「東労組崩壊」情勢―本格的組織拡大実現を 動労総連合第32回定期中央委

2019年7月31日

月刊『労働運動』34頁(0338号02/01)(2018/05/01)

「東労組崩壊」情勢―第3の分割・民営化攻撃と対決し本格的組織拡大実現を!
★動労総連合第32回定期中央委員会

 4月14日、動労総連合は第32回定期中央委員会を開催し、各単組の仲間が結集した。
 まず開会挨拶として石井副委員長(水戸)が、「動労総連合30年の闘いの中で、ついに東労組が大崩壊している。4・12臨時大会では不当労働行為申し立てを下ろすとまで決定した。『動労総連合を全国へ』の方針や総連合青年部結成は正しかった。この1年が勝負」と挨拶した。
 司会の大江執行委員(西日本)は、「30年の闘いの中で青年が頭角を現してきた。三江線廃止では利用者も困っている。鉄道の将来や安全について総連合が先頭で問題にして訴えたい。次代を担う青年を獲得しよう」と訴えた。
 議事は、議長に梶ケ谷委員(千葉)を選出して行われた。はじめに田中委員長(千葉)から「1047協議会を結成し、労働委員会闘争を開始している。われわれは怒りと結びつけば燃え上がる力を持っている。それを発揮するために闘おう」「〝東労組解体〟は分割・民営化以来の大再編の始まりだ。社長名で乗務手当廃止などを打ち出した。ここに本質がある。動労総連合は分割・民営化以来、団結を守って闘ってきた。ここが飛躍のチャンスだ。全単組が組織拡大に全力をあげよう。労働運動全体の再編と一体で攻撃がかけられている。働き方改革と改憲・戦争を止めるため、ここで闘いの旗を降ろすわけにはいかない。改憲阻止の先頭に動労総連合がたとう」と提起した。

「動労総連合を全国へ」の闘い

 討論では以下のような意見が出された。

●西日本―西労組が「ストは目的ではない」「階級的労働運動では守れない」といっている。動労西日本を念頭にした内容だ。〝東労組解体〟はJR全体の問題。総連合青年部建設の意義が発揮されるのは今からだ。メンテックでの雇い止め解雇撤回の闘いが始まった。「動労西日本のビラを配ったから」といっている。グループ会社での拡大に挑戦したい。

●高崎―TTSで作業時間のチェックシートを自ら書かせることが始まった。TTSは「JRから頂いた黒字を他でばらまくわけにはいかない」と言っている。通常3人のところを2人でやらされても、「必要な人員は確保している」という。労働強化し人を減らすためとしか考えられない

●水戸―東労組から現場労働者の脱退も始まっている。組合に関心を持ってやってきた人も地本や本部への怒りがある。組合員にも隠してやってきたことが通用しなくなっている。36協定の選挙でも動労水戸の票数は公開しなかった。昇進制度をめぐる裁判も始まった。昇進制度がいかにブラックかを明らかにしたい。
 地域の声を無視して23線区を廃止。でも、常磐線だけは通す。国家施策としてやっている。チャンスは来ている。

●千葉―内房線に続いて、外房線と地域を守る会も結成された。千葉派出での4徹から2徹への削減は乗務員としても許せない。何かあっても出動できないということ。36選挙で投票してくれているということは、支持してくれているということ。組織拡大で闘う。

●新潟―労働委員会闘争を闘い、新潟地労委に1500筆超の署名を提出した。会社の不当労働行為を明らかにして解雇撤回をかちとる。JR・地域の青年労働者を獲得したい。

●福島―職場で労働運動を一から作っていきたい。外注会社での事故を調査して闘うなど、職場闘争と一体で組織拡大で闘う。グループ会社の労働者から「小集団活動は嫌だ」という声が上がっている。動労総連合が青年の未来だと伝えていきたい。

●北陸―保線保守が外注化されている。本体―関連会社を含めて組織拡大してきたい。

●東京―組合の団結を守り組織拡大へ闘う決意だ。職場では人が足らずに忙しく事故が起きている。大幅賃上げ獲得へ、職場で闘う組合を取り戻したい。

●北海道―1047名闘争は若い人たちのためにも解雇を許さない闘い。北海道でも署名を開始した。JR北海道に叩きつけたい。
 方針採択、委員会宣言の発表、最後に大江執行委員の組合歌合唱と、田中委員長の団結ガンバローで委員会は成功裡に締めくくられた。
 (日刊動労千葉より転載)