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月刊「労働運動」2012/12月号 発行

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■労働者の目

外注化阻止・非正規職撤廃の第2ラウンドへ!
自信を持ってこの道を進もう
 羽廣 憲 常任運営委員 国労九州小倉地区闘争団

 11・4労働者集会は、10・1の外注化決戦を階級的労働運動路線で闘い抜き、11月労働者集会を勝ちとった地平に立って次なる闘いに突入する出発点を築きました。
 私は、その日、日比谷野音の壇上から、解雇撤回を貫く国労闘争団の一人として、小玉忠憲原告に対する10・11鉄道運輸機構訴訟控訴審の1047名闘争破壊の反動判決を弾劾すると共に、5・27国労臨時大会闘争弾圧を仕掛け、組合員資格を勝手に奪った国労の歴史を国労組合員の手でつくり変える決意を明らかにしました。
 いよいよ外注化阻止・非正規職撤廃の「第2ラウンド」をいかに闘うのかが問われています。
 労働組合が新自由主義の激しい攻撃に屈服する中で、単なる抵抗勢力にとどまることなく階級的労働運動を真正面から大胆に提起しよう。資本による団結破壊と取り引きしてきた体制内労働運動から、団結を総括軸にする階級的労働運動で勝利できることを証明しよう。そして団結を奪われた状態が普通の青年労働者に団結して資本と闘うことのすばらしさを知ってもらうには、私たちが実践することでしか伝えられません。

(写真 11・4労働者集会で訴える羽廣憲さん)


一昨年の4・9政治和解で労働運動情勢は一変しました。労働者が団結することを許さない大攻撃でした。同時に司法の反動も激しく進んでいます。この情勢は支配階級のピンチを表しています。労働者階級から見ればチャンスなのです。凶暴さを増す資本家階級が最も恐れているのは労働者が団結することです。労働組合という団結体を恐れるのは自らが倒される存在だと知っているからです。
 私たちの怒りは爆発寸前です。労働者階級の怒りを今こそ資本家階級に思い知らせる時です。労働者を食わせることができなくなった資本に引導を渡すときがやってきたのです。
 非和解で団結をどこまでも拡大し、フクシマとの連帯をかけて国鉄・反原発を闘い抜けば道は開けると確信しています。自信を持ってこの道を進もう。

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