千葉運転区廃止絶対反対!ストライキと門前抗議行動を闘う10・31~11・1 動労千葉

2019年7月31日

月刊『労働運動』34頁(0309号04/01)(2015/12/01)

千葉運転区廃止絶対反対!ストライキと門前抗議行動を闘う
10・31~11・1 動労千葉

 11月1日の千葉運転区廃止・千葉運輸区新設の攻撃に対して千葉運転区では10月31日から指名ストに入り、10・31門前での抗議行動を展開した。門前には各支部代表と共に、11月労働者集会に参加した韓国・民主労総の訪日団とドイツ・トルコの労働者も合流した。

 抗議行動は、山口執行委員の開会あいさつではじまり、千葉運転区支部・関書記長のシュプレヒコール、司会で進行した。 冒頭、田中委員長は、「千葉運転区廃止絶対反対で闘う。かつて分割・民営化反対ストで10名が解雇された解雇撤回闘争の拠点がつぶされる。分割・民営化から動労千葉は組織を守り抜いて闘ってきた。千葉運転区廃止攻撃は第二の分割・民営化攻撃そのものだ。今度の闘いでは組織破壊攻撃を許さなかった。さらに闘おう」
 続いて千葉運転区支部の高沢支部長が発言、「千葉運転区廃止―運輸区化で千葉管内の運輸区化が完成する。大量退職による再編、外注化や特急列車削減など第二の分割・民営化攻撃が始まっている。正社員が非正規になり、転籍が最終目標になっている。平成採がJRに入ったのに転籍しましたではすまされない。第二の分割・民営化攻撃を粉砕しよう」と決意を述べた。

●元千葉運転区支部役員で被解雇者の5名があいさつ

永田さん 30年前解雇になった。最高裁は不当労働行為を認めた。運輸区開設から2~3年後が勝負だ。70㎞圏をワンマン化する、安全なんかどうでもいいということだ。動労総連合を全国へ拡大しよう。
白井さん 今日が千葉運転区最後、これからも頑張ってください。73年に千葉転に来て、85~86年の闘いで解雇された。13年間運転士をやった。国鉄闘争の当該者として闘ってきた。
桜沢さん 30年前28名が解雇になった。いままたすべての職場が奪われようとしている。団結して闘うことなしには守れない。
布施さん 37歳で不当解雇された。91年には前倒しストをやった。分割・民営化、中曽根のやることは許せなかった。ワーキングプアという言葉は分割・民営化前にはなかった。
中村仁さん 私は清算事業団に送られた。青年部長だった。ここにいられるのは現場で闘っている力があるから。6・30最高裁決定が出た。JRでの闘いを続けよう。

●ソウル本部ソンホジュン事務 処長の連帯あいさつ

 揺るぎない団結と鉄道労働者として、動労千葉の闘いがよく分かる。鉄道資本がやっていることは全く同じ、鉄道の安全を投げ捨てる。動労千葉を弾圧しようとしている。鉄道の安全勝利へ共に闘う。
 (日刊動労千葉から抜粋)

国鉄/JR,記事0309

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