大軍拡予算成立弾劾! 3・31国会闘争
(写真:全学連を先頭に大軍拡予算成立弾劾の国会闘争を闘った)
3月28日に114兆3812億円となる23年度予算が国会で成立した。中でも防衛費は過去最大の6兆7880億円となり、GDP比で1%を超えた。「敵基地攻撃能力」保有など中国侵略戦争に向けた大軍拡予算だ。野党もこの戦争策動には真っ向から反対しない。日本共産党が言うような「外交」でなんとかなる問題ではない。資本主義の問題、日本帝国主義による侵略戦争の問題だ。
3月21日には岸田がウクライナを「電撃訪問」した。日本がウクライナ戦争に参戦する宣言に他ならない。日本共産党は岸田とゼレンスキーの間で交わされた「共同声明」を「高く評価」し、「(訪問の)プロセスは問題にしない」と支持した。「共同声明」には「台湾海峡の平和と安定の重要性」が盛り込まれ、岸田はG7サミットの議長国としてウクライナ戦争とともに対中国侵略戦争も自らの戦争として踏み出そうとしている。
ウクライナ戦争はこれからますます激化する。イギリスの主力戦車「チャレンジャー2」が訓練を終え、実戦に投入される。イギリスは劣化ウラン弾の供与を公然と表明している。これに対し、ロシアがベラルーシに戦略核の配備を行うと言っている。核戦争の危機はさらに高まっている。こうした中でG7サミットが広島で開催されようとしているのだ。サミットは「平和の会議」では断じてない。帝国主義者がヒロシマに集まり、反核闘争を叩き潰して再び核戦争をやろうとしている。その先頭に日本帝国主義・岸田が立とうとしているのだ。絶対に許すことはできない。統一地方選に勝利しG7広島サミット粉砕へ攻め上ろう!
<戦争国会粉砕! 岸田打倒! 国会闘争>
4月7日(金)18時30分 衆議院第二議員会館前 (呼びかけ:改憲・戦争阻止!大行進)