2011年04月号(No.253)目次
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労働者の目 春闘放棄許さず、被災者救援、国鉄闘争勝利へ

・○労働者の力で被災地を救援しよう! 全ての原発を撤去せよ!
東日本大震災救援対策本部 全国代表者会議を開催
○3・6首都圏―13関西 青年労働者集会大成功から交流センター青年部結成へ!
労働運動に人生をかけてもよい時代が来た 星野勝紀
○国鉄闘争全国運動・沖縄の結成から「復帰」39年、5・14〜15沖縄闘争へ全国から総決起を
沖縄労組交流センター
○「仙台市役所・動労千葉を支援する会」からの職場報告
○テレビエンタメンストアの倒産解雇を許さない!
自立労働組合京都 書記次長 野村元延
○新人事賃金制度反対の特別決議を採択――国労新潟地本委員会報告
国労新潟 駅連合分会 星野文男
○「200名組合員の指導部」から「三教組全組合員の指導部」へ
神奈川労組交流センター 三浦半島教育労働者部会
○解雇撤回・非正規職撤廃! ジェコー資本包囲弾劾闘争へ ジェコー期間従業員解雇撤回闘争を支援する会

ひめじょおん−女性部から 政治休戦など許せない! 職場ビラにかつてない手応え

読者のページ  

・●マンガ /編集後記  ※労働ニュース、「青年労働者は団結してたたかおう! OVER REV」 は休載しました。
 

 労働者の目

春闘放棄許さず、被災者救援、国鉄闘争勝利へ
高橋 英行 常任運営委員 電機労働者

 11春闘のさなか、3月11日東日本大震災が発生した。地震と津波による万余の死者、行方不明者が出て、加えて福島原発の放射能汚染が襲いかかる。全国労組交流センターと動労千葉は、救援対策本部を設置、労働者の団結した力で被災地を全力で救援しようと被災された労働者と一緒に生き抜くための闘いを開始した。共にガンバロー!!
 許せないのは、資本家どもだ。菅政権は、救援の名の下に被災労働者の一切の闘いを封じ込め、国難を叫び、政治休戦取り付けに走る。経団連米倉は、「1000年に一度の津波に耐えているのは素晴らしい。原子力行政はもっと胸を張るべきだ」などと放言する。こんなやつらの労働者支配を一日でも長引かせてはいけない。私たち労働者が社会の主人公として、今こそ、世の中を変革する闘いを職場、地域から巻き起こそう。
 重要なのは、労働者が団結して闘うこと、すなわち労働組合を甦らせることです。世界金融大恐慌の只中、連合古賀は資本家擁護のため春闘放棄を続け、震災にも「国難といえる事態」「政府の迅速・的確な対応に敬意を表する」「国際的な支援・連帯の行動に、日本の労働者を代表して心からの感謝を表明したい」などと発言。ふざけるな!お前に労働者を代表する資格など微塵もない。必ず引きずり下ろす。首を洗って待っていろ!
 体制内組合幹部は賃上げゼロでも「賃金体系は維持できた」、資本による大合理化を認め、多くの非正規労働者が捨てられても「雇用維持が最優先」、まだまだ本当の春闘は終わらない。
 全学連を先頭に勝ちとられた3・20渋谷反戦デモに続き、春闘と被災者救援、そして国鉄闘争全国運動を拡大し、全国の労働者の団結をつくり出そう!

(渋谷反戦デモに1550名【3月20 日 東京】)

 

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■労働者の力で被災地を救援しよう! 全ての原発を撤去せよ! 震災解雇許すな! 生きぬくために闘おう!
3/20 東日本大震災救援対策本部全国代表者会議を開催

 3月16日、全国労組交流センターは動労千葉とともに「東日本大震災救援対策本部」を発足させました。対策本部は、20日のイラク反戦デモの後、全国代表者会議を急遽開催しました。以下発言要旨を紹介します。(文責 編集部)

(写真 全国代表者会議に130人余りが結集【3月20日 東京】)

入江史郎代表(ス労自主)

 われわれは阪神大震災の経験はありますが、今回の地震はスケールが違います。われわれには逃げる場所もない。あと先なく発足を決めました。誰も方向を出していない。ガソリンスタンドもストックがない。トレーラーを大型にしたので動けない。首都圏でもかなりの範囲でガソリンが供給できていない。避難所にいて動けない交流センターの仲間もいる。われわれの運動の方向性は労働運動で変えていこうというものです。現地と連絡を取りながらやっていく。

田中康宏代表(動労千葉委員長)

今度の地震が起きていろんなことを考えて一歩でも遅れたら立ち遅れると考えました。直ちに宮城の交流センターに現地対策本部を立ち上げる。新潟からなら物資が渡る。交流センター事務局とも連絡を取って決定しました。
 考え方が大事だと思う。今日の集会はよかった。大地震を巡る考え方が明確になった。フランスの新聞・ルモンドから連絡があり、日本の労働組合は「何をやっているんだ」と言っていた。政府は統治能力を失っている。政府に要求することは何もない。これから起きることは大失業です。もうひとつは原発問題です。「全世界で立ち上がってくれ。そう書いてくれ」と言いました。
 私の方から述べるのは当面の闘い、考え方です。何よりも今度の問題で情勢は一変するということです。大恐慌下で起きたということです。労働者の置かれている現実は臨界点でした。その上で地震が起きた。日本経済は壊滅的になる。円高のことは阪神大震災の時にも起きた。ここにハイエナのようにたかるやつらがいる。それで円高になった。何万件もの事業所が閉鎖している。全体像は誰もわからない。工場も止まっている。ディズニーランドも閉鎖され、非正規労働者が首を切られる。日銀はこれで80億つぎ込んでいる。新自由主義の極致だ。
 われわれがやろうとするのは単なる救援運動ではない。こういう形をとったことには意味がある。切羽詰まった労働者の怒りの声と結びつくことです。福島原発はメルトダウンの破局に向かっている。現地は逃げられない。労働者は逃げることなどできない。プロレタリアートなんだ。もし原発がひどい状態になったら総難民状態です。東京大空襲の後、東京だって数十万の労働者が殺される中で立ちあがった。絶えることなく労働者の闘いは続く。それを僕らが引き受ける。これから大失業が深刻化する、日本は失業列島になる。今度の事態を私はそう見てます。避難所の多くは学校です。教育労働者や自治体労働者が頑張って働いている。こういう国家権力が崩壊している中で闘っている。30年間の新自由主義を引っくり返す。 
 だから本当にわれわれが試されている。われわれが何をやるか。新しいことを始めるのではない。国鉄闘争全国運動、ここで突きつけられたことは何か。新自由主義をぶっ飛ばす闘いだ。この事態が引き起こす一切と闘う。動労千葉は3・14の大震災の声明を翻訳して海外へ送ったら海外から送金がすでにあった。全世界で立ち上がってほしい。 起きていることはわれわれの手をはるかに超えている。しかしそう思ってしまったら、それはマルクス主義ではない。1年間の闘いがあって今がある。われわれは何ひとつぶれることなく闘える。これから公務員労働者には給料を何万か差し出せという攻撃が来る。非正規労働者は食えない。日本初の世界大恐慌がこれから襲いかかる。そういう攻撃をかけてくる。
 これから事態は日々予測を超える。だけどわれわれの進む道は他にはない。大失業の攻撃と闘う。国鉄闘争全国運動を全面的に進める。国鉄闘争全国運動とこの東日本救援対策本部の運動は相互に進んで大運動になる。ですから新自由主義と闘うという意味からすれば6・5国鉄闘争全国運動1周年の闘いが決定的なものになる。その頃には大失業の怒りの声が満ち溢れている。政府は「地震だ、自然災害だ」という。しかし今日の大失業・非正規化は国鉄分割・民営化から始まったということを明らかにする。その点では8・6―8・9の闘いが決定的なものになる。僕らの闘いが情勢を動かす闘いになる。ワールドピースナウはなんだ。集会をやめた。連合は原発の「げ」の字もない。やつらが原発を推進してきたからだ。ここで闘う労働運動を甦らせよう。

みやぎ労組交流センター

 今日の集会は感動しました。この感動を持ち帰りたい。自治体や全逓の仲間が来れればよかったのですが震災の復興の中で来れませんでした。今現地で何が起きているのか報告したい。
 何が起きたのか。地震と津波が来た。230万人、90万世帯が被災し、2万人くらいが亡くなっている。ライフラインが崩壊した。仙台は100万都市ですが、ガスは復旧するまで3年かかるのではないか。地下に下水道を入れてガスを入れてきたが全部崩壊した。このままでは餓死すると言われている。スーパーで5`のコメを500袋用意したけれど20分でなくなる。ガソリン・灯油がない。原発問題で避難民ができている。仙台駅が閉鎖された。駅で働いていた人たちの首切りが始まっている。非正規の何千人という人が雇い止め解雇だ。新幹線は鉄骨がむき出しになっている。いつ復旧できるかわからない。青年はコンビニが閉まり、どうやって食べていくのかわからない状態だ。数万数十万人がそういう状態に置かれている。
 だけど今日までわれわれの仲間はみな生きている。港の方は町がなくなったが、安否を確認したら元気だった。しかし食べるものがない。企業は新潟から食料、物資を運んでいる。被災地で生きるためには階級闘争だ。津波でも学校や工場は助かっている。しかしガソリンがない。交流センターの車にはガソリンがない。できるだけ集まっていろいろやるようにしています。
 福島原発については、何よりも福島の仲間は怒っています。被災地でもカンパ闘争をやる。労働者が必死になって闘っている。政府は「逃げろ」という。しかし、「逃げろ、逃げろ」で生きていけるのか。労働者は雨にぬれても働く。ごみの収集をやって「ありがとう」と言われたのは初めてという。業務に追われてくたくたになっている。しかしそれでは労働運動にはならない。炊き出しをやるのは並大抵ではない。東京へ来てコンビニに行って電池を買おうと思ったら何もない。昨年国鉄全国運動をやってよかった。生活から始めるのが労働組合です。おにぎりを渡せば「これは明日の食事にします。ありがとう」という青年たちと結びつく。これから全国における反失業の闘いになる。大船渡、気仙沼では食事ができない。しかし封鎖している自衛隊は10万人が食っている。企業は新潟から弁当を取っている。階級戦争なんだ。全国的闘いとしてやっていく。
 地元で何をやるのか。ガソリンがないからなかなか集まれない。東北大へ試験を受けに来た親子が日就寮に泊まって暖かくしてくれたことが新聞に載っていた。ライフラインの確保が大変です。ガソリン不足は精油所を半分にしたこと、規制緩和のせいで半分になっている。それでガソリンがない。カンパという形になりますが職場の団結をつくることになる。

