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11・7日比谷に5900名、外注化阻止決戦突入を宣言

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 2010年9月22日発行

 11・7日比谷に5900名が結集し、外注化阻止の決戦突入を宣言
大幅賃下げ絶対反対! ストライキで闘おう
労働者をなめるな! 怒りを叩きつけよう

 ふざけるな! 平均10万8千円。こんな大幅賃下げ提案、どうしてのめるか。これ以上の賃下げも、生涯賃金を何千万円も減らす給料表フラット化も、もうがまんの限界だ。次に来るのは公務員大量首切り。もうここまできたら、現場の労働者の怒りがどれほど強いか思い知らせよう。闘いだけが未来をひらく。絶対反対で闘おう!
 11・7労働者総決起集会が5900の大結集で熱烈にかちとられました。労働者の力を思い知れ!11・7集会に示された労働者の闘う団結の力を爆発させよう。秋闘を賃下げ絶対反対のストライキで闘おう!

11・7労働者総決起集会が5900の大結集で熱烈にかちとられました。労働者の力を思い知れ!11・7集会に示された労働者の闘う団結の力を爆発させよう。秋闘を賃下げ絶対反対のストライキで闘おう!

11月7日、国鉄1047名解雇撤回の新たな闘争宣言が発せられた

 11・7集会は、新自由主義による民営化・非正規化、首切り・賃下げと職場生産点で闘いぬく全国・全世界の労組・労働者が一堂に会し、国鉄1047名解雇撤回の新たな闘争宣言が発せられました。
 連帯労組・関西生コン支部が5か月におよぶ産業ゼネストの勝利の報告を行い、動労千葉は、検修業務全面外注化阻止の新たな決戦突入をアピール。集会後の銀座デモは、前日11月6日の極右・田母神らの「日たもがみの丸」デモを数でも迫力でも圧倒しAPEC厳戒態勢をぶっとばす解放感いっぱいの大行進となりました。(くわしくは裏面で)

 (写真 菅民主党政権打倒!1047名解雇撤回! 日比谷野音を揺るがし5,900 名が団結がんばろう!【左】動労千葉争議団と国労闘争団員が力強く決意表明【左下】)

 道州制・公務員360万人首切り攻撃が本格化し、決戦に突入!

 大恐慌下の公務員大量首切り攻撃との決戦が始まっています。
社保庁解体による正規・非正規職員3万人の全員解雇・選別採用に続き、公立病院や公営交通、保育園はじめ、「公務員の生首を飛ばす」攻撃が本格化しているのです。

 5年間で地方公務員22万8千人、年間6千億円の賃金カットを強行

 総務省は9日に「地方行革・集中改革プラン」で「この5年間に現業職をはじめ地方公務員22万8千人を減らし、さらに毎年6千億円の賃金カットを実現した」と誇らしげに「戦果」を発表しました。
その結果、労働者の職場と生活はどんな状況になっていると思っているのか!です。

大恐慌に立ち向かう動労千葉、関西生コンのストライキに続こう

 もうがまんは限界です。左の朝日新聞『声』欄への投稿記事を見て下さい。公務員への賃下げや首切りは、労働者全体、社会全体への大失業と総非正規化・超低賃金化に直結します。菅政権の「公務員制度改革」はそういう攻撃です。だから今、労働者の怒りをストレートに爆発させて、闘いに立つときです。社会を動かしている労働者の最強の武器、ストライキで闘おう!


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 公務員の数と給与の削減は必ず民間に跳ね返る。労働者の生活がまともに成り立たなくて未来はないと訴える中小企業に勤務していた労働者の声11/1『朝日』

 

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(以下裏面)

11・6極右・田母神「日の丸」デモを圧倒し、11・6~7労働者国際連帯として勝ちとる
アジアの権益争奪のための11・13~14横浜APEC許すな!

世界から大結集。民主労総ソウル本部は42名の大代表団が参加

 11・7集会は、G20(20ヵ国・地域)首脳会議反対のソウル4万人集会と結合し、大失業・戦争と闘う全世界の闘う労組代表が結集する国際連帯の一大労働者大会となりました。
 民主労総ソウル本部からは42名もの大代表団が4日から来日。政府による農地強奪・軍事空港建設と44年間にわたって闘い続ける三里塚空港反対同盟との熱い交流を実現。6日の国際連帯集会には、アメリカ・ドイツの闘う労組代表や在日・滞日の外国人労働者も合流し、450名の感動的な集会を実現。国境を超えて新自由主義と闘いぬく強固な国際連帯を打ち固めました。

労働者の国際連帯と職場生産点の闘いが戦争を阻む!

