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月刊「交流センター」5月号 発行

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■労働者の目
労組青年部の力で原発廃止、新自由主義打倒へ
小林 久志 常任運営委員、東京西部ユニオン青年部長/日逓中野被解雇者

 東日本大震災による福島第一原発事故は、原子力の必要性、その存続の是か非かが大きく問われるきっかけになりました。世界中が注目する中で4月10日に東京・杉並区高円寺で1万5
千人もの参加者による反原発デモが行われました。インターネットやツイッターなどで集まった参加者は若い人が多く、その大半が初めてデモに参加する普通の人々でした。核の持つ危険性、その恐ろしさを覆い隠す東京電力資本と菅政権のペテンにもう騙されるものかと、具体的な行動に突き進んでいます。
こうした中で、原発即時停止・廃止を訴えて杉並区議選挙に臨んだ北島候補の街頭宣伝の場でも、核問題をめぐり活発な反響が得られています。今の社会に誰しもが不満や怒りを抱え、生きていくのがやっとな現状に直撃した今回の事故問題は、全ての労働者に共通する死活問題として「明日からどうするべきか」あちこちで討論になります。

 

   よく出る意見で「原子力にとって代わる代替エネルギー案などを示しては?」とも言われますが、単にエネルギーだけで解決する問題ではありませんよね。軍事利用も視野に入れた核に依拠するあり方、資本主義を極限まで推し進める新自由主義の行き着いた結果が、今回の原発事故を引き起こした最大の問題点です。ここを打倒し、転換しない限り今後の展望もあり得ない、そのための突破口として求められるのが労組青年部の存在です。
職場内で発生する事故問題を徹底的に追及する事で同僚を守り切るように、あらゆる問題から逃げず共にのりこえる仲間の存在が渇望されている今、そうした組織建設で共に勝利しよう!
5・15沖縄闘争―拡大全国運営委員会―青年労働者集会の成功から6・5国鉄大集会へ!!
 

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