吉野元久副代表(国労共闘)

  昨日、国労共闘の全国代表者会議で急遽大震災についてどう考えるか討論しました。僕らは新自由主義と闘ってきた。こういう日の到来に構えて闘ってきた。呼びかけにこたえて先頭に立つ決議を挙げました。全国で震災解雇が起きている。電産の闘いに対してできた労基法26条の通達が出ている。郡山は出てきても仕事は何もない。正規職を9割非正規職に変えていくことになる。自分のところで資本と闘うことになる。奮い立って今こそ労働者の魂を示す時だ。

北島邦彦杉並区議会議員

 杉並区が南相馬に物資を送ったら自衛隊に止められた。自衛隊とやり合って南相馬まで運んだという。自衛隊は止めることしかできない。自治体の人が動けないことの中で配れない。昨日選挙事務所開きをやった。震災を理由にした解雇を見て下さい。政治休戦というけれど敵の側は政治休戦していません。

岩本正治副代表(全逓)

 全国運動を昨年立ち上げた上で今がある。単なる救済運動ではなく、労働運動をやる。生きさせろの闘いをやる。国にお願いするとかではなく、階級的な怒りに満ちた団結をつくる。微動だにしないで闘うことだ。JP労組は春闘の交渉を中断するという。これは何だ。われわれは赤い郵便車を労働者の力で走らせなければならない。今日の集会・会議の成功に踏まえ、地元が闘える土台をつくる。

吉本伸行副代表(合同・一般労組全国協)

 1000年に一度の地震とか津波だから起きた被害というのは嘘だ。仕事はなくなる。原発の悲惨さを見据えよう。われわれは国鉄全国運動の中で全国協議会を立ち上げた。今日明日に生きられない労働者が多数いる。全国協が先頭に立って全面的に突入していきます。

諸永政廣副代表(医療)

 医療労働者は震災に対する闘いを始めています。新自由主義が人災を起こした。現場で労働運動をやり、闘う労働組合運動をつくり出す。3・11をなんでのりこえるか。国鉄全国運動と労組交流センターがやる。

東京西部労組交流センター

 11日から西部で街頭宣伝をやった。近くでは自民党も船舶振興会のなれの果てが十数人も並んですごい勢いで救援をやっている。菅打倒、民営化問題で暴露して救援をやる。原発で激突しています。「電気がなければ成り立たない」論との対決です。この1年間で勝負が決まる。組織的に何をやるか。金を集めることと、不安を怒りに変える闘いだ。街頭では原発、職場では救援の闘いが決定的です。

鈴木達夫弁護士

 情勢は一変している。ワールドピースナウがデモをやめた。事実に負けている。核に負けている。10bの津波があった。1896年明治三陸地震があった。1933年には昭和三陸大地震があった。記録に残っているのでも14bとか24bの津波が来ていた。そういう歴史が残っているにもかかわらず、3bの堤防しか造っていない。吉村昭さんの『三陸海岸大津波』(70年)という本があります。反原発を広島・長崎闘争の中で闘ってきた。人類として核兵器に踏み込んだ。最初は制御棒を入れて制御できるかどうかわからなかった。地球上の水素がなくなるんではないかと思い、冒険をやってかろうじて制御できた。長崎で原発の取材をやった時、「今度は俺は逃げない、火の玉に向かって突っ込んでいく」と言った人がいた。怒りがすさまじい。最近ようやく臨界になるかも知れないと書いている。われわれはそんなものには負けない。人間は滅びることはない。労働者階級の存在はそういうことだ。4・9、11・23にも勝るとも劣らない攻撃が襲いかかっている。救援運動をやることが重要です。階級的労働運動をとおしてわれわれ労働者階級が支配階級になっていく。大救援運動をつくる。労働者との信頼関係をつくる。敵は崩壊している。われわれ自身も大胆に闘う必要がある。

天田三紀夫 革共同書記長

 革命的共産主義運動の試練が来ている。どのように立ち向かうのか。私たちは大恐慌、革命情勢の中で動労千葉を先頭に3月の闘いで勝利してきた。そういう闘いをやりぬいて3・11を迎えた。ここから逃げないで闘う。具体的にどう闘いぬくのか。労働者階級の怒りと結びつく。パンと平和と結びついて闘いぬく。農民・漁民、労働者の怒りと結びついて闘う。30倍、40倍の力を発揮して、6000万、
2000万の労働者との結合を勝ちとる。多くの青年労動者と結びつく。全国で直ちに闘いをつくり上げる。直ちにこういう組織を立ち上げる。自分としてもその先頭に立ちたい。

精研労組青年部

 ありとあらゆることをやる。一番本当にやらねばならないのは自分の職場だ。義援金を集めたら弾圧をされた。経営は震度6の地震が来て何もできなかった。そもそも外注化が破たんしている。リネンについて。東北にシーツを持っていくので精研にはシーツを持ってこれないと業者が言ってきた。リネンが汚れて、おむつも足りなくなる。ありとあらゆることが暴露されている。組合で申入書を作った。リネンを洗うには人が必要だ。人を増やせと要求する。権力から経営から奪うことが必要だ。安全運転保安闘争をやる。義援金をやると職場の労働者は1万円の金を入れてくれる。それを資本は弾圧する。労働者が団結することを恐れる。地域に交流センターがある。国鉄全国運動がある。それを推進していく。あいつらは何もしない。そこを徹底的にやっていく。

二本柳実副代表(教労)

 労働者の力で被災地を救援しよう。これまでは原発の問題なら東電の回した資料で原発の学習をやってきた事実がある。帝国主義が帝国主義として東北の復興をやることを許してはならない。われわれが新しい社会をつくる闘いだ。日教組が文部科学省に復興を要求している。俺たちの手でやるしかない。労働者の力でつくるということの中に込められている。

北部ユニオン

 こういう運動を立ち上げたのは大きい。これまで選挙の一票に労働者を抑え込んできた。今は義援金を出すことに押し込もうとしている。「ボランティアを出せ」ということになり、私の職場からも一人行くんですけれど、現場は労働強化になる。厚生労働省は通勤を控えろという。控えていいのか。私は朝から職場へ40分かけて自転車で行っている。申請している交通手段でない方法を使った場合は労災を受けられないという。だけどこういう非常時の場合はどうするのか。資本は分け合えという。しかし分け合うということではなく、実際には持ち出しになる。職場に分会を立ち上げよう。募金とか1回やったら後は何もやらなくなる。こういう現状を強制している社会を変えよう。終わりはない。そういう結集軸になろう。

小玉忠憲氏(秋田/国労闘争団) 秋田では石油備蓄基地があるがガソリンがなくて活動できない。ガソリンをやっと半分入れて東京に来た。東北への道は自衛隊が封鎖している。計画停電は思想攻撃だ。工場が一番動力がある。電気がないというのは嘘だ。自衛隊が全部タンクローリーを持って行った。老人医療施設が大変になっている。買い物に行っても何もない。秋田から来た青年は3・20集会に来ようか来まいか考えたけど、来てよかったと言っていた。力をもらったと話していた。

入江代表 すぐに自分の職場でできない人はビラをまいて下さい。日本の労働者に見えるようにしましょう。

田中代表 実践が始まって姿が見えてくる。この情勢に負けない。政治休戦は破綻します。政治休戦は食えている時にできることです。われわれの救援は闘うことだ。宮城・福島など東北の仲間が闘えるようにすることが決定的です。
 原発について新たな原発運動を始める必要がある。僕らは危険を言ってきたけど止められなかった。悔しい思いがある。資本主義は破綻した。8・6から始まる。原発反対の5000万人位の署名運動をやる。だからこの闘いは根本的に社会を変える闘いになる。僕らが負けなければできる。頑張りましょう。

■救援物資・カンパを集中して下さい

▼水と食糧、ガソリン。買い出し資金が枯渇
▼衣料品(おむつ・新品の下着・生理用品)
 米・食料品(保存のきくもの)、毛布、トレペ、 ティッシュ、電池、ガスボンベなど。
●救援物資の送り先
〒111-0041 台東区元浅草2-4-10五宝堂・伊藤ビル5F 東日本大震災救援対策本部
●カンパ振り込み先(郵便振替)
口座番号 00150-9-408647
加入者名 全国労働組合交流センター(通信欄に「被災地カンパ」と明記願います)
●問い合わせ先
TEL:03-3845-7461(交流センター事務所)
FAX:03-3845-7463(交流センター事務所)
E-mailアドレス:centergo@nifty.com(交流センター事務所)
東日本大震災救援対策本部メールアドレス shinsaikyuenhonbu@yahoo.co.jp
ブログ shinsaikyuenhonbu

