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月刊「労働運動」2016/09月号

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(表紙の写真は、8・6ヒロシマ大行動・デモ=平和記念資料館前【解散点】)

■甦る労働組合

職場闘争を軸に拠点を建設し、11月労働者集会の大結集へ!

月刊労働運動 2014/1月以降からの記事 

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吉本 伸幸(全国労組交流センター常任運営委員、鈴コン分会書記長)
 安倍政権は大恐慌と長期大不況の直撃を受け、資本主義の終わりという状況に追い詰められ、絶望的に凶暴化しています。 改造内閣の防衛大臣に、日本会議の稲田朋美を据え、日本会議幹部で極右の小池百合子都知事と組んで戦争・改憲へと突進し、労働法制大改悪を企て、労働者に非正規職化と貧困の攻撃をかけてきています。そして、残業代ゼロ法による8時間労働制の解体、金銭解雇による解雇自由化の狙いは労働運動・労働組合の解体にあります。「1億総活躍」とは、戦争への国家総動員攻撃そのものです。労働組合を根絶し、労働者を侵略の先兵に組織することでしか戦争は出来ませんが、それ自体も大破産しています。1987年国鉄分割・民営化と1989年総評解散によって労働運動を一掃しようとしましたが、動労千葉を先頭とする闘いで、分割・民営化は労働組合潰しの国家的不当労働行為だったと最高裁(2015年6月30日決定)が認めざるを得なくなりました。分割・民営化から30年、解雇撤回闘争は非正規職化に対する職場の怒りや新たな青年の決起、外注先の労働者のストライキを生み出しています。職場の仲間と共に団結して、闘う労働組合の絶体反対の職場闘争こそが自らの未来を切り開く道です。

鈴コン分会の第2次職場闘争も「就業規則改悪粉砕とSJK(御用組合)壊滅」を掲げて「職場アンケート」を持ち込み、鈴コン分会全員で職場の仲間に総オルグに突入しています。会社とSJKは結託して就業規則を改悪してきました。敵の狙いは、職場の仲間の団結破壊と分断です。雇用契約書があるにもかかわらず、会社は、職場の労働者一人ひとりを個人契約にして雇用破壊を仕掛けてきています。就業規則に60歳定年、65歳解雇を明記し、労働条件や雇用を破壊して、会社の言いなりに低賃金でこき使おうとしています。鈴コン分会の第2次職場闘争は、就業規則改悪とSJKとの全面対決に突入しました。日韓労働者の11月総決起、国際連帯の全世界共同行動に、鈴コン分会と鈴コン分会支援・連帯共闘会議は総力、総決起で職場闘争を軸に『非正規が闘って勝った!』の鈴コン分会本を徹底的に活用し、生コン・運輸で働く労働者の組織化、拠点化、闘う労働組合の復権をかけ、11月総決起に関東生コン建設の大いなる野望をもって全力で突入していきます。
 参議院決戦での三大方針を国際連帯闘争と結合し、労働者階級の国際連帯と自らの職場生産点から巻き起こすストライキで、世界の労働者は国境もなく一つだという確信と情熱で11月総決起を勝ち取っていきましょう! 鈴コン分会と鈴コン分会闘争支援・連帯共闘会議は拠点建設をかけ、11月労働者国際連帯集会と日韓労働者の総決起へ先頭を切って突入します。

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