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社保1千名・非正規1万名首切りやめろ

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 解雇者切り捨てる新労組結成('09/11/29)・現労組解散('10/02)反対

 団結破壊ぶっ飛ばし、首切り絶対反対で闘おう!

 自治体職場・社会保険職場で働くすべてのみなさん!
年末の社会保険庁解体=分割・民営化による社保労働者1千名の分限解雇、非正規雇用1万名の雇い止め・選別再雇用が迫っています。歴代政府の失政の責任を取らされ、大資本救済とひきかえに首を切られてたまるか!なにが「解雇されたくなかったらもっと働け」「非常勤だったら雇ってやる」だ!!
社保の次は、道州制で公務員360万人首切りです。正規職も非正規職も、解雇絶対反対の声を上げよう! 職場から闘いを起こそう!
「自主退職」「就職あっせん」「非常勤採用」で屈服迫り、闘争潰しに動くつぶ厚労省と労組幹部は許されない!

  「自主退職」「就職あっせん」「非常勤採用」で屈服迫り、闘争潰しに動くつぶ厚労省と労組幹部は許されない!

 いま、社会保険の職場で起こっていることは、絶対に許せません。
2010年1月1日、社保庁解体と同時に設立される日本年金機構の不採用労働者に対して、退職勧奨や「就職あっせん」、「年金機構への非かんしょう常勤職員としての採用」で屈服を迫り、追い立てるようにして長年働いてきた職場を去らせようとしているのです。
10月8~9日の連合大会では、古賀新会長が年金機構設立委員として、社保1千名首切り賛成で動いていることが明らかとなりました。
来る11月29日には、不採用者を切り捨てて日本年金機構の新労組が結成され、来年2月下旬には、現行の全国社保労組が解散されようとしています。解雇撤回を闘う不採用者は、組合員籍を奪われ、どこにも居場所がなくなるのです。「国鉄1047名闘争のようになったら大変だ」だと。一体これが労働組合のすることか。
厚労省・社保庁当局と連合自治労・社保労組本部が一体となって、労働者の首を切り、闘争圧殺に動くことなど断じて認められない。労働者としての怒りを、とことん爆発させよう!

 「分限がいやならもっと働け」「過去の違法行為を正直に告白し、仲間を売・・れ」どこまで労働者を踏みにじるのか

 「採用」とされた労働者も、分限解雇の脅しのもとで、文句も言えないまま、すさまじい労働強化と残業を強制されています。
「改革に積極的でないことが分かったら、不採用とする」、「分限がいやならもっと働け」、「過去の違法行為を正直に申告し、同僚の違法行為も密告しろ」。どこまで、労働者の誇りを踏みにじるのか。
極限的人減らしと過重労働、職場に訪れる住民の対応と当局の非人間的圧力の板挟みで、多くの仲間が病気や自殺に追い込まれています。それは、社会保険事務所だけではない、多くの職場で、病気や事故の頻発ひんぱつとして、全労働者が経験していることです。
もうがまんならない! と声を上げよう。
 

 年金破たん、財政赤字は労働者の責任じゃない。国と資本主義の問題だ。全職場で労働者の闘い巻き起こそう!
 

 年金制度の破たんや、国と地方の借金が1千百兆円に達した財政赤字は、資本主義がもはや立ち行かなくなったという問題です。断じて、労働者の問題ではありません。
「道州制と東アジア共同体」を掲げる鳩山政権が進めるのは、自公政権以上の民営化・首切り、人件費削減と大増税、社会保障の切り捨て、そして戦争です。社保庁解体はその始まりです。
これに対して、私たち労働者はどうするのか。すべては、労働組合の問題です。御用組合指導部をぶっ飛ばし、労働組合を現場労働者の手に取り戻そう。団結固め、解雇絶対反対で闘おう!

 道州制=首切りと戦争の鳩山政権打倒

 国鉄1047名先頭に、解雇撤回! 派遣法・非正規雇用撤廃! 生きさせろ! 全面外注化=労組破壊粉砕の10春闘へ

 「事業仕分け」は、首切りと社会保障解体の大攻撃だ
 

 大恐慌下で成立した小沢・鳩山政権は、連合と与党・社民党や「健全野党」の共産党が先頭に立ち、労働者の闘いを叩きつぶして進む自公政権以上の首切り・戦争内閣です。
マスコミを総動員してくり広げられる「事業仕分け」は、ブルジョア独裁の暴力性とペテン性にみちた代物です。財務省が仕切り、橋本行革以来、新自由主義を率先して推し進めてきた加藤秀樹事務局長が演出する公開つるし上げは、事業選定段階で、すでに原子力・もんじゅ再開や財界・首長の意をくんだ大型公共事業は聖域化したうえで、「社会保障にも大ナタ」をふるい、民営化・公務員首切りを行おうとするものです。
 