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■「仙台市役所・動労千葉を支援する会」からの職場報告

 自治体労働者は今、電気・ガス・水道・道路の復旧、避難所の運営に奔走し、自分と仲間が生きるために一分一秒を闘っています。
 昨日、私の携帯に職場の仲間から電話が入りました。彼は地震の発生直後に津波に襲われた港町の実家へ両親を助けるために向かったきり、連絡が途絶えていました。自転車をとめて、慌てて彼の名前を連呼する私。しかし、彼の携帯は故障しているらしく私の声は彼に届きません。彼の壮絶な叫びだけが私の耳に響いてきます。
 「地震のあったあの日、私は実家のある町に何とかたどり着きました。しかし、生まれ育った町も、そして私の父と母も、津波に流されてしまったようです。父と母を捜そうにも、レンジャー部隊が町を封鎖していて近づくことすら出来ないのです。昨日まで地域の人たちと避難所で頑張ってきましたが、私はついに力尽きて病院に運ばれました。一方的なお電話になることをどうかお許し下さい。あなたの声は私には聞こえないのです。この声があなたに届いているかどうかすら私にはわからないのです。いつか必ずお会いしましょう・・・」彼の震える声には悔しさと悲しさ、そして怒りが満ちていました。
 レンジャー部隊が封鎖していて父と母を捜すことが出来ないだって!! 一体、どういうことなんだ! 私は道路に座り込んでしまいました。菅が自慢げに謳う「自衛隊10万人体制」とは一体何なんだ!! 「被災地救援」を謳いながら、本質は治安出動だ。生きるために労働者が闘いに立ち上がるのを鎮圧することこそが菅の目的なのだ。
ライフラインの復旧と避難所運営を担っているのはすべて労働者です。軍隊じゃない! 皆、生きるために団結して働いているのです。ところが、あの福島第一原発の爆発以後も、「直ちに人体に危険が及ぶわけではない」などと言って、大規模な余震が続く中、全国の原子炉を稼動させ続けているではないか! 何が「国力を挙げて国難に立ち向かおう」だ! 今必要なのは、生き抜くために菅を打倒することだ!
 今こそ、「資本主義の復活」ではなく、労働者が団結し、資本主義を打倒して労働者の社会をつくるときです。その先頭に労働組合が立つときです。
 全国の仲間のみなさん。菅政権が被災地に送ってくるのは、軍隊と警察ばかりです。本当の物的支援、人的支援を送れるのは労働者と労働組合だけです。震災直後の動労千葉の緊急声明と4月外注化阻止の一報に、どれほど勇気づけられたことでしょうか。原発爆発と国家総動員体制との闘いは、被災地のみならず首都圏をはじめ全国・全世界の労働者に課せられた歴史的な任務です。
 今こそ、国鉄闘争全国運動の全国組織としての力が必要です。団結しましょう。本当に生きるために団結して闘いましょう。
 被災地で踏ん張って全力で闘います。皆さんのご支援をお願いします。
(『救援対策本部ニュース』第1号/3月24日付より転載)

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■闘う春闘を取り戻そう!
青年労働者のエネルギーと熱気がほとばしる
3・6首都圏―13関西 青年労働者集会大成功から交流センター青年部結成へ!

 

(写真左 首都圏青年労働者集会に350人【3月6日 千葉市】) (写真右 関西青年労働者集会に110人【3月13 日 大阪市】)

JRの青年労働者とともに青年部建設へ!

 今春、「労働組合に人生を賭ける」「労働組合を甦らせたい」この思いをもった青年が、職場、産別を超えて、首都圏と関西で一堂に集まった。昨年千葉で10月に開催された青年労働者集会の熱気から、青年同士のつながりが生み出され、職場で闘う力、労働組合をつくりたいという欲求を生み出し、新たな青年労働者運動の胎動が開始された。とりわけ、今年冒頭からの動労千葉の青年組合員のライフサイクル撤廃をかけた指名ストがあらゆる産別の労働者の闘う魂を呼び起こした。国鉄決戦で闘う青年労働者とともに闘い、ともに進むというまったく新しい集会となった。
 この国鉄の青年労働者と非正規職で闘う青年が一体となった。とりわけ、郵政大リストラで雇い止め・解雇を通告された青年労働者の発言は、解雇に対する燃えたぎる怒りで、集会参加者の心を一つにした。
 大恐慌・新自由主義のすべての矛盾、は青年に集中している。国鉄を軸とする青年労働者の決起、団結こそ、正規・非正規の分断を打ち破り、労働組合を甦らせていく最も重要な闘いだ。
 今春は、3月6日首都圏で3
50人、3月13日関西で110人が集まった。青年が主体となり、青年独自の思いが求心力をもって青年労働者の運動は着実に進んでいる。集会の最後は、「次は、沖縄で会おう!」という言葉で締めくくられた。
 3・11東日本大震災で、情勢は一変した。震災による大量の解雇、雇い止めを許さず、本当の労働組合を甦らせていく、待ったなしの闘いが求められている。このためにも、青年集会でつくられた団結は決定的だ。被災地救援と震災による解雇を許さない闘いを巻き起こそう。
 5・15沖縄闘争、6・5国鉄闘争全国運動1周年集会を跳躍台に、交流センター青年部建設へ突き進もう。
  (3・6集会実行委事務局G)

■労働運動に人生をかけてもよい時代が来た  3・6首都圏青年労働者集会 問題提起
星野 勝紀(JP労組 東京銀座支部)

 

 (写真 星野勝紀君【JP労組】)

●職場で起きている問題の原因

 集まられたみなさん、ごくろうさまです。僕は、郵便局で働いており、かつての全逓の腕章をしてきました。
 昨日、東京で連合の春闘の中央集会がありました。そこに1万5千人が集まり、連合の幹部の中からも民主党の批判が出たことが、今日の新聞で報道されていました。連合も民主党も、労働者の頭の上でそういう話をしています。今日は、本当に職場で地道にやっている仲間が集まって、「闘う春闘を甦らせよう!」と集会をやっている意義は計り知れないものがあると思います。
 今、職場で起きている共通点は、賃下げもしかり、解雇・雇い止め、非正規化。僕の職場でも「日本郵便大リストラ」ということが報道されて以降、非常勤職員の仲間の解雇・雇い止め、賃下げが、この1〜2週間連続で起きています。今、職場で起きている問題が、どこから来ているのかをあらためてはっきりさせなくてはいけないと思います。
 80年代から始まった新自由主義政策の破綻としての大恐慌が根底にあります。日本で言えば、郵政も民営化されましたけれども、その前に大前提となっていることは、国鉄分割・民営化から端を発して今の状況、青年の現実があると思います。
 そういう中で、一部の資本家が大もうけをして、一方で、多くの青年労働者が、不安定雇用を強制され、貧困に叩き込まれています。
 そういう中でこの自分たち青年が将来設計とか描ける状況が本当にない。僕が郵便局に就職したのは20年前ですけれども、だいたい親の世代を見ていれば定年まで働いて、後は退職金と年金というようなことがおよそ頭の中で回っていました。しかし今、職場を見たら終身雇用という言葉はどこ吹く風で、まったくそんなことは通用しない時代に入ったと思います。
 政府・財界は労働者にしわ寄せをすること以外になんら方策をもっていない。食わせられなくなった、この世の中に責任をとるやつがいなくなった政府・財界に取って代わって、いよいよ労働者、労働組合の出番が来ているんだと思います。

●全世界共通の怒り

 世界中を見れば、それはついに始まったと感じます。去年はギリシャが問題になりましたが、今年冒頭からチュニジア・エジプトで労働者が立ち上がって、今度は中国まで青年を先頭とした労働者の決起が広がりつつあります。これはすごいことが始まったと思います。労働者の根底にある新自由主義に対する怒り、失業と「飯が食えない」ということに対する怒りが世界中にあふれています。弱肉強食の新自由主義政策がもたらした大失業と労働者をモノとしか思わない戦争政策に対する根底的怒りが共通点としてあります。
 もう一つの共通点は、こういう情勢に対する今の連合をはじめとする多くの労働組合のあり方が「このままでいいのか」という思いです。去年の10月青年首都圏の集会でも一つの共通点になったと思います。一部幹部が組合を使って、組合員を犠牲にして自分たちだけが生き残ることをやっているのがほとんどの連合の傘下にいる労働組合です。僕のところもそうですけれども。本当に現場から労働組合を自分たちの手で変えていかなければいけない。こいう闘いが全世界で始まっています。

●労働組合が問題になっている

 僕たちがどういう青年部をつくっていきたいのかみんなで議論していきたい。
 現場に帰れば、結局は赤字の責任は労働者のせいにされます。1050億の赤字を作ったのは当局なんです。それに対して非常勤の首切りをはじめ、労働者に大攻撃をかけてきている。これに対して「冗談じゃない」というのが当たり前の労働者の考え方です。こういうことを闘いにできる組合が必要です。
 組合の幹部は「どうせ闘えないんだ」ということを言って労働者のせいにしてしまう。当局も一緒です。みんなが「そうだ」と思っていることを、「一つに」、「闘い」にしていける。こういう労働組合を甦らせたいと思うわけです。
 うちの職場でもよく話になるんですが、「どうせ今の組合は闘えないよね」という話しになるんです。でも、闘うのは組合ではなくて現場の一労働者だと思います。主体は私たち一人ひとりなんです。組合がどこか遠くにあって闘うんじゃないんです。僕たち自身が闘うということなんです。本当に今、青年部を復権するというのも、「これが俺の組合だ」というものをみんなで、あらゆる職場につくっていこうということです。
(写真 3・20渋谷反戦デモ)

