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月刊「交流センター」4月号 発行

《2010/04月号目次、テキスト》

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□中野代表を追悼する 事務局長 辻川 慎一
□国鉄・沖縄決戦で青年労働者の団結を組織し、交流センター運動の飛躍を!
□1047名闘争解体を許さず、国鉄闘争勝利の全国大運動を!
□尼崎事故弾劾! 4・25全国総決起集会に集まろう
□普天間基地即時撤去・辺野古新基地建設絶対反対! 4・28沖縄デー集会へ!

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■労働者の目

中野さんの思いを継いで

柳 沢 裕 子 常任運営委員 千葉勤医労

 このたび、常任運営委員となりました柳沢裕子と申します。千葉勤医労の組合員であり、医師です。病院経営者と組合は共に民主医療機関連合会(民医連)に所属しており、日本共産党の大きな支持勢力です。数年前より、生活給であった月5万円の「医長手当」を能力給に変更することに対して組合で闘っていたら、執行部に裏切られ、私の医長降格処分を機に、昨年より同僚医師と共に、時間外労働(当直)拒否の闘いをしています。医師も賃金労働者なのです。

 全国労組交流センターの常任運営委員になることは、自分でも予想外のことで、先の交流センター総会の途中まではお断りしようと思っていました。しかし、会議場の前に掲げられている「第17回全国労組交流センター全国総会」という文字をしげしげと眺めていると、国鉄分割・民営化後に総評が解体され、連合ができるという情勢の中で、動労千葉の当時委員長だった中野さんが、労組交流センターの必要性を感じて立ち上げたことの意味が、この大恐慌下の今こそ強く感じられ、中野さんの思いに少しでも応えなければいけないと思い、微力ではありますが、やってみようと決意したのです。

 

 その中野さんが3月4日に亡くなりました。中野さんは、私にとっては労働学校の校長先生でした。私にマルクス主義の根幹を教えてくれたのが中野さんでし た。
 中野さんという大きな大きな存在がすうーっと消えていってしまった日、私は久しぶりに『俺たちは鉄路に生きる2』を読みました。
 「ああ、ここに中野さんの人生がつまっている」 
 そう、思いました。『俺鉄2』は中野さんの自伝であり、『甦る労働組合』は中野さんの遺言だと、今感じます。
 労働者階級を徹底的に信頼して闘ってきた中野さんの思いを継いで、労組交流センターを大きく飛躍させていくために、まず、自分自身の飛躍が必要だと感じ ています。自分の職場の仲間との団結とそれを拡大する闘いの経験を大切にして、がんばりたいと思います。 

 

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