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事務局: 2012年5月アーカイブ

月刊「労働運動」2012/5月号 発行

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■労働者の目

12春闘を闘うなかで
諸永 政廣 副代表 精研労組委員長

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 僕の職場では12春闘を必死でやっている。本当に必死だ。専従がいないから何でも現場労働者が責任を取る。これは結構大変なことだ。みんなよくも逃げずに一緒に付き合ってくれる。そのうえで楽しい闘いになっている。
 戦後労働運動の歴史を紐解くまでもなく全国至る所でこの程度の闘いは行われているだろう。いや恐らくこんなもんじゃない。激しい現場攻防、現場の同僚・仲間、家族との葛藤そして対資本、警察権力をも相手にして闘ってきたはずだ。いま僕は必死に闘っているつもりなのだが、まだガキの闘いなのかもしれない。しかしこの瞬間、僕の回りの労働者はキラキラと輝いている。「自分自身も含めて労働者なんてあてになるか!」などと腹立たしく思ったことなど忘れて、「これだから労働者は良いんだよなあ」と思ってしまう。「また、だまされた」と思いながら団結を肌で感じているような気になっている。最近なんかこんな気にさせることが多い。
(写真 精研労組、栄養科を中心に30名が春闘ストライキに突入【4月11日 東京武蔵野病院構内】)


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