●職場に労働組合を甦らせよう

 しかし、職場で立ち上がることは、ものすごく勇気のいることです。「そうだ、そうだ」と思っても、いざ実際、声を上げたり行動に移すという、はじめの一歩は、相当勇気のいることです。
 僕も振り返れば、「郵政民営化絶対反対」を掲げて、職場でバーンと登場したわけですが、その時も執行部に言われたことは「おまえは本部方針に反対して、おまえは組織破壊者だ」と言われました。最初は、ガーンとなるわけですけれども、職場のみんなはその当時はついてこないんです。でも、後で「おまえの言っていることはみんなの気持ちなんだよ」と言ってくれたんですよね。今、思い返すと職場でみんなが思っているけど、口に出して言えない。こうした時に、はじめの一歩は絶対に誰か一人が先頭を切ってやらなければいけない。そういう状況が必ずあると思います。
 そして、一人ではなかなか次にいかない。だから、一緒にやる仲間をつくるということが本当に重要です。
 また、少数精鋭ではなくて、現場の労働者と苦楽を共にしよう。僕はお酒が好きだから毎日酒飲んで話をしていた方がいいんじゃないかと思うわけです。みんな一緒にやるというのをつくっていくのが重要だなと思うんです。
 もう一つ、僕もかつては全逓の支部で200人の青年部がいて、青年部長をやっていたんです。僕たちも当時言っていたことは、「親組合の幹部が口はけっこう、格好いいことを言って、言うことはうまい。でも現実はやることをやらない」。僕たちも当時、青年部の時はそういう思いがあったわけです。現場の労働者はしっかりと見ています。言ったらやる。これから本当に青年部を復権するためには、「言ったら絶対にやるんだ」という言行一致の青年部活動を職場から復権させていくということが必要です。これが青年部、あるいは労働組合を甦らせていく一歩になると思います。ここにいる仲間もこの一歩を踏み出していると思います。

●労働組合に人生をかけよう

最後に言いたいことは、労働組合に人生をかけようということです。そして、労働組合に人生をかける仲間をつくろうということです。
 僕も今年冒頭からのチュニジア、エジプト情勢をマスコミは、「インターネット革命」だとか言っているわけですけれども、現実はやっぱり労働者の血の通った団結の中で起きている。僕は今、労働組合に人生をかけることがどれだけ必要かと思うわけです。
 日本を見たって、民主党や経団連とか、あいつらに青年の未来を託せるのか。僕はあんなやつらに人生を預けられない。あいつらこそが、今の青年の非正規化と失業をつくりだしている張本人です。そして、戦争政策を推し進めている。反戦闘争も青年部の課題です。
 僕は本当に労働組合に人生をかけていい時代がついに来たんじゃないかと思うわけです。僕も職場に帰れば、日本郵便だの大リストラとの闘いの真っ最中です。非常勤の仲間が、雇い止め、賃下げを全国でやられています。先週も、作戦会議をやって明日からいっしょにやろうという方針を立てて頑張っています。
 今日を一つの起点にして各職場を基本にして横のつながりをつくっていこう。いっしょに頑張りましょう。

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(写真 国鉄闘争全国運動・沖縄の結成総会【3月6日 那覇市】)

■国鉄全国運動・沖縄の結成から「復帰」39年、5・14〜15沖縄闘争へ全国から総決起しよう!

沖縄労組交流センター

 東北関東巨大地震への政府の「被災」対策に巨万の怒りが巻き起こっています。求められているのは、「生きさせろ!」と必死に叫ぶ被災地と真につながる労働者の10億円救援カンパと物資の独自の集中・配送・分配です。
 本年5・15沖縄闘争は、被災地から闘う労働組合を甦らせる闘いと一体の闘いそのものです。全国の仲間の総結集で国鉄1047名解雇撤回! 安保粉砕・基地撤去の闘いの帰趨を決しよう。ともに5・14沖縄集会と5・15全国労組交流センター第22回拡大全国運営委員会などの火の出るような感動的な闘いを実現しようではありませんか!

国鉄全国運動・沖縄の結成から労働運動の大転換が始まった

 3月6日、国鉄闘争全国運動・沖縄の結成総会をもって、「国鉄1047名解雇撤回、安保粉砕・基地撤去」のスローガンのもと国鉄闘争と沖縄闘争で世の中を変える画期的闘いが始まりました。
 結成総会は、国鉄闘争全国運動呼びかけ人の宮城盛光さん(元全軍労牧港支部青年部・北中城村議会議員)の司会。呼びかけ人の金城幸男さん(元NTT労組)、真喜志康彦さん(NTT労組)、崎浜秀俊さん(元高教組副委員長)からの決意が語られ、産別・職場報告の中で基地労働者から「動労千葉を支援する会」が基地内の職場で結成されたことが報告されました。

沖縄労働運動の総括は、「戦後の根底的批判者=沖縄」と提起

 結成総会の前半、国鉄全国運動の呼びかけ人の伊藤晃さんから『労働運動の再生と国鉄全国運動』と題する鋭く簡潔な講演が行われました。伊藤さんは、1968年、B52核戦略爆撃機が嘉手納基地内で墜落・爆発炎上した直後、沖縄を初めて訪れた当時、「沖縄の闘いは、19
68年から70年代、ベトナム反戦闘争の過程で戦後の根底的批判者として転換した」として、その鮮烈な印象を述べました。

「県外・国外」論と既成護憲運動は安保への屈服の点で同一

 また、伊藤さんは、「普天間基地の『県外・国外移設』論は、『今日の支配体制と折り合いをつける』ものであること。一方、沖縄の反基地闘争は運動を狭めると主張する『憲法9条を守れ』の護憲運動は、平和と民主主義の名の下に安保体制への屈服を迫るものであること。むしろ、ここが自己批判的に克服すべき点であって、対極に『戦後の根底的批判者』として生きた沖縄の闘いがある」と語り、沖縄闘争と国鉄全国運動は、一体のものだと提起しました。

労働運動の再生かけた国鉄全国運動には無限の可能性がある

 最後に伊藤さんは、「世界危機、日本危機という中でこれをチャンスにできていないのはどうしてか? それは民主主義の根幹たる労働運動を妥協せず抜き去るところに中曽根の国鉄分割・民営化があった。そして、4・9和解で労働者の意思に反した解雇が当たり前になった。しかし、国鉄1047名解雇撤回闘争を再生・発展させる条件は、むしろ、あらゆる職場に満ちている。それを結集するものが国鉄全国運動だ」と訴えました。

「首を切るなら基地を返せ」  基地労働者が動くとき、沖縄が動く

 国鉄闘争と沖縄闘争が労働運動の世界で結合・合流する激変情勢が米軍基地で働くIHA労働者430名の解雇絶対反対の闘いとして今まさに火を噴こうとしています。その司令塔として、「勤労千葉を支援する会」が基地内の職場で誕生しました。
 IHAの意味は「諸機関労務協約」の略称。「諸機関」とは、販売員など米軍の福利厚生部門の職種で、多くの青年労働者が働いています。現在の雇用形態は、期間の定めのない多数のパートと少数のフルタイムという構成になります。

IHA労働者430名の解雇

 基地労働者の諸権利は、すべて米軍政との闘いで勝ちとられたものです。現在の資金は、日本政府の「思いやり予算」から出ていることから、「準公務員並み待遇」バッシングが激化してきました。いわゆる「事業仕分け」の中で真っ先にIHA労務費がやり玉にあげられ、それを呼び水に昨年12月、一挙に「IHA全廃」の日米合意まで行きました。防衛省は「2011〜12年度は上限労働者教を据え置き。2013年度から段階的に減じて行く」と発表しています。現場では、すでにIHA労働者の解雇、非正規化・外注化が押し寄せて来ています。さらに、ここを突破口にして、「3000名規模の基地労働者削減」(マスコミ報道)という波状的な大量解雇が狙われています。

「国鉄方式」に乗るダラ幹を打倒する力は国鉄全国運動にある

 全駐労本部指導部は、「IHA解雇なんかない」「人件費削減は、米側負担への切り替えに過ぎない」として、民主党政権と米軍権力と肩を並べてIHA労働者の解雇・外注化推進の立場に転落しました。「激変緩和措置としての国鉄清算事業団があるので国鉄分割・民営化には問題ない」という腐り切ったスタンスで基地労働者版「国鉄方式」を推進しています。
 IHA労働者の解雇、非正規職化・外注化絶対反対の闘いの99%は、こうした全駐労本部指導部を確立することです。その司令塔として、職場に「動労千葉を支援する会」が屹立しました。
 沖縄労組交流センターは、電通部会を先頭にして、誕生した国鉄闘争全国運動・沖縄の結成の威力をもって、この道を進み、本年5・15沖縄闘争の地殻変動的決起を断固として実現することを決意したいと思います。共に闘おう!

