郵政非正規ユニオンとともに闘おう

2019年7月31日

9・29郵政本社~10・1東京多摩局へ

解雇撤回! 怒りのデモを打ちぬく

犠牲を現場に押しつける 「郵政再生に向けてバージョン1」弾劾!

s20111001a-1 (写真 9月末日をもって齋藤委員長の雇い止めを強行した東京多摩支店に対して怒りのデモの起つ(10 月1日、東京多摩支店前)

  9月29日、雇い止め解雇をはじめとした「郵政大リストラ」攻撃を弾劾する郵政本社デモが行われた。デモは、郵政非正規ユニオンの仲間たちが中心となって呼びかけたもので、首都圏の郵政の仲間を先頭に250人が参加しました。
 郵政非正規ユニオン委員長の齋藤祐介さんは「今日のデモはすべての非正規職労働者の怒りのデモだ。非正規職(制度)をなくそう。『非正規労働』なんて差別なんだと知らしめよう」と訴え、デモ隊は繁華街に出ました。

追い出されるのは斎藤、鍋倉社長の方だ!

 

s20110930b-2(写真 郵政本社に対して「すべての雇い止めを撤回しろ」「非正規職制度を撤回しよう」と郵政非正規ユニオンの組合員を先頭に250 名が怒りの声を上げて弾劾した(9月29 日、郵政本社前)

 デモ隊は仕事帰りの労働者でごった返す新橋から霞が関の日本郵政本社ビルへ。多くの労働者が沿道から手を振ってエールを送っていました。本社前でシュプレヒコール。「日本郵政・斎藤社長、日本郵便・鍋倉社長は出てこい!」「すべての雇い止めを撤回しろ!」「赤字の責任を現場に押しつけるな!」。本社ビルから出てくる多くの労働者がデモ隊に注目する一方、郵政当局はガードマンや管理職を並べて阻止線を張り狼狽した姿をさらしました。
 そして10月1日、郵政非正規ユニオンの仲間は、東京多摩支店への抗議のデモ行進に連続的に決起しました。郵政当局は、この9月末日をもって65歳以上の労働者を中心に、全国で1万4千人もの非正規労働者の雇い止め解雇を強行しました。断じて許せません。
 郵政非正規ユニオンの闘いは、22万人の郵政非正規労働者のみならず、すべての産業の労働者の雇い止め解雇を許さない闘いです。非正規職制度撤廃、労働者を機械の部品のように使い捨てる民営化攻撃と対決して闘おう。先頭で闘う郵政非正規ユニオンの仲間と連帯して闘おう!

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 当局と一体で大リストラ推進するJP労組本部を打倒しよう!

 JP労組本部は、10月の第8回中央委員会で郵便事業会社の進める「郵政再生に向けてバージョン1」を労働組合のプランにしようとしています。その内容は、一切の犠牲を現場に押しつける大リストラ攻撃です。
 具体的には①成果主義賃金への転換(人件費一律3割カット)。本務者を含む、総額で年間1400億円もの大幅賃下げです。②新たな集配体制の構築として、班別(!)に損益に責任を負う「班別損益制度」の導入やIT化の推進。「利益」が出なければ、現場に自腹を切らせるというもの。そして③「適正な要員配置」と称するさらなる人員削減=非正規職化の徹底です。
 この攻撃はこの10月から、書留のとり扱いの変更や、集配業務と一体でのポスト収集の強制などとして始まっています。リストラ絶対反対、現場から反撃に立ち上がろう!

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 11月6日は反原発・反失業の国際統一行動日

 あふれる怒り! 次は11・6日比谷です
 福島の怒りと連帯して原発再稼働阻止・廃炉へ!
 9月30日、野田政権は福島第一原発から半径20~30㌔圏の緊急避難準備区域を一斉に解除しました。これは福島の人々の命と生活を見殺しにして、「原発事故は収束に向かっている」という大ウソの宣伝で原発を再稼働するためです。絶対に許せません。
 日本経団連などの資本家たちは「原発がなければ日本経済が崩壊する」と原発の再稼働を絶叫しています。また野田政権は「復興のためには電力の安定供給が必要。そのためにも原発再稼働を」と言って、東北電力の東道(ひがしどおり)原発などを再
稼働の突破口にしようとしています。9月29日には、ベトナムと原発予定地の地質調査を行う契約を結び、原発輸出を開始しました。

 原発事故の収束はデタラメ

 福島原発事故は収束どころか、危機的状態が続いています。原子炉建屋は放射線量が高くて近づけず、いまだに溶けた燃料棒がどこにどれだけあるのかも確認できていません。溶けた燃料を冷やすための注水で膨大な高濃度汚染水がたまり続けており、新たな水素爆発の危険も切迫しています。事態は改善どころかより危機的な状況に突入しているのです。

 動労水戸がストライキに!

