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月刊「労働運動」2016/07月号

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(表紙の写真は、1626名が結集した6・5国鉄闘争全国運動集会)

■甦る労働組合

参院選決戦に勝ちぬいて、11・6労働者集会1万結集へ!

月刊労働運動 2014/1月以降からの記事 

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大熊 豊彦(全国労組交流センター常任運営委員・ 全逓部会・埼玉)

6・5国鉄闘争全国運動集会は、1626名で大成功でした。労働法制解体に対して怒りを込めて一丸となって大反対運動を展開する集会として盛り上がりました。全国運動呼びかけ人の花輪不二男さんは「労働三権、団結権、団体交渉権、争議権を対置して労働法制改悪に対し断乎として闘う」と発言しています。3年、5年で雇い止めする攻撃に対して、あらゆる闘いを組織する必要があります。
 郵政では、2018年4月より1年半前倒しで今年10月から「無期転換」で雇い止めする攻撃をJP労組本部は認めました。今年4月から、他産別も含めて雇い止め( =首切り) 攻撃が起こっています。今、闘いを巻き起こす時なのです。 
 私たち労組交流センターは、労働法制改悪に対し、絶対反対の立場で闘っていきましょう。

4、5月闘争の過程で、伊勢志磨サミット( G7) 会議は、まさに世界の強盗共が集まり、労働者人民に対して戦争と貧困と弾圧を強制する会議でした。オバマと安倍の広島訪問は、侵略戦争に核を使って労働者を虐殺する攻撃です。オバマの「空から死が降ってきた」発言は、居直りであり一片の謝罪も反省もなく、公然と核のボタンを持ってくること自体、広島の労働者人民に対しての欺瞞(ぎまん)であり悪(あくらつ)辣な言動です。絶対に許すことは出来ません。
 私たちは、民主労総のゼネストやフランスの労働者の闘いと一体となって、国際連帯で闘う決意を示す時です。沖縄での元海兵隊員による女性の暴行殺人に対して、沖縄県民をはじめ全国の労働者は怒っています。6月19日沖縄県民大会は主催者発表で6万5千人結集しました。入りきれない人たちや国会周辺を含めると10万人を超えたと思います。沖縄県民の「米軍は出ていけ!」「基地撤去!」の憤激が叩きつけられたと感じました。
 安倍、オバマへの怒り、労働法制解体への怒り、沖縄県民の怒り、戦争への怒りが、7月参院選につながっています。鈴木たつおさんを押し立て「新しい労働者の政党をつくろう」と呼びかける、新自由主義を打倒する闘いです。必勝を期して闘いましょう。
 7、8月闘争が後半の要です。「労働の奪還」論で労働者の職場からの決起を作り出し、選挙闘争過程で自分の職場を拠点化する闘いに取り組みましょう。仲間と団結し、「労働の奪還」論を職場全体に提起することだと思います。
 6・5集会でも発せられましたが、今年の11月6日の集会は、7月参院選を勝ち抜いた地平で、必ず1万人を日比谷野外音楽堂に集めきりましょう。その力が戦争を止める力になるし、国際連帯で労働者が主人公の世の中を創る糧になります。
 共に闘いましょう!

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