労働者は一つ、敵も一つ◆№5民主労総11~12月ゼネスト組織化に総力決起!

2019年7月31日

月刊『労働運動』34頁(0308号04/01)(2015/11/01)

Workers of the world
労働者は一つ、敵も一つ ◆№5

韓国民主労総は11~12月ゼネストの組織化に総力決起!
-パククネ政権の労働改悪阻止へ決起!

(写真 10・15韓国公共部門労働者ストライキ)

 民主労総はパククネ政権の労働改悪を阻止するため、11~12月民衆総決起と労働者ゼネスト闘争組織に総力を傾けている。
 10月6日には、民主労総第14次中央執行委員会・第12次ゼネスト闘争本部代表者会議が開催され、民主労総10月闘争方針等が論議された。
 民主労総は、労働市場構造改悪ガイドラインと改悪立法を阻止して、全国民的災難である労働改悪に対する民衆総決起を組織化し、全社会的阻止戦線を構築する。労働改悪阻止闘争勝利のために2016年総選挙、2017年大統領選挙時期に6大要求実現のための攻勢的戦取闘争を拡大、発展させる方針だ。
 易(やさ)しい解雇・生涯非正規職等の労働改悪攻勢に対して10月12~17日を労働改悪ガイドライン粉砕のためのゼネスト総力闘争期間と定めて闘争に突入する。財閥の責任、青年の仕事場、労働者庶民を救う6大要求を勝ちとる闘争が本格化して労働改悪関連の政府―国会次元の攻勢が最高潮に至るものと予測される11~12月ゼネスト闘争組織に総力を傾ける。労働改悪阻止のための民衆―市民社会―未組織労働者―青年との連帯拡張を成し遂げ、これを足場に汎労働―汎(はん)国民対策機構構成等、連帯の実体的枠を構成する方針だ。
 思いどおりの解雇、生涯非正規職阻止全国同時多発ロウソク集会、10・15労働改悪粉砕ストライキ決意大会、民衆総決起地域別大会、10・24非正規職撤廃全国労働者大会を準備する。また、ガイドラインを阻止して改悪立法を粉砕するための圧迫闘争を組織して、労働改悪阻止全国同時多発都心拠点ろう城も行う。
 民主労総は組織事業として拡大幹部(及び1万先鋒隊)隊伍を組織運営して、11~12月ゼネスト組織のための全国現場巡回も繰り広げる。連帯事業にも重点を置いて民衆総決起闘争本部をとおして11・14民衆総決起を準備して、世の中を変える1万個の投票箱、国民投票を推進する。労働改悪阻止市民社会連帯の枠も構築する。
このような11~12月ゼネスト総決起に向かう情勢の中で、10月15日にはソウルのテハンノ(大学路)で「安易な解雇・生涯非正規職の労働改悪阻止、民主労総公共労働者ストライキ大会」が1万2000人の結集で開かれた。
 さらに、保健医療労組傘下52の支部が10月20~22日争議行為賛反投票を経て、29日にストライキに突入する予定だ。
 事務金融労組は10月の1か月間毎週水曜日に「労働改悪法粉砕・労使政野合立法阻止」を掲げて事務金融労働者共同行動を行い、11月4日に闘争文化祭を開催する予定だ。
 11・1労働者集会は民主労総の11~12月ゼネスト総決起への闘いの渦中で国際連帯をかけて勝ち取られようとしている。国際連帯の画期的深化のためにも11月集会の成功をかちとろう。
漆崎英一
(動労千葉国際連帯委員会)