■5・14〜15沖縄闘争スケジュール

●国際通りデモ
 5月14日(土)午後
●「復帰」39年5・14沖縄集会
 5月14日(土)午後6時半  那覇市民会館中ホール
●全国労働組合交流センター第22回臨時拡大全国運営委員会
 5月15日(日)午後  八汐荘 (那覇市松尾)
●全国青年労働者交流集会
 5月15日(日)夜 沖縄青年会館ホール(那覇市)

 

 

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■闘う合同・一般労組

テレビエンタメストアの倒産解雇を許さない!
自立労働組合京都 書記次長 野村 元延

 (写真 3・20「被災支援・震災解雇反対・反原発」渋谷反戦デモに参加する自立労働組合京都【ユニオン自立】)

 昨年12月7日に関西のローカルニュースで、6月に京都駅南側にオープンした「イオンモールKYOTO」に入居していたテレビエンタメストアが突然閉店、経営会社と親会社が破産倒産し、障害者42名を含む従業員80名全員が解雇されたとの報道があった。11月24日に電話一本で全員を解雇。翌日には東京地裁へ破産手続きの申し立てを行い即日開始決定された。この時点で労働者には2カ月分の賃金が未払いで、即日解雇に必要な解雇予告手当も支払われていなかった。
 このテレビエンタメストアを経営するジャパン・プランニング・サービス(本社・東京都)は4月に京都労働局に「障害者を雇いたい」との相談を持ち込み、労働局側も障害者の積極雇用を進める立場から、市内のハローワークや障害者就労支援センターなどを通して求人を紹介し、42人の障害者(身体3人・知的39人)が常用雇用で雇い入れられた。このほとんどが20〜30代の青年労働者で、多くは京都市内の特別支援学校(旧養護学校高等部)の卒業生であった。
 障害者の雇用促進に関する法律では、常時56名以上の労働者を雇い入れる企業には労働者総数のうち1・8%以上の割合で障害者を雇い入れなければならないと規定されている。その中でも、常時301名以上労働者を雇い入れる企業の場合(現在は201名以上に対象が拡大し順次完全適用の方向)、不足人数1人につき月額5万円の納付金を納めなければならない。逆に法定雇用率を超えて障害者を雇い入れている企業には1人につき月額3万円の報奨金が支払われる。また、最長2年間にわたって障害の程度や就労時間によって30万〜240万を助成する制度や障害者の賃金の損金算入や償却資産の割増償却や固定資産税の減免等もある。このように制度としては障害者を積極的に雇用しようという流れにはなっている。

人件費・公務員削減攻撃として障害者雇用制度を使う

 しかし現実はどうか。多くの企業は障害者を積極的に雇用するポーズをとりながら企業の利潤追求やイメージアップの道具として障害者雇用制度を利用している。公務員制度改革―道州制の急先鋒である大阪府知事・橋下は、「(障害者雇用を推進するために)府のある部門を全面的に障害者中心の特定企業団体に委託することはできないか」と人件費・公務員削減の攻撃のひとつとして障害者雇用制度を使っている。今回のテレビエンタメストアも同じだった。雇い入れから6カ月を経過しないうちに倒産解雇したから、倒産解雇の場合の雇用保険受給要件も満たさない。労働者は不当解雇され明日からの生活の不安を抱える一方で、経営者は国から膨大な障害者雇用のための助成金を受け、のうのうと生き延びる。
 新聞記事などでは労働局のコメントとして「(京都労働局が把握している限りでは)助成金の支給実績はない。障害者の再雇用は厳しい状況が続いているが、求人の掘り起こしなど引き続き支援していきたい」と載っているが、労働局としての責任を逃れるためのペテンでしかない。こんな障害者をも資本の食い物にする資本主義社会などぶっ飛ばす以外にはないのだ。

今こそ全国協議会―わがユニオンの出番だ!

 3月5〜6日と合同一般労組全国協議会の学習交流合宿が開催され、私も組合を代表して参加していたのだが、基調提起や4本の現場からの報告・教訓を聞きながら改めてこの闘いをわが闘いにしていきたいと決意した。「労働組合の闘いは合法か否かが問題なのではなく闘いが存在を規定し、措定していくのです」(小泉義秀事務局長提起)「ひとりでも、まずは職場で屹立すること」(東京北部ユニオン報告)。この2点にポイントは集約されるのではないだろうか。
 当初、私たちユニオンとしても組合的課題として噛めないか模索していたが、京都の独特な政治構図もあって障害者運動を支援し取り組む部分が中心になって「被害者の会」形式で取り組むことになったので一旦静観することになった。しかし、経営資本側はそれすら許さず、破産管財人から「未払いの2カ月分賃金と解雇予告手当」を支払う旨の連絡を受け、とりあえず未払い賃金が支払われることで解決させるようである。この破産管財人の攻撃こそ4・9反革命情勢での労働運動絶滅攻撃である。テレビエンタメストアを経営するジャパン・プランニング・サービスは過去にも長野県で同じように障害者を積極的に雇い入れ、雇用保険受給要件直前に倒産させ労働者を解雇している企業である。
 われわれの闘う武器は何か。それは国鉄闘争全国運動の精神であり、合同一般労組全国協議会の路線である。金銭解決はしようとも不当解雇の問題は決着していない。まさしく今こそわがユニオンの出番なのだ! 不当解雇撤回・企業の社会責任徹底追及の大きな運動に労働組合の一員として組織戦に打って出る。
 交流センターの仲間の皆さん、ぜひこの闘いに注目を!


 

■部落解放東日本共闘会議 第19回総会・学習講演

帝国主義と部落差別

――プロレタリア革命の一環としての部落解放闘争
   近代史研究家 柏木俊秋
2011年2月25日発行 A4判・20頁・200円
編集・発行 部落解放東日本共闘会議
東京都台東区元浅草2―4―10 五宝堂・伊藤ビル5F
TEL 03―3845―7461 FAX 03―3845―7463
MAIL centergo@nifty.com

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ひめじょおん−女性部から

●政治休戦など許せない!職場ビラにかつてない手応え
 東京 自治体労働者 岸上真寿美

 3月11日、今まで経験したことのない揺れが襲った。棚が倒れガラスが散乱した。インターネットで東北の方を震源とする地震であり10bの津波が襲ったことが次第にわかった。この日は職場の仲間の退職を祝う会の予定で幹事を引き受けていた。余震が何度も来るなか職場の近くの居酒屋に中止の連絡に走り、それぞれの仲間に中止の連絡に回った。区内何カ所かの学校に避難所が設置された。夜7時まで職場待機と言われ、7時になったら9時まで延長となり、結局9時半に女性は帰っていいとなった。しかし電車が動いていない地域の者は帰れない。この夜は都内で何時間もかかって自宅に帰りついたとの話を聞いた。
 週があけて、介護保険の訪問調査に伺って、この地震が高齢者にすごい恐怖を与えていることを実感した。古い木造の家に暮らす一人暮らしの方は地震が起こってからは一人で外に行けないという。調査中にもかなり大きい余震で窓を開けた。寝たきりの父親をおぶってマンションを出ようとパニックになった息子。家の玄関の手すりにしがみついていたところを管理人さんが「大丈夫か」と来てくれて安心したなど。必ず地震の話しになる。
 区役所ではみんな青の上下の防災服着用で窓口対応をしている。私たちは外回りなので着ていないが。地震による津波で役場が壊滅状態で自治体機能が喪失しているところが多く存在していること、学校給食の民営化など、職員のリストラで住民に対する避難所などの対応ができない状態であることを知り、改めて新自由主義が労働者の命と生活を奪っていると思った。
 東北の自治体の仲間は労働者の団結をつくり頑張っていることを聞いた。政治休戦など許せない! 私たちも菅政権に一切の責任をとらせる行動に打って出なくてはならない。自治労連の組合は4日目の朝「災害から区民を守るため、力を合わせて頑張りましょう」というビラを出した。そこには原発のことなど一言もない。今原発によって命が奪われ、また奪われようとしているのに。地震から1週間目、わたしは「全ての原発をただちに停止しろ!」のビラ40
0枚を早朝机上配布した。組合役員の一人は「何撒いているんだ」と突っかかってきたが私のビラを見ていた。いつも私のビラを拒否していた人は「このビラならいい」と言った。すごい!
 何かが変わるかも。
(写真 帰宅する労働者であふれたJR東京駅周辺【3月11日】)

■4・29〜30全国労組交流センター女性部第18回定期全国大会に集まろう!
 開始 4月29日(金)
     13:00開場 13:30開会
 終了 4月30日(土) 12:00(予定)
 会場 DC会館(千葉市中央区要町2−8)
 
 ※代議員登録は4月20日(水)までにお  願いします。

 

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■動労千葉労働学校で学ぼう!

 今号は「第11期労働学校の案内」を掲載します。

《基礎講座カリキュラム》
4月16日(土)13:00〜開校式
4月16日(土)・5月21日(土)各13:00〜
◆賃労働と資本/講師 天野浩二(社会問題研究家)/賃労働と資本の非和解的対立に階級的労働運動路線の核心がある。
6月18日(土)・7月16日(土)各13:00〜
◆労働者の生き方/講師 森尾誠(社会問題研究家)/労働者は社会の主人公であり、労働者階級こそ社会を変革する力を持つ。マルクス主義の核心を学ぶ。
8月20日(土)・9月17日(土)各13:00〜
◆資本主義とはどういう社会か/講師 鎌倉孝夫(埼玉大学名誉教授・国鉄闘争全国運動よびかけ人)/世界大恐慌とは資本主義の根本矛盾の爆発である。『資本論体系の方法』(日本評論社)など著書多数。
10月15日(土)・11月19日(土)各13:00〜
◆戦後労働運動史/第1回「戦後労働運動史の中の総評」/第2回「戦後の反合理化闘争」/講師 伊藤晃(日本近代史研究家・国鉄闘争全国運動よびかけ人)/『日本労働組合評議会の歴史』(社会評論社)など著書多数。
12月17日(土)・2012年1月21日(土)各13:00〜
◆国家について/講師 山崎一(社会問題研究者)/労働者の立場に立った国家とは何かについて学習する。
2月18日(土)・3月17日(土)各13:00〜
◆現代の帝国主義/講師 島崎光晴(経済問題研究家)/労働者の立場にたった現代帝国主義について学習する。
3月17日(土)16:00〜修了式

