労働者は一つ、敵も一つ◆№43 「社会的対話」をどう見るか 民主労総活動家討論会

2019年7月31日

月刊『労働運動』34頁(0347号18/01)(2019/02/01)

Workers of the world Unite
労働者は一つ、敵も一つ ◆№43
「社会的対話」をどのように見るのか民主労総活動家討論会

 1月28日の民主労総代議員大会を前に、民主民主労総中央執行委員の一部が「経済社会労働委員会に参加してはならない」と声をひとつにした。
 1月19日鉄道会館大会議室で、「社会的対話、どのように見るのか?民主労総活動家討論会」が開かれた。討論会は、キムホギュ金属労組委員長、イムスングァン非正規教授労組委員長、キムドクチョン・チェジュ本部本部長等の中執委員10人が提案して開かれた。
この日の討論会には、会場を一杯に埋める150人に達する活動家、組合員たちが参加した。

■金属労組、「条件付き参与」修正案を用意

 キムヒョギュ金属労組委員長は、「弾力勤労時間制、最低賃金決定制度改悪等の資本偏向に向かう経社労委に民主労総が参与するのは不適切だ」として「金属労組中央執行委員会は意見を集めて経社労委参与に対する修正案を用意している」と明らかにした。修正案は「条件付き参与」だ。
 イサンジン民主労総副委員長も「経社労委は、民主労総が必ず参与しなければならない神聖不可侵の領域ではない。ムンジェイン政権が革新成長として打ち出した政策は、パククネ政権が推進していた『医療営利化』政策と変わらない。社会的対話機構に参与することができる条件をムンジェイン大統領が自ら投げ捨てている」と明らかにした。
 続いて、イ副委員は「今の民主労総委員長の〝問答無用参与〟の態度はとても危険に見える。委員長は最近マスコミインタビューで『プランBはない』と言った。また代議員大会以後の韓国社会のバラ色の展望を提示した。ここにどんな科学的根拠もない。民主労総が戦略と戦術が不在な中で議題主導性を持つことはできない。現在は不可避に闘わなければならない時期」だと主張した。

■戦線攪乱―「交渉と闘争」両立戦術を破棄せよ

 経社労委の「条件付き参与論」と異なり、社会的対話機構自体に民主労総が参与してはならないという声も高かった。
 キムドクチュン民主労総チェジュ本部長は、発題を通して「政府が推進する社会的対話は、労働柔軟化、日常的搾取構造を作るための社会的名分積みに過ぎない」として、「民主労総が経社労委に参加したら、政府はうまく包摂するだろう。これを拒否したらイデオロギー構成を繰り広げて民主労総を孤立させ、労働改悪を強行する名分をおし立てるだろう」と明らかにした。
 従ってキム本部長は「戦線を攪乱する交渉と闘争両立戦術は今すぐ廃棄しなければならない」として、「両立戦術は経社労委参加の名分に使われている。今は労働者殺しに血眼になった資本とムンジェイン政府に対して威力的な闘争を組織する時だ」と述べた。
 聴衆からも同じ意見が投げつけられた。経社労委参与に反対する民主労総活動家たちは、28日に開かれる代議員大会当日に「民主労総は、経社労委不参加と対政府闘争を決意しなければならない」という共同声明を発表する予定だ。
 漆崎 英一(動労千葉国際連帯委員会)