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闘えば勝てる!国鉄闘争勝利の全国大運動を

  • Posted by: Jititai
  • 2010年4月12日 08:59
  • 自治体
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 2010年4月12日発行

 動労千葉4波のストと青年の決起が検修全面外注化を止めた

 闘えば勝てる! 国鉄闘争勝利の全国大運動を

 戦争のための基地も日米安保もいらない!

 みなさん!
動労千葉・動労総連合は、渾身(こんしん)の闘いによって、JR東日本がこの4月から強行しようとしていた検査・修繕業務の全面外注化を断念に追い込む画期的勝利を勝ち取りました。
JR東日本の経営計画全体をぶっ飛ばす大勝利
JR東日本は、鉄道事業の安全確保にとって絶対にやってはいけない保線、電気、信号・通信の保守3部門の外注化に加え、列車自体の検査・修繕業務の外注化にまで踏み込もうとしていました。すべては、極限的なコスト削減で利潤をひねり出すためです。
現状ですら効率化・外注化で連日、下請労働者の死亡事故やレール破断、停電、車両故障が続発。その上さらに進めたら、第2、第3の尼崎事故は必至です。
これに対し、動労千葉・動労総連合は、4波のストライキで絶対反対の決戦を繰り広げ、東日本全体の実施強行阻止をかちとったのです。

 外注化・強制配転、労組破壊、賃下げ、安全崩壊に怒り爆発

昨秋、突如出されたJR東日本の検修外注化計画に対して、現場労働者の怒りは爆発していきました。
外注化を引き受けうる技術を持った企業と人材など存在しないため、下請け会社への片道切符の出向が強制されるなんてどうして認められるか! 安全をどう考えているんだ!絶対反対だ!
闘いは、労働組合破壊攻撃との激突となりました。
動労千葉破壊のためにのみ、拠点職場の組合役員の強制配転を強行する。業務上不可欠な検査派出を閉鎖する。他労組組合員に対する「スト破りをするな」という呼びかけをも弾圧し、何人もの職制で壁を作る。
こんな卑劣な攻撃に負けてたまるか!23年前の国鉄分割・民営化が、全社会的な非正規雇用のまん延、低賃金と無権利状態を作り出した。第2の分割・民営化は粉砕あるのみだ!

JR資本は青年労働者の決起にふるえあがった

動労千葉の青年労働者が、先頭で決起しました。要員不足を理由に、運転士を駅勤務に降ろしてたらい回しにする。月5~6万円も手当を削られる。JRに入社したと思ったら、即刻出向となって戻れるかどうかわからない。安全は崩壊し、事故の責任はすべて労働者に押し付けられる。こんなんで生きていけるか。俺たちはモノじゃない!
動労千葉・動労総連合の訴えは全国に広がり、いたるところで青年労働者が、資本の手先となったJR総連幹部を弾劾してストライキを要求。総反乱寸前の情勢となりました。
JR資本は、この決起に恐れおののき、全面外注化4月実施を無期限延期せざるをえなくなったのです。

現場労働者が本気で闘えば、外注化も戦争も止められる

これこそ、現場労働者の力です。職場生産点を動かしているのは、資本や当局の手先、管理職や御用組合幹部ではなく、現場の労働者なのです。労働者が団結して本気で闘えば、民営化・外注化、非正規職化の攻撃も、戦争だって止められるのです。
国鉄闘争勝利の大運動を先頭に、職場の団結の力で戦争と民営化・非正規職化、労組破壊をぶっ飛ばそう!

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尼崎事故弾劾! 反合理化・運転保安確立!
1047名解雇撤回! 国労解散・労働運動つぶしの「和解案」粉砕! 検修外注化阻止! JR体制打倒!
第2次国鉄決戦で民主党・連合政権打倒!

4・25尼崎事故弾劾全国集会

4月25日(日)13時JR尼崎駅北口広場
集会後事故現場デモ呼びかけ動労千葉

普天間基地即時閉鎖! 辺野古新基地阻止!

4・28沖縄デー闘争

4月28日(日)18時半日比谷野外音楽堂集会後デモ
連絡先:全国労働組合交流センター

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社保庁解体は公務員全員首切り、年金・社会保障制度解体の始まりだ

1047名闘争解体粉砕し、社保525名の解雇撤回!

