Home> 国鉄: 2012年6月アーカイブ

国鉄: 2012年6月アーカイブ

外注化阻止ニュース第5号

  • 2012年6月30日 22:41
  • 国鉄

gaityukasosi_5.jpg

検修職場を崩壊に導く東労組本部の妥結弾劾

  6月13日の埼玉新聞に、宇都宮線のグリーン車で働いていた女性契約社員が乗客から暴行を受けたあげく退職に追い込まれたという衝撃的な記事が掲載されました。
 女性乗務員は緊急車両停止ボタンを押して助けを求めましたが、JRは「これくらいのことでなぜ停止ボタンを押したのか」と彼女を責め、退職に追い込んだのです。
 女性は「JRは子会社の社員はどうでもよいというのが伝わってきた」 と怒りを込めて訴えています。
こうした事件が絶えないのは、グリーン車の車掌業務の丸投 げ委託が原因です。委託先は車掌業務とはまったく関係のない「 (株) 日本レストランエンタプライズ」 。 JRは本来の 「保安要員」としての車掌業務の責任を放棄し、飲食物の販売で儲けを企み、下請会社は削られた費用の中で正社員を契約社員に置き換えることで利潤をあげ、青年が使い捨てにされてきたのです。
  外注化は何一つうまくいっていません。これまでは責任ある車掌が一人でやっていた仕事が、外注化によってガードマンをつけなければ成り立たない仕事になっています。直接の指揮命令関係は偽装請負になるからと、乗務員は暴行にあってもすぐに助けを呼べなくなっています。これが外注化のもたらした現実です。この10年あまりですべてが崩壊しています。
 検修業務の全面外注化はJRの崩壊をさらに進めるものです。東労組本部の妥結を許さず、職場から反対の声をあげよう。

gaityukasosi_5Rev.1.pdf

外注化阻止ニュース第4号

  • 2012年6月25日 17:52
  • 国鉄

gaityukasosi_4.jpg

gaityukasosi_4.pdf

転籍のための偽装出向!
人件費削減のためだけの委託や出向は派遣法・職安法違反
東労組の裏切り妥結こそが法律違反をまかり通らせている

 業務委託の最終的な目的は、JRの社員の大半を出向→転籍によって請負会社に突き落とすことです。そのために会社は「偽装請負」や「偽装出向」という手の込んだ犯罪に手を染めようとしているのです。
 そもそも技術も経験もない請負会社に検修構内業務を丸投げ委託することは明らかに偽装請負です。JRが請負会社の労働者に指揮命令することは派遣法違反です。
 さらに重大なことに、JR東日本は、偽装請負の責任を回避するために、さらには、いずれは請負会社に転籍させることを折り込み済みで、JRの社員を1000人規模で出向させるつもりです。これは「偽装請負逃れ」という点
でも、「JR社員を下請会社に突き落とす」という点でも〈偽装出向〉に該当します。
 出向という形式をとっても、単なる「労働力提供」のための出向や正当な目的のない出向は、職業安定法の違反です。前途ある若手社員をいずれは下請会社に転籍させる犯罪的行為です。どうしてこんな法律違反が目の前で起きてし
まうのか。東労組が検修構内業務の全面外注化について会社と妥結したからです。逆に言えば、みんなで声を上げれば止めることはできます。

外注化阻止ニュース第3号

  • 2012年6月22日 18:20
  • 国鉄

 

gaityukasosi_3.jpg

 

東労組の裏切り妥結 弾劾!
東労組は全面外注化について完全に認めた

 下の「業務部速報」を見て下さい。JR東労組は6月19日、検修構内業務の全面外注化についての「修正提案」を妥結しました。
 「グループ会社と一体となった業務体制のさらなる推進(修正)」とは、要するに一部は修正するが、鉄道業務を丸ごと外注化する基本路線そのものは変わらないということです。
 「機動判業務・駅派出の一部を本体に残す」と言ってますが、会社は「将来にわたって委託しないということではない」と明言しています。
 「構内計画業務の1年間の検証」は1年かけて外注化を準備することしか意味しません。
 これらは修正でも何でもない。一部修正の形をとって現場をごまかすことだけが目的の偽装修正です。
 東労組本部は、こんなインチキを「勝ち取った成果」などと言って、外注化を自ら推進しよういうのです。逆に言えば組合の協力がなければ外注化はできないのです。現場から反対の声を上げれば阻止できます。これからです。

gaityukasosi_3_Rev.1.pdf

外注化阻止ニュース第2号

  • 2012年6月20日 09:06
  • 国鉄

gaityukasosi_2.jpg

JRで働く労働者のみなさん、検修構内職場で働く青年労働者のみなさん 鉄道の安全、技術の継承を守るために検修業務の外注化に反対の声を上げよう

 毎日、鉄道を安全に運行するという当たり前のことを支えているのが検修業務です。検修業務は、明治5年(1872年)に日本で初めて鉄道が開業して以来、140年間にわたって蓄積され、先輩から継承されてきた固有の技術と熟練です。また各施設における固有の技術や慣習も長い時間をかけて積み重ねられてきたものです。
gaityukasosi_2.pdf

Continue reading

外注化阻止ニュース1号

  • 2012年6月19日 11:59
  • 国鉄

外注化阻止ニュース1号.jpgのサムネイル画像

JRで働く労働者のみなさん、とりわけ検修構内職場で働く青年労働者のみなさん 検修・構内業務全面外注化の10月1日実施は止められる!

現場で働く者として当たり前の外注化反対の声をあげよう

 会社と東労組本部は、検修・構内業務全面外注化の「10月1日実施」を強行しようとしています。
 起こっている事態は異常です。組合は矢継ぎ早に団体交渉を行い、現場から反対の声が上がる前に一方的にスピード妥結で決着をつけようとしています。「エルダーの雇用の確保」「反対だけでは無責任だ」と言って現場の怒りを抑えつけようしています。
 しかし、それでも職場に「外注化反対」の声があがったから、会社は4月1日実施を強行できなかったのです。現場としての反対の思いを何一つ譲ることはありません。
 再び現場から反対の声を上げよう。当たり前の「外注化反対」の声こそが10月1日実施強行を止める力です。

gaityukasosi_1.pdf

Continue reading

Home> 国鉄: 2012年6月アーカイブ

カテゴリ
Archives
購読
QR code
  • 交流センター携帯 QR code交流センターMobile
Links

Return to page top