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事務局: 2011年6月アーカイブ

月刊「交流センター」6月号 発行

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■労働者の目

職場で「安全」闘争を巻き起こし、歴史的な反核運動を!
柳沢 裕子 常任運営委員 千葉勤医労

 福島では、政府が被曝線量の許容値を引き上げるという戦慄すべき事態が起きています。今まで許容されなかったものを「事故のときは例外で、安全」というこんな理屈がありますか! 「人命は二の次」という国家の本質がむき出しです。
 そもそも原子力は核兵器として人殺しのために開発された技術です。「平和利用」なんて不可能だということを、もはやはっきりさせる時です。巨大技術に「絶対安全」などありません。


 やはり、労働組合の問題です。「労働者の被曝は許さない。職場の安全を守れ」と電力会社の労働組合が闘ったら、原発は1日たりとも稼動できません。職場の安全を守るのは労働組合の重大な役割です。
 今起きている反原発運動に労働組合が結合できていないと言われています。労働組合のナショナルセンターが原発を推進してきたからでしょうが、しかし、結合とはデモに組合旗をもって参加することだけではありません。全国のあらゆる職場で動労千葉の反合・運転保安(安全)闘争を巻き起こすのです。医療職場なら、それは「人員増」、しかも職場に定着できる「正規職」の要求です。いたる所で安全を求めて闘う先に、「原発推進」の国策をその根幹で打ち砕く力がつくれるのだと思います。


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