全面外注化・分社化阻止! 常磐線全線開通反対

2019年7月31日

月刊『労働運動』34頁(0337号06/01)(2018/04/01)

全面外注化・分社化阻止! 常磐線全線開通反対!

動労福島が3・15ストライキ決起!

 3・11反原発福島行動’18の熱気が残る3月15日、「全面外注化・分社化阻止!常磐線全線開通反対」を掲げた動労福島のストライキが、全組合員と動労水戸、そして福島、宮城の地域の仲間の団結で闘われました。郡山総合車両センター(郡工)の各門では、早朝から、組合員と支援の仲間が組合旗や横断幕を広げ、スト突入を宣言するチラシを配布しました。ほぼ全員がチラシを受け取り、読み込みながら構内に入っていきました。
 昼休みからの郡工正門前での総決起集会には、組合員先頭に30人が集まり、司会の金子書記長がストライキ突入を宣言しました。関連会社で働く郡工の鈴木組合員と宮城県支部の藤井組合員、動労総連合1047協議会代表の小玉組合員、動労水戸の辻川副委員長の熱烈なアピールが構内に響きわたりました。
 正午から半日ストに突入した橋本委員長が合流し、「目先の利益ではなく共同性のなかにともに生きよう!動労福島に結集しともに外注化阻止・被曝労働反対で闘おう」と青年労働者へむけた熱い訴えを発しました。これに門前で手を振ったり、構内からガッツポーズで応える労働者もいて集会は圧倒的な注目でした。
 全金本山労組、福島労組交流センター、みやぎ連帯ユニオン、全学連の仲間から青年はじめ郡工で働く労働者へ「動労福島に入って共に闘おう」「安倍を倒して戦争とめよう」という呼びかけが続きました。
 この日、東労組が組織問題をめぐって支部集会を行っており、正門からほど近い東労組の事務所には集会の声がかなり聞こえていたに違いありません。
 国鉄分割・民営化から始まった新自由主義が音を立てて崩れ始めています。安倍を監獄へ! 動労福島は青年と共に未来を切り開きます。共に闘おう!