北教組弾圧、1047名闘争解体の大攻撃を許さない

労働組合に対する空前の弾圧、解体攻撃がかけられています。政治資金規正法で幹部・会計担当者2名の起訴に加え、「両罰規定」で労働組合組織丸ごとを罪に問う前代未聞の北海道教組弾圧が強行されました。
さらに3月23日、国土交通省は、過去にさかのぼっての時間内組合活動、「職務専念義務違反」をもって、北海道開発局の労働組合員など4119人を減給などの処分にすると発表。組合活動時間分の給与約2億700万円の返納を求めるとしました。社保労働者にかけられた不当な攻撃とまったく同じです。
大恐慌下で労働者の闘いが燃え広がろうとしているがゆえに、労働組合解体攻撃がいっきに激化しているのです。
国鉄1047名闘争に対する与野党、4者4団体による「政治和解」策動は憎むべき攻撃です。「解決金」と引き換えに一切の闘争を放棄させ、20万人を解雇し2百人を自殺に追い込んだ国鉄分割・民営化を認めさせられる。これを呑(の)んだら、何のために23年間闘ってきたのか、すべては無になる。共に闘ってきた全労協や百万の国鉄闘争陣形もガタガタにする大攻撃です。

意図的に「消された年金記録」、次は年金制度解体

6千万労働者の闘いを押しつぶす裏切りをはね返し、新たな全国大運動をまきおこそう!
社保庁でも、当時の労働組合指導部の屈服の下で、年金記録は当局の指示によって改ざん入力され跡をたどれないよう消されました。国家財政崩壊を前に年金保険制度解体のために、意図的に行われたのです。その責任をどうして現場の労働者が取らされなければならないのか!

財政破たんの犠牲を労働者におしつけるな!

何が「税・財政・社会保障の一体改革」であり、2年後の「年金機構廃止・国税庁との統合、歳入庁設立で消費税を財源とする年金制度への移行」(政府税制改正大綱)だ。資本救済のために使った1千兆円のツケを全労働者、公務員におしつけるな!

地域主権戦略会議で公務員の降任・解雇自由まで言及

政府・地域主権戦略会議に出席した橋下大阪府知事は、3月3日、道州制に向けた「地方政府基本法」と「地方公務員制度改革」を提案。地方政府が好きに課税できる権限と効率化、人事評価・職務職責給徹底と首長による自治体職員の降任・解雇自由まで言及しました。
社保庁解体で始まった公務員首切り・9割の非正規職化が、地域主権=道州制攻撃として本格化しようとしているのです。

奴隷の屈従か、闘いか!一切は労働組合の問題だ

ここまでいいようにされて、どうして黙っていられるでしょうか。敵の方が危機なのです。
国鉄1047名に続き、奴隷の道を拒否した社保庁525名の解雇撤回は、民主党・連合政権の道州制・首切りと改憲の攻撃に立ち向かう全労働者の闘いです。職場から闘いまき起こそう!

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賃下げ、年金削減、増税…財政破たんの犠牲を押しつけるな!

ヨーロッパ全土、全米でゼネストが爆発

ギリシャ、イギリス、イタリア、フランスはじめヨーロッパ全土と全米、ブラジルなど大恐慌下の全世界で、労働者数十万から数百万規模のゼネストが燃え広がっています。
闘争スローガンはすべて同じ。各国政府の財政危機を理由とする公務員首切り、民営化と賃下げ、年金受給年齢引き上げ・年金カット、社会保障解体と大増税に対する絶対反対の怒りの爆発です。
金融独占資本救済のために使い尽した国家財政の危機を、労働者に押しつけるな!
国家債務不履行(デフォルト)の危機に突入したギリシャに対して、巨大債権をもつドイツ・フランスをはじめとするEU各国・資本は、労働者の骨までしゃぶろうと襲いかかってきました。大恐慌が爆発し、大失業と賃下げ、非正規職化と労働強化、年金解体と大増税。国と資本による考えられる限りの搾取と収奪の強化に対して、労働さくしゅ者階級の根底からの決起が爆発しているのです。資本主義の暴虐に対しぼうぎゃく生きんがための当然の闘いです。

資本主義はもう終わりだ!

労働組合の既成指導部は、現場の怒りを抑えつけ、いまだに「労働者への適正な配分が経済の再生をもたらす」などと言っています。そうではない。大恐慌は国家財政危機の爆発と国家間対立となって、いっきに地獄の釜のふたを開こうとしています。その先は戦争にまで行き着く。だからこそ、全世界労働者の団結で資本の支配を終わらせる闘いが決定的となるのです。闘いこそ希望です。

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