 労働組合よみがえらせ、大量首切りと賃下げ、戦争に突き進む資本主義を終わらせよう

 しかし、鳩山政権下で進む新自由主義を、8・30総選挙で自民党支配を終わらせた労働者がいつまでも黙っていると思ったら大間違いです。
祖父である戦犯・鳩山一郎の「大東亜共栄圏」とうり二つの「東アジア共同体構想」と「道州制」による「友愛革命」を掲げる鳩山政権は、米オバマがそうであるように、大恐慌・大失業に行き着いた資本主義の危機を、労働者に対する階級戦争と侵略戦争をもってのりきろうとする、もはや後のない政権です。
労働者の団結した闘い、労働組合の闘いだけが、これを打ち破ることができるのです。
 

 国鉄分割民営化協力の動労カクマルに続く本部執行部による組合員売り渡し弾劾!
 

 この重大事に、連合・自治労・社保労組本部は、自ら民営化と首切りに協力する道を選んだのです。
かつて、国鉄分割民営化にあたって、動労本部(現JR総連)カクマルは、国鉄労働者20万人首切りと労組破壊に協力し、200人の労働者を自殺に追い込みました。
その同じ道を、政権与党となった自治労本部が選択し、労働者首切りと「現業活性化」「働こう」運動の先頭に立っているのです。「お国のために労働者は死ぬまで尽くせ」。こんな大恐慌下の産業報国会運動など、断じて許してはなりません。

 社保の仲間の決起にこたえ、解雇撤回! 民営化阻止!

 社保の労働者は、全国で立ちあがりつつあります。仲間の決起に続こう。解雇攻撃に立ち向かう全労働者の力で、国鉄1047名闘争を爆発させよう。検修業務全面外注化・労組破壊と闘う動労千葉とともに、首切り絶対反対! 民営化阻止! 職場の怒りで、団結をよみがえらせよう。
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<国鉄1047名解雇撤回へ特別報告>

 解雇されたのだから解雇撤回しかない

 国労北海道闘争団・鉄建公団訴訟原告団 成田昭雄さんの11・1集会での発言

 私は、北海道闘争団の成田です。1987年国鉄分割民営化で不当解雇されまして、この汚名を晴らすために、23年間闘ってきました。
私が一番言いたいことは、解雇されたことについては、解雇撤回しかないということです。解雇されたおかげで、進学も就職もできないとあきらめた子どもたちもいました。国鉄労働者が悪いと言われました。
決して、われわれが借金を作ったわけではありません。一本のレール、新幹線を引っ張るために政治が動き、政治家が悪さをしたのです。その借金を全部、国鉄労働者に向けられてしまった。こういう形が分割・民営化だったと思います。国鉄労働者に向かって、働かない、サボっていると悪者にしたのです。
政治家が作ったことを、なんでわれわれ労働者が責任を取らなくてはいけないのか。国鉄労働者は、北海道・稚内から南は九州まで、24時間、365日働いて、鉄路を守ってきたのです。中曽根は「御座敷をきれいにして改憲をする。闘う労働組合は許せない」と分割・民営化をやったのです。正しいことをやっている労働者を悪者にした。私は、このことを絶対に許せません。
今、国鉄労働者は、採用された者と採用されなかった者がいます。しかし、みんな同じです。生かさず、殺さず、隔離職場まで作ったのです。それに負けて、国鉄労働者が資本になびいてしまったら、向こうの思うつぼです。…
JRに向かって、解雇を撤回しろと要求することによって解雇撤回はかちとれる。JRや政府を攻めてこそ、解雇撤回できると思っています。
今、すべての労働者が、正規も非正規も解雇され、学生も競争させられ学問の自由を奪われています。国鉄分割・民営化が全社会化しているのです。だからこそ、解雇撤回されたから解雇撤回しろ。国鉄分割・民営化が全社会化になっている状態に歯止めをかけられる。このことは声を大にして言いたい。…
労働者が主人公の社会を自ら作ろうということです。皆さん、ともに1047名解雇撤回まで、団結して闘いましょう。
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国労5・27臨大闘争弾圧粉砕! 国鉄1047名解雇撤回! 有罪攻撃を許さない!

 11・27判決報告集会

 ●11月27日(金)18時開場 文京区民センター3階大ホール(地下鉄春日駅すぐ、JR水道橋駅7分)
 ●主催 国労5・27臨大闘争弾圧被告団
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