動労総連合・九州の被災地支援アピール

2019年7月31日

月刊『労働運動』34頁(0314号15/01 )(2016/05/01)

動労総連合・九州の被災地支援アピール
熊本大震災に全国の救援を集中しよう

 4月14日、熊本県益城町(ましきまち)や熊本市を震度7、16日には、マグニチュード7・3(震度6強)の本震が熊本県を襲い、これと連動した地震が阿蘇地方や大分でも起こり、土砂崩れや家屋倒壊などの被害は福岡、佐賀県まで広がっています。
 熊本城の石垣の崩落や阿蘇神社の倒壊、阿蘇大橋の崩落、阿蘇山の噴火、宇土市役所の全壊に示されるように、いたるところで家屋が倒壊し、道路が寸断され、大地には亀裂が走っています。熊本に通じるJR、九州自動車道、熊本空港や市電など、主要交通網は使用不能状態になり、被害の大きかった益城町や熊本市、阿蘇地方を中心に、死者は43名を超え、水道、ガス、電気も広範囲に止まったままです。避難所に逃れた住民は、10万人を超え、さらなる地震の拡大におののきながら避難所の車の中で眠れぬ夜をすごしています。
 私たち動労総連合・九州は、亡くなった方々への冥福を心から祈るとともに、「熊本大震災現地救援本部」を設置し、17日に組合員を現地派遣し、仮救援事務所を置いて被災者救援活動を開始しました。
 全国の仲間、労働組合、労働者・市民の皆さん。
 救援カンパ、支援物資を早急に送ってください。熊本現地では、避難所等で水、食料等の配給が行われていますが、決定的に不足しています。水とポリタンク、レトルトご飯やカップ麺などの非常食、携帯コンロ、単1電池と懐中電灯、トイレットペーパー、毛布、タオルなどが必要です。
 すでに住民独自の炊き出し支援やボランティアの動きが始まっています。動労総連合・九州もいち早く救援活動を開始しており、この活動へのご協力をお願いします。
 
■救援本部
〒812―0015 福岡市博多区山王1-1-15
ローズマンション山王601号室 動労総連合・九州

■救援カンパの送り先
ゆうちょ銀行 口座番号 01720-1-128148 国鉄全国運動・九州(コクテツゼンコクウンドウ キュウシュウ)
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【お詫びと訂正】
先週号の26頁、「時代を解く」の図は、「和解」が成立したような図になっていて間違いです。お詫びして訂正します。

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編集後記
4月は、鈴コン集会や郵政労働者交流会など、新たな団結と闘いが生まれた感動的な集会に参加できた。今号から始まったマルクス主義講座も労働者の誇り、労働の奪還を明らかにした。私自身が学ぶことの多かった編集作業になった。(S)

各地の活動0314

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