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全逓: 2014年7月アーカイブ
全国の郵政職場でブラッ ク労務支配への反撃始まる!
- 2014年7月28日 17:38
- 全逓
(6・16JP大会参加者にビラまきをする仲間たち)
銀座局・大森局で郵政職場ビラで反撃
4月から本格実施された業績評価に怒りと疑問の声が集中しています。
とりわけ、6月の給与から反映された業績手当の明細書を見て、なにしろ明細書の見方が釈然としないというのが圧倒的な多くの声です。頑張った者がむくわれるというキャッチフレーズで導入された新人事給与制度ですが、果たしてそうなっているのか。
「頑張った者がむくわれる」とバラ色のように本部が言っていた新人事・給与制度は、昨年の大会で3割の反対のもとで決定されました。6月の業績評価本格実施で、給与明細の見方も分からないような制度は、そもそも失敗だと思います。
私たちの生活を決定する賃金問題で、『分からない』ことだらけでは済まされません。賃金は、そもそも労働力の再生産費と言われています。賃金問題同様に、職場の労働環境も問題です。徹底した人減らし合理化によって、「このままで定年まで持つのか・・」こうした声も出ています。(東京・銀座局『だんけつ』73号より)
だんけつ73号.pdf
3月早々に終結した今春闘ですが、ベア妥結額も超低水準の1000円(0・33%)でした。そのご「配分交渉」も妥結し、8月期給与で4月分までさかのぼって精算されます。
ただし、この「配分」が問題なのです。ベア1000円というのはあくまで平均額であって、全体への配分は、低位号俸を厚くし高位号俸になるにしたがって薄くする傾斜配分となっています。
3100円から400円まで差をつけています。これは会社側の主張である「若年層の処遇改善や新人事・給与制度の趣旨に則った配分にしたい」が反映されているのです。だが、高齢者は55歳で定期昇給も終わりですから、ベースアップが400円では話になりません。一律に底上げが基本です。われわれはそもそもこの制度に反対であり、即時廃止を求めます。(東京・大森局『なかま』48号より)
なかま48号.pdf
荻窪郵便局と団交、賃下げ(スキルダウン)撤回勝ちとる
7月16日、郵政非正規ユニオン・杉並分会(東京西部ユニオン・郵政分会)は日本郵便(株)荻窪郵便局と第1回の団体交渉を行い、悪名高いスキル評価制度を使った1年数ヶ月間の大幅賃下げを撤回させました!長年働いている郵便局の労働者の賃金を、雇用契約更新時期の圧力で時給210円(賃金の約15%)も下げることの不当性は明らかです。 荻窪郵便局丸田総務部長以下4人が、昨年春のMさんのスキル決定過程の誤りを「遺憾に思います」と謝罪。組合は「これはMさんだけの問題ではない」と、引き続き8月団体交渉を申し入れました。皆さん!やれば出来る! 相談・要求を寄せて下さい。JP労組組合員も声を上げよう!
団交報告
荻窪局・団結通信4号.pdf
そもそもスキル評価制度は、違法でデタラメな賃下げ攻撃であり、解雇攻撃です。「嫌ならやめろ」という民営郵政の労働者を分断・支配する政策です。
なんでこんなデタラメがまかり通っているのか。それは、JP労組が会社のいいなりになってスキル制度を認めているからです。組合が絶対反対で闘えば、必ず撤回させることが出来ます。
Mさんの勇気ある決断と闘いが、不当な労務支配を崩壊させる大きな前進を切り開きました。私たち労働者が団結すれば、すごい力を持っています。非正規雇用制度そのもを撤廃させ、社会を変えていくことが出来ます。共に声を上げていこう。
全国の郵政職場でビラを配ろう
全逓労働者部会ビラ.pdf
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