《実践講座カリキュラム》
4月23日(土)13:00〜開校式
4月23日(土)13:30〜
◆外注化・非正規化攻撃と国鉄闘争全国運動/講師 増田明生/動労千葉の外注化阻止闘争の意義と国鉄闘争全国運動の展望。
6月25日(土)13:00〜
◆関西生コン支部の闘いと労働運動再生の展望/講師 武建一(全日建運輸連帯労組関西生コン支部委員長)/大手ゼネコンを相手に4カ月におよぶストライキで闘った関生支部の闘いと労働運動再生の展望を語る。
8月27日(土)13:00〜
◆三里塚ジェット・分離独立・国鉄分割民営化―私が職場でやったこと/講師 布施宇一(動労千葉顧問)/国鉄分割・民営化反対の2波のストライキをなぜ貫徹できたかについて提起する。
10月22日(土)13:00〜
◆韓国労働運動の歴史とたたかい―非正規労働者のたたかいを中心に/講師 金元重(千葉商科大学教授・国鉄闘争全国運動よびかけ人)/世界で最も戦闘的に闘いぬいている韓国労働運動の歴史と闘い。
12月24(土)13:00〜
◆社会保障制度改悪との闘い/講師 山部明子(社会保障制度研究家)/新自由主義―道州制攻撃と社会保障制度解体攻撃との闘い。
2012年2月25日(土)13:00〜
◆裁判員制度と改憲/講師 高山俊吉(弁護士・国鉄闘争全国運動よびかけ人)/憲法と人権の日弁連をめざす会代表として、改憲の先取りとしての裁判員制度反対の先頭で闘っている。
3月17日(土)16:00〜 修了式 (基礎講座と共同)

●第11期労働学校日程
■基礎講座
 4月16日(土) 13:00〜
 ◆賃労働と資本
 ◆講師 天野浩二(社会問題研究家)
■実践講座
 4月23日(土) 13:00〜
 ◆外注化・非正規攻撃と国鉄闘争全
  国運動
 ◆講師 増田明生
■場所
 DC会館(JR総武本線「東千葉」駅前)
 

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■新人事賃金制度反対の特別決議を採択
――国労新潟地方本部第117回地方委員会報告
国労新潟 駅連合分会 星野 文男

 JRでは、昨年4・9和解決着を機に国労の変質が急速に進んでいる。JR資本が、検修外注化・人事賃金制度改悪・貨物での第2の分割・民営化合理化の攻撃を強めているのに対して、国労本部・東日本本部は総合労働協約の締結で実質的に労使共同宣言をして、連合合流―単一体解体―名称変更に突き進もうとしている。4月1日に向かって、国労本部が「雇用の確保は年度末。残された課題の整理時まで特別組合員」という「三度目の首切り」を狙う緊迫した事態にある。
 こうしたなかで、2月26日、国労新潟地本第117回地方委員会が開催された。
 私は「委員会の獲得目標は、4月実施予定の『人事・賃金制度見直し』に対して、最低でも4月実施反対の一致・団結を勝ちとり委員会の特別決議をあげることだ」と訴えた。本部・地本は反対の声すらあげず、「新人事賃金制度については4月1日にこだわらず、それ以降もあるべき姿を求めていく」(関川委員長挨拶)と、初めからあきらめ4月実施容認の姿勢だ。

団結を積み上げ、共同性を回復して国労の変質を許さない

 職場では、1月提案で4月実施というデタラメな日程や、競争と差別を強める制度改悪に怒りが充満。新人事賃金制度改悪攻撃は、労働者の団結を解体して、競争とゴマすりと会社のさじ加減で賃金支配する狙いだ。基本給表もなくバラバラの賃金で賃上げ闘争も成り立たなくする。青年労働者に大幅な生涯賃金減額をもたらすものになる。分割・民営化攻撃でもなしえなかった究極の分断攻撃を押し通そうというのだ。
 分会の仲間は「どうせ総額人件費削減になる」「会社が持ち出しするわけがない」と喝破している。東日本ユニオン(JR連合)の現場組合員も「どうせ組合差別の道具になる」と評し、JR労組(東労組から分裂した組合)ですら4月実施延期申し入れをしている。
 そんな中、4月1日強行実施反対を委員会での獲得目標として一致・団結を勝ちとることは、国労組合員の団結を再生して、組合の違いを越えた現場労働者の一致した要求を体現することだ。それは提案以降、反対表明もせず、労使結託体制のもとで「東労組が承認して提案した見直しだから反対しても仕方がない」とする体制内派の屈服を食い破る団結の形成だ。JR体制の階級関係は、一昨年秋の提案から昨年春まで、動労千葉のストライキを先頭にして各地・各組合で上げられた検修外注化反対決議がJR東日本を震え上がらせ今日まで実施できないという階級的力関係にあるのだ。
 委員会の討論を受けて、議長は「委員会の総意として人事・賃金制度見直しの4月1日強行実施に反対するという特別決議を採択します。文書は執行部一任」とまとめて承認され決議採択となった。体制内派が、解雇撤回闘争の過程で組合員の団結をバラバラに解体して、「闘っても無駄!」というあきらめを組織してきた中で、組合員の団結を復活するのろしになった。一つずつ団結を積み上げて職場・組合の共同性を回復して国労の変質を許さずに闘おう。

労働者蔑視の共産党グループを追及

 委員会では同時に、国労新潟の共産党グループ(革同会議)が昨年末に弥彦で一泊交流会を開いた際に、東日本本部の革同役員を組合費で招いたことを追及した。新潟革同の関川幹事長が「地本主催の拡大支部代表者会議」を偽装して公文書(労新地本第2号)を作成して、東日本本部に「役員派遣を要請」、それに応じて東日本本部武笠執行委員が組合費を使用して参加したのだ。すでに駅連合分会から東日本本部と新潟地方本部に公開質問状を叩きつけられ、新潟県支部執行委員会でも悪いことだと指摘された問題だ。
 事の本質は、共産党グループが「労働者・組合員はだましていいもの」という労働者蔑視の考えをしていることだ。この間、国労では、組合員の意思に反する重大な問題を、大会当日に提案して無理矢理押し通す機関運営が繰り返されてきた。新潟でも組合事務所問題で、臨時大会で撤回した議案をそのまま定期大会に再提案して強行採決までした。根底にあるのは労働者に対するだまし討ちだ。共産党の都合で労働者をだますという本末転倒した思想だ。こういうあり方が、公文書を偽造までして、共産党グループの交流会参加に組合費を使用しても構わないという不正を生み出したのだ。
 公開質問状を叩きつけられた地本と東日本本部は、文書回答要求に答えられずに沈黙した。事実上認めながら居直っている。地本財政運用に同じ流用はないのかとの指摘に対して地本財政部長は「私の知る限りそのような組合費流用はない」と答弁せざるを得なかった。共産党グループの組合私物化を許さず、国労を現場組合員の手に取り戻そう。

すべての課題で組合員の評価をあおぐ主流派に挑戦しよう

 委員会発言ではさらに、〈総合労働協約は就業規則に平和条項を盛りこむもので締結反対。飯山線踏切死亡事故は信濃川水泥棒と外注化・利益優先が原因であり責任は清野社長と高木支社長にあること。闘争団員の4月1日組合員資格解消を許さず全国運動とともに4名の訴訟継続闘争団員を支援しよう。社保庁解雇は古賀連合会長で、JAL解雇は民主党応援団の稲盛であり連合加盟や全国単一体解消や名称変更に反対を訴え、分割・民営化攻撃との闘いを貫いた組合員の誇りを大切にしよう〉と訴えた。
 貨物の委員からは、「JALの次はJR貨物という第2の分割・民営化合理化に対して腹を据えて闘う。定期昇給延伸を許さず原則的に闘う。嘱託労働者(退職再雇用)の出向問題で申告闘争を闘う」という決意が明らかにされた。すべての課題に挑戦し組合員の評価をあおごう。
 4月1日から全国大会過程は、国労と日本労働運動にとって重大な過程になった。奇しくも郵政で非正規解雇と成果主義賃金導入攻撃が激化している。JR体制の外注化・新人事賃金制度攻撃とグリーンスタッフ数百人雇い止めと一体だ。国鉄・全逓―2大産別青年労働者の怒りの団結を先頭にして、自治体・教労・合同一般と戦後労働運動を画するような青年労働者運動で菅民主党連合政権を打倒しよう。エジプト労働者階級に続いて、共に闘う国労の会を組織して4・23尼崎現地闘争から6・5全国運動一周年闘争へ!

