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月刊「労働運動」11月号 発行

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■労働者の目

非正規職撤廃! 闘う労働組合をつくりだそう!
吉本 伸幸 常任運営委員 合同・一般労働組合全国協議会 共同代表
 

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 反原発・反失業のデモ・コ-ルが響き渡る!!  〈NO NUKES NO MORE WAR  原発いらない 核はいらない 震災前から 大恐慌だ 解雇賃下げ 非正規外注化 働きたくても 仕事がない 大学出たけど 仕事がない 仕事をしたって 生きていけない こんな社会に 未来はないぞ こんな社会は うちらで変えよう 社会を揺るがす 労働組合  いまこそうちらと 革命やろうよ!!〉
 厚労省の発表では、非正規雇用率は38.7%です。非正規労働者が2千万人を超え、その「74%が年収200万円以下」! もはや年金・医療・教育も崩壊寸前。多くの労働者が定年後も死ぬまで働かされ、家族全員が働かなければ生活出来ない状態に追い込まれています。労働者をこれほど安くこき使っても、資本家の展望もない、まさに「終わりの終わり」の資本主義です。
 「派遣労働者がたった1日『今日はみんなで一斉に休んじゃえ』と団結してストライキに立ち上がったら、全国の生産ラインがストップし、日本資本主義そのものを揺るがせるということだ。/非正規雇用労働者の増大というのは、労働者に対する重大な攻撃であるけれど、しかしこの現実を逆手にとって労働者が団結して闘えば、そうとう思いきったことができる。終身雇用制のように、企業が労働者を安定的に支配する・・・会社への忠誠心なんてものは生まれない。・・・非正規雇用の労働者が団結したら、労働者から搾取と収奪を欲しいままにしている派遣会社を揺るがすことはいくらでもできる」〈中野洋『甦る労働組合』〉
 ついに時代が変わる扉が開く時が来た!青年、壮年、老年、すぐ目の前、今が革命だ!
9・11―9・19反原発の闘いの中から生み出された組織化と闘い。合同・一般労組全国協は動労千葉・動労水戸とともに分会・職場における資本との攻防を先頭で闘い抜き、組織を拡大し11月集会の大成功の先頭に立つ、そこから再びすべての職場へ!

(写真 俳優・山本太郎氏も飛び入り! 9・19反原発6万人集会後のNAZENのデモ隊【東京・外苑前付近】)

 野田首相は、元山梨県教組委員長の輿石東を民主党幹事長にすえ、福岡県教組出身の神本美恵子を文部科学大臣政務官(原子力開発と子ども・子育て新システム担当)に任命して、日教組本部を取り込み、原発再稼働と大増税、公務員賃下げ・大首切り合理化を進めようとしている。
 しかし、これに「子どもたちを守れ!」と真正面から立ちはだかっているのが福島県教組だ。9・19の明治公園には福島平和フォーラムの先頭に立つ教育労働者170人の大隊列で登場した。
 9月23日に福島現地で開催された「フクシマと全国をむすぶ教育労働者交流集会」には、ロサンゼルス統一教組(UTLA)をはじめ、英独からも熱い連帯のメッセージが寄せられている。「すべての原発をいますぐなくそう!」は世界の労働者の要求なのだ。
 問われているのは、われわれ交流センターの怒りの総反乱の組織化である。いまこそ教育労働者を先頭に反原発闘争の先頭に立って立ちあがる時がやってきた。11・6労働者集会を、反原発・反失業の国際連帯-怒りの労働者総決起集会として勝ちとろう!

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