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全逓: 2009年12月アーカイブ
12・14銀座局死亡事故は本人の責任ではない!
- 2009年12月26日 12:24
- 全逓
2009年12月26日発行
12・14銀座局死亡事故は本人の責任ではない!
「会社に殺された!」民営化がもたらした大事故
営利優先、安全無視の民営化こそが元凶だ!
12月14日午後9時20分頃、東京・銀座局で電動けん引車(3輪車)を運転していた特殊郵便課の労働者(59歳)が、業務用エレベーターの扉と接触。その衝撃で扉が開き、乗っていたけん引車の下敷きになる形で1階に転落し、死亡するという大事故が発生しました
テレビや新聞では、当局のコメント通り、「本人の操作の誤りで、エレベーターのドアを突き破り(突っ込み)、転落死した」と報道しました。また当局は、翌15日の集配課での朝のミィーティングでも、「本人の責任。安全運転を」として、情報を操作し、事故を隠蔽しようと躍起になっています。
支店長を始め当局は、管理者として職場の安全の確保の責任を100%開き直っています。絶対に許すことは出来ません。構内で死亡事故を引き起こした管理者の責任こそ、問われなければなりません。
一切の責任は当局にある!
当局は、何よりも遺族に心から謝罪し、全ての責任を取れ。一体、何が起き、何が原因なのか、社会的に明らかにせよ。
「JPEX来秋にも解散」報道、計画に協力したJP労組中央は退陣せよ
- 2009年12月14日 20:43
- 全逓
2009年12月14日発行
「JPEX来秋にも解散」報道
現場労働者の闘いの勝利だ!
西川体制とJPEX計画に協力したJP労組中央は退陣せよ
民営郵政の「戦略事業」と銘打ったすさまじい労働強化・大合理化計画だったJPEX事業の完全破綻が確定しました。「日本郵便事はたん業会社は『来年9月にもJPEXを解散・清算する方針』を固めた」(12・11東京新聞、左に掲載)と報道されたました。09年4月から9月の半年で「248億円の損失。数カ月内に資本不足に陥る恐れ」(東京新聞)、「顧客流出が加速」(日本経済新聞)と、事実上の倒産です。現場の猛反対を押し切って強行した西川前社長ら旧経営陣と、JPEX計画を全面的に承認し、経営側を支えたJP労組本部の責任は重大です。
労働者の「出向拒否」が正しかった!
JPEX計画は、郵便事業会社から1万人近い出向者を出す計画でした。中味は悪名高いSD(サービスドライバー。配達員が「自己責任」で営業を兼ねる)を中心に、8割の社員を非正規職に置き換え、労働時間は青天井、病気休暇も身分保障もなしの半年~1年契約という労働強化の極致でした。
この要員計画が「6割しか確保できなかった」(JP労組新聞・9月)のです。総務省も要員問題の破綻を理由に事業認可を却下しました。全国の現場労働者が圧倒的に出向を拒否したのです。
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