JR職場から新たな闘いの決意

2019年7月31日

月刊『労働運動』34頁(0292号02/06)(2014/07/01)

JR職場から新たな闘いの決意

特集 国鉄闘争全国運動6・8全国集会の報告

JR職場から新たな闘いの決意

組織拡大し外注化粉砕する 関 道利さん(動労千葉執行委員)

 5月2日にストライキを行いました。CTSプロパー労働者の仕業検査を新人2人でやらせるという発表があり、プロパー労働者を守ろうとストに入りました。動労千葉組合員でない労働者のためにストをやったのは初めてだと思います。組織拡大をやりきれば外注化も粉砕できると奮闘しています。全国運動とともに、外注化粉砕闘争へのご支援お願いします。

検修は人命にかかわる業務 半田幸夫さん(動労千葉車両技術分科会長)

なにより問題は、JRで3年以上かかる教育を1年程度で行わせたことです。車両検修のミスは人命に関わる事故につながります。責任を取らされるのはCTSプロパー社員です。安全を無視するCTSは許せません。プロパー社員を守るためにもストに決起しました。CTSに動労千葉の拠点をつくり外注化を粉砕して仕事と仲間を取り戻す闘いを全力で取り組みます。

常磐線竜田延伸許さない 照沼靖功さん(動労水戸)

3・11の東日本大震災以降、国やJR資本がやっていることは復興という名前を使ったアピールだけです。竜田延伸は全然復興になってない。住民の強い要望にこたえて列車を運行させることを復興というのではないか。そういうところには列車を走らせず、人が帰れないところに列車を走らせる会社の暴挙に対して、全力で闘っていきます。

もう一発ストを構える! 石井真一さん(動労水戸委員長)

 5・31いわき集会への結集ありがとうございました。楢葉町の帰町宣言を粉砕したのは我々だと宣言していい。JRは竜田延伸を強行して、東労組の組合員からも怒りが噴出している。誰もいないところに電車を走らせる矛盾、労働者の怒りに依拠してもう一度ストを構える。命をとられる東労組にいたいのか。一緒に闘おうと職場に訴え、堤防決壊状況を作り出したい。

10・1外注化阻止へ闘う 橋本光一さん(国労郡工支部書記長)

私は、国労郡工支部として動労水戸の5・31闘争に取り組むべきだと話した。
 ある東労組の青年が、「闘わないから青年部を解散したい」と言っている。東労組に対する不満は満ちている。
 郡山総合車両センターの外注化10月1日実施が提案されている。ここで止めなければ車両検修の労働者の誇りは消されてしまう。外注化との闘いは、平成採の青年たちにこれまでの闘いを受け継ぐチャンス。仲間とともに10・1外注化絶対阻止で闘いたい。

分断を打ち破る闘い JR関連会社の青年労働者

4月から新津車両製作所が分社化・子会社化されました。この攻撃に対して国労新潟地本と新潟県支部主催で、分社化絶対反対のデモを闘いました。その中で、下請け労働者の本体労働者に対する見方が変わり、分断を打ち破る交流が始まっています。
 新潟での最高裁署名が6000筆を超えました。40年にわたる闘いが結実したと思います。仲間とともに闘います。

その花、咲かせてみせます

木科雄作さん(動労千葉青年部)
 昨年の東京高裁判決後の集会で、中村仁さんが「よくぞこんな判決を出してくれた。これで私はまだ闘える。屍になるまで闘う。その屍が土となり、芽が出て花が咲く」と言っていました。すごい感動しました。これは青年部にむけたメッセージだって思いました。その花、咲かせてみせます!
 この会場に大先輩たちがたくさんいらっしゃいますが、若い人に先頭を譲るなんてことは言わないで、横一線でみな最先頭で頑張りましょう。

特集0292

Posted by kc-master