「改憲・戦争阻止!大行進」首都圏教育労働者集会

2019年7月31日

月刊『労働運動』34頁(0344号11/01)(2018/11/01)

「改憲・戦争阻止!大行進」首都圏教育労働者集会

(写真 10・7首都圏教労集会で真剣な討論)

職場の現実を本気でつかみ、一人の決起を団結の拡大へ!

牧江 寿子(多摩教組OB)

民主労総から連帯のアピール

 10月7日ティアラ江東で、千葉、埼玉、神奈川、東京などから57人の結集で、職場の現実と闘いについて真剣な討論が行われました。
 冒頭、東京の旭硝子本社への抗議行動に来日された韓国・民主労総の旭非正規支会・チャホノ支会長から、解雇撤回・原職復帰の決意と連帯の訴えを受けました。続いて、動労千葉の関道利副委員長から強制出向先の千葉鉄道サービスで接戦の末、職場代表となった報告がされ、会場は熱気に包まれました。

沖縄授業弾圧に立ち向かう教諭

 基調提起に続き、N教諭の命がけの決起について報告がありました。
 N教諭はずっと沖縄問題に取り組み、修学旅行の事前学習として「沖縄戦と沖縄の現実について」のプリントを生徒に配布しました。その9分後、プリント回収と講義中止の校長命令が出されました。N教諭は猛然と決起し、職員会議で「こんなことをやられたら、教師生命を絶たれる」と命がけの抗議をしました。その時は、職場の組合員も教組も校長に抗議の声をあげませんでした。しかし彼の粘り強い抗議に、校長は「プリントを回収して悪かった」と謝りました。
 今、N教諭の闘いは動労千葉や教組有志に伝わり、連帯の闘いが広がっています。

継続する「日の君」被処分者の闘い

 東京の「日の君」被処分者からの発言が続きました。「思想弾圧を許さない」「治安維持法下、共産主義者以外の人が弾圧された。今はそれに近い状況」「一人から二人、三人へ広げよう」「分会員も教組本部も抗議の声をあげなかったのは人事考課制度があるから。人事考課制度をぶっ飛ばし戦争教育阻止へ進もう」「組合教研に現場の組合員が集まらない」「若い教職員は『選挙に行ってもいいの?』というくらい権利も政治も知らない」「この現実から出発しよう。外からの呼びかけも必要」と、いろいろ意見が出されました。

非正規教員は起ち上がっている

 組合を作って闘う非正規職の若い教員は、「若い人のネットワークが生まれ、組合が頼りにされている」と闘いの展望を語りました。
 三浦半島地区教組の仲間から「防衛費増大の中で教育費は削減され、正規の仕事が非正規職におきかえられている」「非正規教員は、県、市またぎで採用されたり、職種を変えての採用と振り回されている」「病休もとれず、低賃金」という凄まじい実態と職場での闘いが報告されました。
 私は首都圏の教育現場の厳しい現実と渾身の闘いを知り、厳しいけれど闘いはこれから、ストライキで闘うアメリカの教育労働者に学び、知恵と団結で勝利を手繰り寄せようと改めて、決意を固めました。