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月刊「労働運動」(交流センター改題)8月号 発行

月刊「「交流センター」を2011年8月号より月刊「労働運動」に改題いたしました。頁数も4ページ増えます。日本労働運動の拠点をめざしてさらに充実を図っていきます。

■労働者の目

外注化攻撃を粉砕し、国鉄分割・民営化体制を打ち破ろう!
清水 匠 常任運営委員 動労千葉執行委員

 

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 6月10日、JR東日本千葉支社は、京葉車両センターの構内運転業務の10月外注化と、銚子運転区・成田車掌区の廃止―銚子運輸区・佐倉運輸区の新設という2つの重大な攻撃を提案した。京葉構内外注化は、この10年間阻止されてきた検修・構内外注化の強行をもって、全面外注化の突破口とするものである。基地統廃合攻撃は、銚子運転区をはじめ、千葉運転区など千葉支社内の運転士や車掌数百名の大規模配転を伴う攻撃だ。「佐倉運輸区」は、この秋にも開設にむけた「準備区」が設置される。京葉外注化の10月実施とともに、7~9月が闘いの焦点になっている。
(写真 JR東日本千葉支社による運転基地統廃合攻撃に反対する動労千葉の銚子地区総行動(6月28日 JR銚子駅前】)

 闘いはすでに開始されている。動労千葉は、7月から京葉車両センターで、平成採労働者と構内運転業務を担う側にあたるエルダー社員(JR定年後再雇用の労働者)にむけた朝ビラ・街宣を開始した。また6月28日には、銚子駅と銚子運転区前に約70名が結集し、地域の仲間とともに銚子運転区廃止にむけた抗議闘争が闘われた。
 「4・9政治和解」以降、JR情勢は大激変を開始している。今回の攻撃は、分割・民営化の総決算、JR東労組とのJR結託体制の清算と一体のものだ。JR東日本は、これを契機に分割・民営化のときに果たせなかった会社主導の御用組合化にむけて動いている。再提案された人事・賃金制度もそのための攻撃だ。
 焦点は、平成採労働者の組織化にかかっている。偽装請負そのもののJRの外注化は阻止できる。外注化と基地統廃合を闘いぬき、青年部とともに平成採労働者を獲得することをもって、分割・民営化体制を打ち破ろう。
 今こそ労働運動を甦らせよう! 国鉄闘争の火を消すな。1047名解雇撤回、業務外注化阻止、新自由主義・震災解雇と闘う反原発・反失業大闘争をつくりだそう!

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