世界金融大恐慌は、とどまることのない大失業のまん延と戦争の危機としていっそう激しく進行しています。
アメリカでは、この大失業状態は20年間経っても元に戻らないと言われだしました。もはや資本主義の下で、労働者はまともに食べていくことすらできない状態に叩き込まれているのです。
為替切り下げ戦争、通貨戦争が潰しあいのつぶ様相となって激化し、市場や資源、さらには領土そのものをめぐる戦争的激突が始まっています。国家間の戦争を止めることができるのは、唯一、国境を超えた労働者の国際連帯の力であり、職場生産点での労働者の闘いのみが、これを作り出すのです。ここに排外主義や愛国主義の洪水を打ち破る道があります。

超低賃金化・非正規化と農業壊滅もたらすTPP絶対反対!

菅民主党政権は、巨大資本の権益の確保と拡大のために、APEC(アジア太平洋経済協力)首脳会議を機に、TPP(トランス・パシフィック・パートナーシップ協定)による関税ゼロ化と一体の、労働者への超低賃金・非正規化と国内農業壊滅の道へ突進しようとしています。横浜APECを許さず、全世界の労働者と団結し、共に闘おう!
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動労千葉田中委員長の11・7集会発言

ストを構え外注化を阻止する

 国鉄闘争の灯を消してはならない。私たちはこの6月、1047名解雇撤回への新たな全国運動をスタートさせました。
国鉄分割・民営化は、戦後最大の労働運動解体攻撃でした。最強の労働組合を誇っていた国鉄労働運動が雪崩をうって屈服し、総評・社会党は解散に追いこまれ、社会的な力関係は深刻な転換を強いられました。そして以降今日までに一千万人を超える労働者が非正規職、ワーキングプアに突き落とされたのです。
動労千葉は、1985年、86年、90年と首をかけて3波のストに立ちあがりました。この闘いで40人の仲間が解雇され、100人以上が配転、2度にわたって5千万円もの損害賠償請求訴訟が起こされました。
しかしわれわれはこの闘いで大きな勝利を手にしました。この闘いが24年間におよぶ1047名の解雇撤回闘争を生み出したのです。それは、新自由主義に対する決定的な対抗力となり、全国の労働者の結集軸となる画期的な闘いでした。
恐慌が世界をのみ込んで進行しています。菅政権は「公務員制度改革」と称し、教育・医療など公共部門のすべてを民営化し、数百万人の労働者を解雇して非正規職に突き落とそうとしています。それは国鉄分割・民営化を十倍するような究極の民営化・労組破壊攻撃です。
「尖閣諸島(釣魚台)」問題では、洪水のちょうぎょだいように排外主義・国家主義があおられています。資源・市場・勢力圏確保のための争闘戦が領土をめぐる衝突に発展し始め、それが改憲と軍事大国化、安保と沖縄基地強化への衝動となって噴き出そうとしています。
本来、労働者に国境は存在しない。領土問題で戦争をあおる韓政権、大失業後戦争以外に危機を打開できなくなった資本主義体制を打倒するために、闘う労働組合が歴史の最前線に登場する時代が到来しています。
世界中でストライキやデモの嵐です。今なによりも求められているのは、変質と屈服を深める既成の労組幹部の支配に抗し、現場から闘いをつくりあげることです。労働者の団結した闘いこそが歴史をつくり、社会を変革する力です。
動労千葉も新たな闘いに立ちあがります。われわれは外注化阻止の闘いの渦中にあります。鉄道業務を数百の子会社・孫会社にバラバラにし、労働者ごと丸投げ外注化する攻撃です。雇用と安全が根本から解体されようとしています。
われわれは昨年秋から今年春にかけて5波のストライキを闘い抜き、今度は千葉だけでなくJR東日本全体の外注化をストップさせました。
闘いは再び決戦のときを迎えています。われわれは今秋から来春に向けてストを構えています。外注化阻止闘争は解雇撤回闘争と一体の闘いです。民営化・外注化攻撃との闘いなくして、労働運動の再生は空語です。われわれは、労働者と労働運動の未来をかけて全力で闘い抜く決意です。
連帯労組関西地区生コン支部の仲間は、4か月におよぶストライキで巨大ゼネコンの支配をくい破りました。この歴史的勝利と国鉄闘争を先頭に、大恐慌情勢を打ち破る新たな労働運動をつくりあげる決意です。
(写真 上:米韓独労働者など450 名が参加した11・6 国際連帯集会(千葉)/中:11・7 銀座デモ/下:11・7 ソウル4 万人集会)

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