10・7パレスチナ蜂起一周年連帯闘争

(写真は昨年の10・21国際反戦デー新宿デモ)

昨年10月以来、イスラエル軍によるガザへの侵攻、学校や病院への空爆で4万人にも上るパレスチナ人民が虐殺されています。イスラエルはさらにイランでハマス最高幹部を殺害し、中東全体に戦火を拡大して、さらなる虐殺を進めようとしています。この現実を1秒たりとも認めることはできない!

G7諸国は8月9日の長崎の「原爆の日」の式典にイスラエルが招待されなかったことを理由に、こぞって大使の出席をとりやめました。イスラエルの大虐殺を「自衛の権利で正当だ」と言い放っています。まさに虐殺の張本人こそ、米・G7=帝国主義であることをむき出しにしたのです。日本政府もこの一角で、一貫してイスラエルを支え続けています。

7月後半のイスラエル・ネタニヤフ首相の訪米ー米議会演説は、ガザ大虐殺を「野蛮に対する文明の最前線での戦い」などと述べ、10・7蜂起を「真珠湾攻撃」になぞらえ、広島・長崎への原爆投下までやった第2次大戦の米国と同じ戦争をやっていると主張しました。実際に、”ガザを広島・長崎と同じようにして戦争を終わらせろ”との主張がイスラエル・米議会から噴出しています。こんな連中を打倒し、その支配を根本的にひっくり返さなければなりません。

パレスチナ人民の10・7蜂起は、イスラエル建国以来の極限的な民族抑圧に対する積もりに積もった怒りの根底的決起です。それは自らの延命のために世界を戦争にたたきこむ帝国主義の世界支配を根幹から打ち破る闘いの始まりです。

10・7蜂起にこたえ、ガザ虐殺を阻止し、戦争の元凶=帝国主義を打倒する巨大な反戦闘争にたとう。米国では学生を先頭に、ネタニヤフ訪米に米議会を包囲する実力の抗議闘争が展開され、歴史的なパレスチナ連帯の反戦闘争が闘われています。日本でも続こう。

日時:10月7日(月)18時

場所:新宿駅東口・駅前広場(アルタ前) 19時から新宿駅一周の反戦デモ

主催:改憲・戦争阻止!大行進