関東大震災 朝鮮人・中国人虐殺101年 9・1反戦デモ

(昨年の関東大震災100年の反戦デモ 錦糸町)

101年前の1923年(大正12年)9月1日の関東大震災時に「朝鮮人が井戸に毒を入れた」「朝鮮人が襲ってくる」などのデマが流され、政府が戒厳令を公布。軍隊、警察、民間の自警団によって約6千人の朝鮮人、800人の中国人が日本刀や竹槍、棍棒などで虐殺されました。日本が朝鮮を侵略し、植民地支配している中で、朝鮮民衆の独立運動や国内の労働者の運動に恐怖した日本の権力者が、差別と憎悪をあおって多くの民衆までが手を染めてしまった虐殺事件です。

いままた、岸田政権がウクライナへの参戦とガザへの加担、対中国侵略戦争に突進している中で、中国や朝鮮への排外主義と差別があおられています。すべてはまた戦争をやるためです。

小池知事の「首都防衛」は戦争のため

小池知事は都知事選で「首都防衛」を叫び、東京を戦争態勢に入れようとしています。横田基地を日米共同の司令部にすることが狙われ、練馬駐屯地は「首都治安部隊」として労働者民衆の闘いを圧殺するために動員されようとしています。小池知事が「虐殺の事実を隠蔽するな」の声を無視して、歴史をねじ曲げ続けているのは戦争のため以外にありません。これこそ虐殺の再来です。

日米は4月の首脳会談で、対中国で自衛隊と米軍が一緒に最前線で闘うことを約束し、「拡大抑止」と言って核使用まで公言しています。しかし、戦争と腐敗への激しい怒りがついに岸田を打倒しました。世界ではガザ虐殺への怒りのデモが広がっています。いまこそ本気で戦争を止めるために行動しましょう。

日時:9月1日(日) 17時からJR錦糸町駅北口でリレートーク、18時から錦糸公園デモ出発

主催:改憲・戦争阻止!大行進 東部/改憲・戦争阻止!大行進 東京