 JR東日本・水戸支社は、政府の緊急避難準備区域の一斉解除を受けて、常磐線・久ノ浜~広野間の運転再開を決定。震災以降広野駅に放置されていた放射能に汚染された列車を10 月9日に勝田車両センターまで移送することを動労水戸に通告してきました。線量測定や除染もしないまま、労働者に乗務、交番検査による被曝を強制しようとしています。これに対して、動労水戸は、8日にストライキに立ち上がり(写真)、9日には車両搬入阻止闘争に決起しました。
 職場で働く労働者を守るのが労働組合です。11月6日は、東京・日比谷野音に結集し、日本と世界の労働者と連帯し、反原発・反失業の国際統一行動に起とう。

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 (写真 「われわれは99%!」「われわれは圧倒的多数派だ、にもかかわらず政府は圧倒的少数の金持ちを救済し、われわれを売り払った!」とブルックリン橋を行進するニューヨークの若者たち(10 月1日))
ウォール街を占拠せよ

 アメリカ政府が大銀行などを救済する一方で労働者の住宅差し押さえなどが激増していることに青年労働者や労働組合が抗議し立ち上がりました。極端な貧富の格差是正を求める闘いが「ウォール街を占拠せよ!」のスローガンです。彼らは金融機関が集中するニューヨークのウォール街を占拠して連日集会やデモを行い、すさまじい社会的・経済的不平等を生んだアメリカ社会のあり方を弾劾しています。アメリカの失業率(25歳以下)は8月に17・7%に達しています。青年労働者達は、1%に満たない大資本家たちが富を独占するような腐敗した資本主義・新自由主義を打倒しない限り、もはや生きることさえできないと感じて立ち上がっているのです。
 労組が大きな力と役割
 9月17日から始まった若者たちの闘いを、10月に入りニューヨークの労働組合の連合体が支持。この運動は、一気に全米各都市に広がっています。全世界で立ち上がる労働者と連帯し11・6日比谷へ!

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地域の合同労組に連絡をください!
 ●東京東部ユニオン(葛飾区新小岩2-8-8 クリスタルハイム203号TEL:03-6410-4329 FAX:03-6410-4369 Eメール:tobuunion@grace.ocn.ne.jp)
 ●東京西部ユニオン(杉並区天沼2-3-7 さかいビル3B号室電話&FAX:03-3220-7473 Eメール:seibu-union@mocha.ocn.ne.jp)
 ●なんぶユニオン(品川区大井1-34-5河野ビル3F Tel&Fax:03-3778-0717 Eメール:nanbuunion@yahoo.co.jp)
 ●東京北部ユニオン(豊島区西池袋5-13-10 ハイマート西池袋603号TEL&FAX 03-6914-0487 Eメール:tokyohokubuunion2010@yahoo.co.jp)
 ●ユニオン東京合同(千代田区三崎町2-17-8皆川ビル301「朔」気付電話&FAX:03-3262-4440 Eメール:info@union-tg.org)
 ●合同労働組合八王子(八王子市明神町4-14-5リーベンスハイム2-203 電話&FAX:042-644-9914 Eメール:gorohachi2007@gmail.com)
 ●ちば合同労働組合(千葉市中央区要町2-8DC会館内電話:043-225-2207 Eメール:chiba_goudou@yahoo.co.jp)
 ●合同労組かながわ(横浜市南区山王町2-16 ライオンズマンション吉野町第5-403号室電話&FAX:045-242-1055 Eメール:c_kanagawa@yahoo.co.jp)
 ●さいたまユニオン(電話:090-9825-0184 Eメール:sai_union@yahoo.co.jp)
 

全逓

Posted by kc-master