第22回定期全国総会報告 ― 総会の総括 ―

2019年7月31日

月刊『労働運動』48頁(0300号02/05)(2015/03/01)

第22回定期全国総会報告 ― 総会の総括 ―

戦争情勢に労働者の闘い始まる JR・福島・青年の怒り解き放とう

― 総会の総括 ― 飯田英貴(事務局長)

 全国労働組合交流センター第22回定期全国総会は、世界戦争前夜ともいうべき激しい情勢の中で勝ち取られた総会でした。「イスラム国」による人質殺害をも利用して、安倍は「有志連合」の中心国として中東侵略戦争に参戦し、改憲へと向かっています。
 総会総括の第一は、この情勢と真っ向から立ち向かうことができるのは国鉄闘争を基軸とした階級的労働運動の復権であるという路線を打ち立てたことです。
 1989年の全国労組交流センター結成の原動力となったものは、国鉄分割・民営化に2波のストライキで闘った動労千葉の団結でした。時代の激動と真っ向から立ち向かう中で、労働者の強固な団結を作り出してきたのが交流センターの強さです。我々の国鉄闘争は、この労働組合の階級的団結を基軸に、全人民の共同性を甦らせていく闘いです。団結し、命を守り合う労働運動が労働者の心をとらえ、新自由主義攻撃を根本から打ち砕き、組織拡大へと転じ始めています。
 総括の第二は、国鉄闘争全国運動とともに「動労総連合を全国に」の闘いを階級的労働運動の基軸的闘いとし、その実践の出発点となったことです。
 特に、3・14ダイヤ改正で全面的に開始されようとしているJR大再編攻撃を「第2の分割・民営化攻撃」との闘いとして捉え、その闘いの基軸に「動労総連合の全国化」方針を打ち立てました。
 3・14ダイ改阻止決戦は、上野―東京ライン開通や北陸新幹線開業などを先端としたローカル線の切り捨て=地方破壊、大量退職を逆手に取った全面外注化・非正規職化、不当配転、長時間・強労働、安全の全面崩壊との全面対決です。
 このJR崩壊情勢の中から我々の闘いに対する膨大な労働者の選択と結集が始まりつつあります。昨年末の動労水戸への平成採の新たな結集は、「中途半端な気持ちではない」青年たちの真剣な選択が始まっていることを示しています。
 「動労総連合を全国に」の方針は、すべての職場での労組権力への挑戦と一体です。ひとりの青年の決断と決起を根底から位置づけ、職場・地域全体を組織する闘いに打って出ましょう。
 第三に、総会は「被曝労働拒否を闘う動労水戸支援共闘」を全国に作りだしていく歴史的出発点となりました。「原発の仕事は子や孫の代まで担っていってもらわなくてはならない。そのためにも誇りをもって働ける環境を整えていかないといけない」との原発労働者の渾身の決意が総会で語られました。原発労働者との団結を、核と原発をなくし、生き抜いていく核心に据えましょう。
 動労水戸の被曝労働拒否の闘いが原発労働者の根底からの決起を生みだし、守り抜いています。動労水戸の闘いを広げることは、被曝の先陣を切らされるJR労働者、公務員、郵政、交通労働者の命を守る普遍的闘いです。「支援共闘」の全国―全産別の組織化で、労働者の決起をつくりだし、原発労働者との厚い信頼と団結を作り出そう。
 さらに「3・11」から4年の福島闘争を大結集で闘い、4月統一地方選(杉並)に勝利しよう。韓国・民主労総のゼネストと連帯し、5~6月安保国会粉砕・安倍打倒へ! 9・6徳島刑務所包囲闘争で星野文昭さんを取り戻そう!