月刊労働運動-Home> 運営活動 >

神奈川労組交流センター第26回総会 動労神奈川を先頭に

月刊『労働運動』34頁(0303号05/02)(2015/06/01)


神奈川労組交流センター第26回総会

動労神奈川を先頭に職場の労働者権力を

(写真 4・12神奈川労組交流センター総会)
(写真 4・5動労神奈川結成集会)

庄山 正(神奈川労組交流センター副代表)

 神奈川労組交流センター第26回総会が、4月12日開催されました。この総会は、動労神奈川4・5結成記念集会の大成功をふまえ、それと一体で圧倒的にかちとられました。
 まず、神奈川労組交流センターの三役より、総括・情勢・闘いの基調が提起されました。この中で、2015年の4~5月情勢が革命的ゼネスト情勢であることをはっきりさせ、動労神奈川を先頭に、職場で階級的労働運動の拠点づくりを推し進め、職場から階級的労働運動派の権力を打ち立てることに全力を挙げることが真正面から提起されました。この提起を受け、午前・午後の、延べ2時間30分の討論が行われ、4大産別を先頭に熱い意見が出されました。

動労神奈川の組合員が登壇

 トップバッターで結成間もない動労神奈川の組合員が登壇し、闘いの現状を語り、決意表明を行うと、会場は圧倒的な拍手に包まれました。
 以下、主な意見と発言を紹介します。
 「動労神奈川の結成は、神奈川労組交流センターの運動を根底的に変革するほどの質を持つ」「動労神奈川のたたかいを自分の職場に引き寄せてとらえることが重要」「青年労働者の決起に対し、われわれの怒りを研ぎ澄まし、より階級的に団結していこう」「組織建設こそ最大の核心。これをめぐる壁を打ち破る苦闘に向き合おう」
 青年労働者からは「マルクス主義をつかんでいれば、ぶれることはない。中野さんの『甦る労働組合』の学習は非常に大事」「青年をやる気にさせる交流センターになってほしい」と。

青年をリーダーとする組織へ

 最後に、神奈川労組交流センター代表による討論のまとめが提起されました。「われわれは県下の労働運動において、200%路線的には主流派である。これは間違いない。問題はわれわれが本気で、自分たちの拠点を建設する実践にまだまだ踏み込みきれていないこと。労働組合を職場において一からつくるつもりで取り組んでほしい。動労神奈川結成のつくりだしたインパクトに自信と確信をもってほしい。必ず青年労働者をリーダーとする神奈川労組交流センターができる。そして、今回は果たせなかったが、来年は必ず青年労働者をリーダーとする神奈川労組交流センター執行部をつくり出そう」
 熱気の内に、新常任運営委員の選出と、議案の採択、3本の特別決議の採択が行われ、総会を終了しました。