスをしたり事故を起こせば、労働者個人の責任とされて首を切られるのです。これに対して、労働組合はどういう態度をとるかです。
労働者と資本の利害は相いれません。合理化・民営化絶対反対で、安全問題を非妥協的に闘い抜く。これこそ、労働者が団結して進むべき勝利の路線です。職場にあふれる事故・労災・安全衛生問題を絶対あいまいにせず、職場全体の問題として闘おう。職場に闘う労働組合を作り出そう!
国鉄1047名解雇撤回・鉄道事業全面外注化阻止決戦と一体で、反合理化(民営化)・安全闘争を職場全体の課題としてまき起こそう。闘う労働組合を現場労働者の手に取り戻そう
(写真 JR尼崎事故・羽越線事故をくり返すな! 1047名解雇撤回!(左)10/16動労千葉先頭にJR東日本本社に対し抗議行動、(右)12/23JR新潟支社包囲デモに決起)

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