(写真 「羽越線事故5周年弾劾!」【昨年12月23日 JR新潟駅前】)

 

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■「200名組合員の指導部」から「三教組全組合員の指導部」へ!
神奈川労組交流センター 三浦半島教育労働者部会

 

 「1・29部会総決起集会」を突破口に実質3週間、7度目となる三教組役選決戦を教労部会総力で闘いぬきました。チュニジアからはじまったエジプト革命―リビア動乱など中東全体に伝播した革命情勢を時代の追い風に、直接的には三教組の路線〈民主党政権支持か打倒か〉をめぐって、本質的には〈戦争か革命か〉をめぐる体制内と私たちとの決して相容れることのない激突構造をつくり出しました。ここに従来の役選決戦とは一線を画する今年の闘いの一つの到達地平があります。
 開票結果は、4候補全体で6
213票中833票、得票率13・4%という昨年からほんの少しの「控えめな」前進であり、数字だけを見れば今年も「圧倒的な敗北」です。しかし私たちはまったく負けた気がしていません。なぜならこの票は、私たちが選挙ビラに堂々と掲げた「三教組に革命を起こそう!」の呼びかけを真正面で受け止め、応えてくれた200名を超える組合員の確固たる支持だからです。
 だからこそ、こんな「大差」で「ぜんぜん余裕」のはずの体制内は、「少数派」の私たちを心底恐れ、選挙規約にない副委員長のブロック推薦のごり押しに始まり、選挙ビラの事前届け出や「期日前投票」の設定など手続きを突然変更し、開票会場では立会人の発言を制限し弾圧するなど、危機感丸出しのさまざまな攻撃を仕掛けてきました。でも、これらすべてが中途半端でその大半が彼らにとって「やぶ蛇」となり、逆に私たちにとっては「渡りに船」の攻撃材料となるのですが…。それにしても姑息ったらありゃしない!  そんな体制内指導部に「なんで私たちは勝てないんだっ!?」という悔しさと怒りでいっぱいです。

新たな陣形確立の大勝利

 今回、候補者の確定にあたって定年まであと1年となった二本柳さんを候補者にするのか否か、私たちは大いに悩み逡巡しましたが、結局それでは組合員に対して無責任であるし、私たちの「本気さ」も問われると、部会として二本柳さんの「クビ」(?)を決断しました。そして「会員全員が候補者として闘う」決意のもと、新たな候補として恋田さんを立て世代交代をはかり、4人のうち3人が女性で「見た目」も一新☆ 北澤(きたざわ)・熊澤(くまざわ)・恋田(こいだ)・葛本(くずもと)の4人で《機敏(キビン)に行動(コウドウ)! 過激(カゲキ)に攻勢(コウセイ)!》という4K候補での挑戦となりました。二本柳さんを候補から外したことが結果にどう現れるのか、不安もありましたが、立候補を決断してからの恋田さんの「ぶっちぎり」かげんは素晴らしく、他の3人は圧倒され、刺激され、部会全体も活性化し団結の強化がはかられました。体制内が結局全面的に転換できなかった(岸本委員長は同じく定年1年前で続投)なかで、こちらが新たな陣形を確立できたのは部会の団結の証であり、大勝利だったと思います。開票結果を見てもここ数年の「200名を超える断固たる支持層」は揺るがず、来年執行委員を出す分会の組合員から、私たちの候補に「ともに闘いたい」とメールが送られてきたことなど、表に出る候補者が変わろうとも私たちを部会という勢力としてとらえ、路線として支持し続けている200名であることが明らかになりました。さらに一人の青年組合員の「以前から私たちは皆さんに入れている」という発言から、一定数の青年が層として私たちを支持していることも選挙戦の過程で見えてきました。
 一方で反省点は細かなことから本質的なことまで山ほどあります。あんなどうしようもない体制内の連中にどうして勝てないのか!  なぜ組合員はたくさんの不満を持っているのに体制内に票を入れるのか?  私たちの「三教組権力をとる!」という本気さに匹敵する「職場の転換」を起こせていない現状をどう打ち破っていくのか? 部会の総力戦として全員が全力を出し切っているのか? さあ、来年に向けて本格的に総括だ!…というさなかの3月11日、あの未曾有の大地震と巨大津波が東日本に襲いかかったのです。三浦半島では直接的な被害はなかったものの、現場は混乱し、役選総括は中途で一旦「棚上げ」状態となりました。

大震災下で「機能不全」に陥る日教組・三教組指導部

 地方を切り捨て、大失業を生みだしてきた新自由主義によって引き起こされたこの大惨事を目の当たりにして、日教組がまずやったことは文科省に対する「教育復興のための要請」です。16日に出した「声明」には、原発事故について淡々と、まるで
他人事のように「炉心溶融に至る重大事故にも発展している」とただそれだけ、そこには一遍の怒りもありません。「メルトダウン」で殺されるのは、どこにも逃げ場のない私たち労働者です! 日教組は原発に反対してきたのではなかったのか! そして三教組に至っては、各分会に「教育会館・執行活動を3日間休止」など単なる事務連絡のファックスを数回流しただけで、10日以上経過した今も「大震災・原発事故」に対する認識を示さないばかりか、支援・救援の方針すら出しません。被災地では避難所となった学校で多くの教職員が必死に踏ん張っているにもかかわらず、未だまともに食糧も届かず、暖をとる手段がない極寒の中、死と隣り合わせの日々を強いられています。物資を届けるための幹線道路は自衛隊によって封鎖され、労働者の命より治安が優先されているのです。いったい労働組合は何をしているのか! 労働組合が出番のこの時に、政府にただ「お願い」するだけの日教組と上部からの指示でしか動けない「機能不全」の三教組指導部では、組合員は、労働者は本当に生きていくことができない!「核兵器廃絶・反原発」を方針に掲げる三教組が空前の原発事故を前にしてやるべきことは、「全国のすべての原発の即時停止・廃止」を要求する闘いをただちに開始することではないのか!
 今回の大震災で明らかになったことは、私たち動労千葉派が一刻も早く体制内に取って代わらなければ、文字通り「労働者が労働組合によって殺される」ということです。私たち自身が「原則的で戦闘的な200名組合員の指導部」であることに誇りと責任を持ち、この200名との団結を強化し、その力で「三教組全組合員の指導部」へと飛躍する決意を固め、次なる闘いへ踏み出します!
 「希望は団結!」

(写真 新たな陣形で挑戦!【左から北澤、熊澤、恋田、葛本各候補】)

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■期間従業員全員解雇2周年 解雇撤回・非正規職撤廃!
ジェコー資本包囲弾劾闘争への参加を
ジェコー期間従業員解雇撤回闘争を支援する会

 

(写真 08年10月解雇に高橋、屋代組合員が提訴【熊谷地裁 2008年11月14日】)

 05年10月7日、午前6時、ジェコー行田工場のまだうす暗い門前から夜勤明けの請負の女性青年労働者が疲れ切った顔で一人ひとりと退勤してくる。この寒い門前でJAM神奈川ジェコー労組員と支援者たちがビラを渡し、「共に闘いましょう」と声をかける。この時、一人の女性労働者との「正社員になりたい、ボーナスがほしい」という会話から、ジェコーの非正規職撤廃闘争は始まりました。
 彼女はビラまきを終えた組合員たちと交流。その後の討論で「正社員化を要求しよう」とJAM神奈川ジェコー労組に加盟。ジェコーに対する非正規社員の正社員化を要求する闘争の始まりでした。
 その後、不当な期間従業員全員解雇から2周年の4月25日を控え、当該労組より〈4月ジェコー行田本社工場包囲弾劾闘争への参加の要請〉が発せられています。皆さん、門前闘争に参加して下さい。当該労組は次のように訴えています。
   * * *

JAM神奈川ジェコー労組からの訴え

 ・・・・・・ジェコーで働く請負・派遣労働者を組合に組織し、正社員化を要求しての闘いを始めて5年になろうとしています。偽装請負の告発、労働局の是正指導を経て、07年9月に80名の派遣労働者が期間従業員としてジェコーに採用されることで一歩前進を果たしましたが、そのことで期間従業員を中心に組合加入者が増え、行田本社工場における我が組合の影響力が拡大していくことを恐れた会社はわが組合を行田工場から一掃する解雇攻撃に出てきました。それが08年10月末の第一次解雇(高橋、屋代組合員解雇)と、09年4月25日の期間従業員全員解雇(第二次解雇。木村、千葉組合員解雇)です。これに対して私たちは、当該被解雇者を先頭にして、第一次訴訟、第二次訴訟として解雇撤回・現職復帰(正社員採用)を求める裁判闘争と門前就労闘争を継続してきました。
 ・・・・・・闘いは、来年中にも判決が予想され、門前闘争を強めて会社を実力で「紛争解決・職場復帰(正社員採用)」に追い込んでいくべき山場に入っています。
 この解雇撤回闘争が全国的な非正規職撤廃・派遣法廃止の闘いに大きな影響を与えることは不可避ですから、勝って非正規職撤廃闘争の大きな展望を切り開いていきたいと考えております。
 つきましては、来る4月28日に、期間従業員全員解雇から2年を期して、現地行田工場を包囲するような大門前闘争を構えたいと考えております。平日ではありますが、ぜひ皆様のご支援ご参加をお願い致します
   * * *
 この呼びかけに応え、ジェコー資本弾劾行動への参加を心から訴えます。

