5・23日本郵便本社団交を闘って―本社は実態を知れ、人手不足なくせ

2019年7月31日

月刊『労働運動』34頁(0316号04/01)(2016/07/01)

― 5・23日本郵便本社団交を闘って―
本社は47都道府県の郵便局の実態を知れ! 人手不足をなくせ!

 郵政非正規ユニオン杉並分会

 5月23日、郵政非正規ユニオンは本社前で宣伝を行い、人事部と団交を行いました。
 取調室みたいな小さな部屋で椅子も3脚しか用意しない。失礼極まりない。内容も酷いものです。団体交渉の準備も一切せずに、すべて本社の身勝手な都合だけで団交に応じたことが不誠実極まりないものでした。本社人事部は局の管理職よりももっとヒドイ。
 非正規社員全員の一律時給1500円とする要求には「ベア無し。一時金2500円~1万円上乗せ」と回答。1年だけの時給数円アップにしかならない。ふざけるな! ほかの諸手当支給、労働条件の改善要求、解雇撤回にも「要求には応じられない」との決まり文句。不当労働行為には全く反省の言葉もない。無期転換については、今年10月以降採用される期間雇用社員は、採用後5年後にCランク(配達一通区)のままでいれば無条件で即解雇ということを平気で認めました。本社の感覚としては「外務で採用される期間雇用社員は、5年経ったら全員がBランク以上だろう。Cランクなんかいないだろう」と平気で言っている。全くと言っていいほど現場を知らない。
 私は経済的理由で進学できず、高卒後やむを得ず03年4月より荻窪郵便局で6時間雇用の外務ゆうメイト( 時給920円) として働き始めました。自転車での配達でしたが、貯金を切り崩して普通免許、更には自動二輪免許も取得し、8時間雇用の期間雇用社員として正社員と同程度の仕事をスムーズにこなしてきました。そんな中、郵政民営化のせいか過重労働や営業もやる事が増えて、賃下げ雇止めと日本郵便の体質が滅茶苦茶になってきました。
 13年春に、私は年間40万円の賃下げをされました(局だけで約20人が同じようにダウンされました)。「このままでは…」と思いユニオンと共にたたかい、私のスキル評価に「誤りがあった」ことを認めさせ、1年半の賃下げ差額分を追給させました。団交の場で管理職4人には「遺憾に思います」という政治家みたいな無責任な言葉ですが、頭を下げさせ謝罪させましたが、これは局と本社の責任です。これを追及すると、本社はあたかも「あっ、そうなんですか。それで単価は戻ったんですよね。ああ良かった」と開き直りともとれる発言をし、私たちは憤りを隠せませんでした。本社が各郵便局を総括できていないことは明らかであり、全く無責任であることが窺うかがええます。
 本社の人間は我々より桁違いの給与を貰っているのだからきちんとやれ! このことを踏まえて、日本郵便本社は47都道府県にある特定局を含むすべての郵便局を駆けずり回って現場の状況を勉強してもらいたいものです。
 私の班ではこの春、期間雇用社員の別の班への異動が提案されました。班長を含め班員全員が不合理だ! 不当だ! と抗議し、ストップさせました。問題は郵政全体、現場での人不足です。人をよこせ。働きたいやつは一人も首を切るな。非正規職撤廃までたたかいましょう。