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事務局: 2014年8月アーカイブ

月刊「労働運動」2014/8月号

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 (※表紙の写真は、7・1集団的自衛権行使容認を閣議決定した安倍政権に怒る首相官邸前抗議行動)

月刊労働運動 2014/1月以降からの記事 

■労働者の目
戦争協力絶対拒否の闘いを!

佐藤  賢一 常任運営委員 東京東部 自治体

 ■7月1日夕方首相官邸前
 「安倍辞めろ!戦争反対!」のコールがもう何時間も続いている。夏の湿った空気と、肌が触れ合うほど接近した闘う人々の熱気で汗がダラダラと流れていく。警察官によって人々が押し込まれた狭い歩道で、目の前の40歳くらいの女性が、両手でずっと挙げていたボードを下ろし、隣の高校生くらいの娘に黙ってそれを渡した。その彼女は交代してボードを挙げて叫び始めた。そのボードに何が書いてあるかはわからない。だが叫び続けるその親子の必死さが伝わり、その重みが胸を苦しくさせる。
 ■労働者が団結して闘えば勝てる
 集団的自衛権行使容認は安倍政権の戦争宣言そのものだ。自治体労働者として絶対に許すわけにはいかない。憲法9条は「自衛の措置も認めない」「交戦権を否定」している。どこをどう解釈しても集団的自衛権など出てくる道理はない。「全ての戦争は自衛の名のもとに始まる」のだ。戦争直後、侵略戦争を経験した労働者は、日本帝国主義との闘いを通して、革命はならなかったが、労働三権と戦争放棄を強制させてきた。「御国のために死ね」という言葉を封じ込めることに成功したのだ。だが安倍によってこの言葉が地獄の釜から引き出されたのだ。

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