自分(労働者)が主体となった時、爆発的に力を発揮!10・9宮城国鉄集会

2019年7月31日

月刊『労働運動』34頁(0309号06/07)(2015/12/01)

自分(労働者)が主体となった時、爆発的に力を発揮!
10・9宮城国鉄集会

 10月9日エルパーク仙台で、「戦争とめよう!安倍たおそう!みやぎ労働者集会」を60人の参加で開催しました。
 今回初めて集会実行委員長をやることになり(こうして報告も書いている訳ですが)、緊張の連続でした。 全学連4学生への弾圧に怒りを燃やし、とにかく責任をとって集会を成功させようと頑張ったつもりです。集会成功の鍵は、労組交流センターの労働者が先頭になって責任を取りきろうと奮闘したことじゃないかと思います。
 4学生に対する不当弾圧を知ったのは、ヤフーの検索ワードランキングでした。急上昇3位って凄い。えげつない反過激派キャンペーンにはらわたが煮えくり返ります。体制内勢力を乗り越えて闘う労働者と我々との合流に恐怖した権力の弾圧であることは明白です。「過激派キャンペーンをやったからお前ら職場でビラもまけないだろう」という国家権力の見下した態度に何よりも腹が立ちます。
 そんな折、全学連の非常に良いビラが出たので、職場でまきました。全学連のチラシを渡して話すと、だいたい皆、知っています。国会前の実力闘争の報告もできたし、スパイ摘発こそ正義だと訴えることができました。敵の攻撃が来たら、真正面から反撃して10倍にして返す。これが革命にかけた労働者の礼儀作法です。
 去年に引き続き、集会参加費は無料にしました。そのために集会賛同と賛同金(1000円)を100口集めなければなりません。賛同を呼びかけることが集会への組織化そのものです。当日は、賛同金以外は一銭も入ってこないので本気で賛同を集めました。私の所属する労組の執行委員会も賛同してくれました。
 10・9集会を動労総連合建設としても位置づけて取り組みました。今まで対象化していなかったJRの各線にもチラシまきを行いました。
 想像以上に駅の外注化は進んでおり、驚きました。また、動労福島を建設することで、JRで働く全ての労働者が闘いの主体であることに気づきました。キオスクの労働者にチラシを渡す際は、渡す方も渡される方もお互いに慣れていないので変な緊張感が生まれたそうです。「私で良いんですか」「良いんです。あなたに来て欲しいんです」とやりとりしました。
 自分(労働者)が主体となって地域と職場に責任を取ろうとした瞬間に、爆発的に力を発揮するのだと実感しています。これぞ労働者階級の力です。
 今回20%くらい覚醒したので、残り80%も出し惜しみせずやっていきたいと思います。
 (宮城労組交流センター 安藤誠司)

各地の活動0309

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