ガマンはもう限界! 人事考課制度、やっぱり廃止しかない!(東京労組交流センター教育労働者部会発行)
競争と管理強化と多忙化と
授業の準備や子どもとかかわる時間よりも、提出書類を急かされる毎日。週案や指導案、研修報告書の遅れが評価にひびくからと残業に追い立てられる。同僚との競争、管理職への服従を強いられるストレスが、全国平均を大幅に上回る精神性疾患を生み出しています。さらには、管理職のパワハラ、暴言で、新採が退職を強要されたり自殺に追い込まれる。こんな過酷な職場の現実をつくった大もとが、10年前に導入された人事考課制度です。
当初は、自己申告書を出さなくても「情意」の評価項目がCになるだけでした。それが今は管理職が自分の評価に関わるからとしつこく提出を催促する。自己申告とは名ばかり、特に若い人には目に余る書き換えが強制される。業績評価が昇給にリンクすることが始まってから、数値目標がうるさく言われるようになり、ますます多忙化が進んでいます。
こんな人事考課制度は撤廃あるのみ。みんなで職場から闘いを開始しましょう。