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月刊「労働運動」2015/4月号

  • 2015年4月15日 18:08
  • 事務局

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(表紙の写真は、3・15動労水戸支援共闘結成集会で、演壇に並んだ動労水戸組合員と家族【東京・上野】)

■甦る労働組合

3月闘争は大きな勝利を開いた!階級的労働運動の力で安倍打倒へ! 

月刊労働運動 2014/1月以降からの記事 

大熊 豊彦(常任運営委員・埼玉労組交流センター・全逓)

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春は春闘の季節であり、死活をかけ労働条件改善と賃上げを職場労働者の団結した力で闘っていこうではありませんか。
 3月の闘いは、3・11反原発福島行動、3・14JRダイ改攻撃粉砕のストライキ、そして3・15動労水戸支援共闘結成と、今年の前半戦の大きな地平を切り開き、勝利感でいっぱいです。安倍政権の狙いと破綻を労働者は見抜いています。
 3・11は東日本大震災、大津波とフクシマ原発事故から4年目です。「再稼働、首切り、もうたくさんだ。怒りを力にたちあがろう、つながろう! 3・11反原発福島行動」は、郡山市民文化センターで開催され、会場には立すいの余地もない1100人が全国から集まりました。全原発廃炉を明確にし、安倍の復興キャンペーンや反原発闘争の圧殺と対決し、フクシマの怒りと一体となって階級的労働運動を軸に反原発闘争を闘っていく大きな展望を切り開いた集会でした。

また3・15動労水戸支援共闘の結成集会は、「動労総連合を全国に」という旗頭です。昨年の動労水戸の被曝車両K544搬入阻止ストライキ以来の闘いは被曝労働反対の闘いであり、原発労働者との団結をつくりだし、核と原発を廃絶し、全国・全世界の労働者と団結した闘いだと思います。
 また3月ダイ改反対闘争は、第二の国鉄分割・民営化攻撃との闘いです。労働強化や、地方ローカル線の切り捨てを許さず、鉄道労働者が地域住民や労働者と一体となって反乱を組織する闘いとして切り開かれました。
 動労千葉は第3波闘争でストライキを設定しようとしています。また動労水戸、動労西日本もストライキで決起し、連帯高崎も籠原運輸区前で抗議、宣伝活動を闘いました。
 我々、労組交流センターは「動労総連合を全国に」を合言葉に闘ってきました。その真価が問われる2015年ではないでしょうか。国鉄決戦を基軸に、公務員産別、合同一般全国協議会、各産別の労働者は、職場での組織化と拠点化が求められています。それが「動労総連合を全国に」ではないでしょうか。
 昨年は、国鉄、反原発、星野奪還の3大闘争を闘い抜いてきました。今年は、文字通り戦争と民営化・外注化をめぐる決戦の年であり、これからが闘いの正念場です。安倍政権と日帝ブルジョアジーを労働者の怒りで打倒しましょう。
 春闘を闘い抜き、4月統一地方選挙で東京杉並区の北島邦彦さんの当選を勝ち取り、5、6月の安保国会に60年代、70年代を上回る労働者の怒りをぶつけていきましょう。
 新自由主義的帝国主義を打倒する闘いは、階級的労働運動を推し進め闘い抜くことです。職場の労働者と団結して、共に勝利するまでガンバリましょう。

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