ジェコー闘争の意義

 第一に、派遣法の撤廃を職場から求める闘いです。この闘いは、派遣法という悪法が生み出した労働実態を告発し、その状態の廃絶をめざした闘いとして出発しました。
 偽装請負を追及し、派遣法の直接雇用義務規定をテコに直接雇用を実現しました。しかし、期間工という直接雇用が、リーマンショックの経営危機を理由に全員雇い止め攻撃。組合は、解雇撤回・原職復帰(=正社員化実現)闘争として闘っています。核心は非正規職撤廃です。
 第二に、正規職の労働組合が非正規職の労働者を組織して、職場生産点を基礎にした闘いを通して、正規と非正規の労働者の共同の団結した闘いを作り出していることです。〈玉川工場閉鎖→首切り→非正規職化攻撃〉という究極の雇用破壊の攻撃との闘いとしてこの闘争は闘い抜かれてきました。
 第三に、職場安全闘争として闘われています。「7年間の専属夜勤」という過酷な勤務を女性青年労働者に強要し、しかも、偽装請負の非正規職を強制してきました。睡眠障害により体調を崩して「欠勤」したことを理由の解雇。本質は「7年間専属夜勤によって睡眠障害という労働災害により生産に寄与できなくなった労働者の解雇攻撃」です。労基法第19条の業務上疾病の解雇制限さえ無視したものです。この非正規職闘争が格差是正・正社員化の中から「合理化=安全問題」を捉え、非正規職撤廃の闘いの質が深まりました。
 第四に、体制内組合の妨害をはねのけて全労働者階級の利害を貫く闘争です。ジェコー闘争は、労働組合として当たり前の運動方針である「派遣労働者の組織化と処遇改善」を掲げて闘い、かつ実践している数少ない労働組合として注目されてきました。ジェコーの闘争は正規職労働組合が非正規職撤廃を組織している極めてまれな闘いです。連合JP労組や自治労の非正規職組織化は、非正規職の存在を前提に「処遇の改善」のみを求める、新自由主義攻撃を受け入れる体制内の運動です。
 第五に、行田分会の闘いは、地域の労働運動の拠点として拡大しています。門前闘争と工場団地内アパート(寮)への個別面談オルグの中で多くの派遣労働者と話し込み、ショーワで働く派遣労働者の分会結成に発展しました。団地内の組合事務所は地域の派遣労働者の生活の拠点になっています。また、ハローワークや市役所への仕事要求や生活支援の要求など生き抜く闘いの拠点となっています。
 第六に、国鉄闘争全国運動と一体の闘いです。派遣、外注化(請負化)、有期雇用化などの非正規職化攻撃は究極の新自由主義攻撃であり、国鉄1047名闘争と一体です。

裁判闘争の争点

 解雇理由は、屋代・高橋組合員への「欠勤」を理由にした契約更新打ち切り(雇い止め)、木村・千葉組合員へのリーマンショックを理由とした「赤字=経営危機による整理解雇」を上げていますが、事実は、ジェコー労組の影響が拡大して組合加入者が増えることを恐れた資本による究極の不当労働行為=団結破壊攻撃です。
 裁判で、@熊谷地裁による埼玉労働局の偽装請負是正指導文書提出命令により偽装請負の実態が暴かれ、A同時に期間従業員全員の雇い止めが、その3カ月後には新たに80名を超える期間従業員を採用するなど「経営危機による解雇」が大嘘であったこと、B組合員には内緒で一部の期間工を正社員登用制度に受験させるなどの組合差別、C「7年専属夜勤」による疾病者の解雇は労基法違反、D整理解雇4要件の無視・違反を追及していきます。
 次回公判の5月9日には整理解雇を巡る原告の反論に入ります。

●ジェコーは期間従業員の不当解雇を撤回せよ!/正社員として雇用せよ!/夜勤教強要による健康破壊の責任をとれ!
ジェコー本社弾劾行動
4月28日(木)16時〜/ジェコー行田本社工場通用門(埼玉県行田市富士見1―4―1)
連絡先 JAM神奈川ジェコー労組044―833―4260/行田分会040―580―3830

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■尼崎事故7周年弾劾! 4・23全国総決起集会への参加と賛同を訴えます

 4・23尼崎闘争の招請状を抜粋して掲載します。(編集部)

 すべての労働者・市民・学生のみなさん。
2011年で、あの05年4月25日の尼崎事故から7年目を迎えようとしています。7年目の尼崎闘争は、国鉄・分割民営化を徹底弾劾し、全社会に国鉄分割・民営化型の首切りを強行しようとする新自由主義攻撃と対決する闘いです。国鉄闘争全国運動で日本労働運動を甦らせていく闘いとして開催します。みなさんの参加と賛同を訴えます。
(中略)
 7年目の尼崎闘争は、104
7名解雇撤回、JR外注化・民営化阻止、反合理化・運転保安闘争を発展させ、JR内にいる膨大な正規や非正規化にされた青年労働者を闘う労働組合に組織・獲得して、JR体制をその足元から揺さぶる闘いの戦闘宣言の場としたいと思います。

「闘いなくして安全なし」「JR外注化阻止」! 闘う労働組合を国鉄闘争全国運動で甦らせよう
尼崎事故は、国鉄分割・民営化がもたらしたものであり、労働組合が解体された結果起こったものです。
 JRでは営利優先・規制緩和がまかり通りました。「稼ぐ」ために安全を度外視して、前代未聞の半径300mの「魔の急カーブ」の線路をつくり、ATSを意図的に設置せず、107名を殺したのです。
労働組合こそが「闘いなくして安全なし」を掲げて、JRと対決することが問われていました。しかし、JR西日本のすべての労働組合が闘わずに屈服・協力しました。こうしたJRの労使結託体制を覆して、闘う労働運動を甦らせることこそが、尼崎事故の回答でなくてはなりません。
尼崎事故から7年、安全の崩壊は加速度的に進行しています。労働者の団結をバラバラにするための第2の分割・民営化というべき外注化が進められているからです。下請けに「安全」が丸投げされ、外注化によりJR労働者の9割が非正規職に突きおとされようとしています。JRでは外注会社の労働者が列車を動かす職場になっています。保線・電気・車両・運転という労働者が共同・連携した安全システムで、はじめて列車が走るのです。そのシステムが外注化で労働者がバラバラにされたら、安全が崩壊するのは明らかです。
昨年7月22日、山陽新幹線での保守車両同士の衝突事故が発生しました。同じトンネルで複数の外注化会社の作業が行われたことによって起きたのです。
JR西日本は、実際にトンネル内でレール削正の粉塵を発生させた時の実験を行い、安全装置が作動しなかったことを確認しながら、外注会社の青年労働者に事故責任を押しつけています。06年伯備線触車事故、09年2月20日明石触車事故も全て青年労働者に事故責任を押しつけて、JRの会社幹部の事故責任は追及されていません。
それどころか、JRはさらに外注化を進め、既成の労働組合はこれに全面協力しています。「外注化絶対反対」「労働者に事故責任はない。事故責任はJRにあり」と、JRおよび関連会社に闘う労働運動の旗を立てることが求められています。

労働組合が団結して闘えば勝利することができる
世界大恐慌によって直撃された資本家は、大恐慌のツケを労働者におしつけるために「首切り自由」を要求し「工場法以前に戻せ」と叫んでいます。JR外注化はその最先端の攻撃です。
労働組合は団結して闘えば勝利することができます。動労千葉は、5波のストライキで昨年4月実施のJR東日本全体の車両検修外注化を阻止しました。今年4月実施を狙う外注化攻撃にも、JR本体と外注先の動労千葉組合員の団結した闘いで立ち向かい阻止しています。
全日建連帯労組関西地区生コン支部は、大手ゼネコンを向こうに回して、4カ月半の「産業ゼネスト」をやりぬき、大手ゼネコンの産業支配を打ち破る勝利を実現しました。
私たちは、こうした闘いを受け継いで、JR外注化への現場労働者の怒りと結びつき、JR体制を中から食い破る労働運動をつくりあげます。4・23尼崎闘争に結集して共に闘おう。

●尼崎事故7周年弾劾! 4・23全国総決起集会

4月23日(土)13時 JR尼崎駅北口広場
◇尼崎事故弾劾! 反合理化・運転保安確立/車両検修全面外注化阻止! 1047名解雇撤回!/国鉄闘争全国運動で労働運動を甦らせよう!
◇主催 国鉄千葉動力車労働組合/国鉄闘争全国運動・関西準備会
◇連絡先  国鉄千葉動力車労働組合 千葉市中央区要町2―8DC会館内 TEL 043-222-7207/全国金属機械労働組合・港合同 大阪市港区南市岡3―6―26 TEL 06-6583-4858

■読者のページ

●無実の政治犯 星野文昭・暁子 絵と詩展、4・ 星野文昭誕生日集会にお集まり下さい

 星野文昭さんをとり戻そう!東京連絡会

日時 4月21日(木)〜25日(月)
21日 13時〜19時/22〜24日 10時〜19時/25日 10時〜17時
会場 杉並区阿佐ヶ谷地域区民センター1階 阿佐ヶ谷ぶらっとりー(JR阿佐ヶ谷駅南口2分)
主催 星野文昭さんをとり戻そう!東京連絡会 п@03-3591-8224
4・28星野文昭誕生日集会
日時 4月28日 午後6時開場6時半開会
会場 杉並区阿佐ヶ谷産業商工館展示室(JR阿佐ヶ谷駅南口7分)
講演 岩井信(星野文昭再審主任弁護人)/第二次再審補充書の内容について
国賠報告 星野暁子(家族・共同代表/国賠訴訟原告)
主催 星野文昭さんをとり戻そう!東京連絡会 п@03-3591-8224

 

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  読者の皆さん! 投稿をお願いします。強制するページではなく自主的に決起するところです。

 

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Photo Document 2011年2月〜2011年3月

2・27福岡 資本が嫌がる闘いを!

「国鉄全国運動・九州」主催の「貧困と失業は国鉄から始まった。解雇者の声を聞こう2・27久留米集会」が55人の結集で大成功した。参加者は、久留米の労働者をはじめ、争議中の労働者、JR久留米駅街頭宣伝で出会った労働者など多彩な顔触れだった。

3・5東京 戦争には革命を!

東京・アットビジネスセンター池袋駅前別館で実行委員会による「戦争には革命を! 労働者の国際的団結で朝鮮侵略戦争阻止! 3・5国際婦人デー集会」が開催。148人がエジプト―中東革命に熱く連帯し、意気高く集会とデモを勝ちとった。

3・17東京 被災地との分断を打ち破ろう!

3・20集会実行委員会の呼びかけで大恐慌・大震災に対する怒りの緊急闘争が東京・渋谷で打ち抜かれた。「政治休戦」「集会自粛」を断固ぶち破り、360人の労働者・学生が結集し、渋谷の街に階級戦争の烽火を上げた。

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